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新たなる武器


今回は前回登場した魔力検査を軸に進みます。


それではお楽しみ下さい。

前回のあらすじ

足軽達は魔法学校に乗り混むための話し合いをした。


<某日某所>

話し合いから数日がたった。

今日は休日なのだが俺とリリィは学校にいる、学校関係者以外の他の人達

もいる。


確認したら冷の学校も一般人等が集まっているらしい。


場所が違えど目的は同じ魔力検査をするためだ、何故か数日の間に義務になったやつだ。


ここで検査方法を説明する、魔法でできたアクセサリー型の魔法具(俺のアルカディアの道具は魔道具)を出現させる事が出来れば魔力が有るとなる。ランクはその魔法具の質により決まるらしい、例えば素材とか装飾とか。そしてこの魔法具はランクに関わらず二つの機能がついている。

一つはアイテムボックスと呼ばれる異空間に物を収納出来ること。

二つは武器の出現、これは魔力の質や量により強さが変わる。

その他にも魔力の性質などや量に属性や特殊能力等が追加されるらしい。


けどまぁEランク狙いの俺は属性や特殊能力なんて無いだろう。


なんて考えていると先にやって居たリリィが出てきた。


「どうだった」

俺はリリィに話かける結果は予想出来るけど。

「お主の言う通りEじゃた、納得出来んのじゃ…」

とリリィはため息をする。

「まぁ気にすんな、お前は俺が守るから」

と撫でながら答える。

「な、撫でるでない!!」

何故か顔が赤い、まぁどっかの野郎じゃないからわかるけど。


なんてリリィを弄っていると「次の方入って下さい」と言う声が聞こえたどうやら俺の番らしい。


「うんじゃ、言ってくる」

余裕だろうなんて考えながら俺はテント(でやってた)の中に入る途中で聞こえた「一人にしないでよ」と言う言葉に俺はもちろんと腕を挙げて答えた。


<テントの中>

テントに入ると目の前にフラッシュがかけられたような光が現れた。

目が機能するまで数秒かかったが目がなれるとそこは…。


「神殿か…」

どうやらあの光は空間移動系の魔法だったのだろう、少なくともテントと神殿のデカさが違う。

「あっ!!足軽!!」

なんて考えていると聞いた事の有る声に話かけられた。

「よう冷」

とりあえず挨拶。

「よう、足軽。しかし凄いな違う所に居たのに同じ場所に居るなんて」

冷はすでにどんな魔法を使ったのわかってる癖にさも初体験のように話かけてきた。

「本当に凄いな魔法って」

俺も合わせる。

「とりあえず移動しよう」

俺達は移動し始めた。

ここで何故俺達があんな会話をしたかと言うと事前に調べた事で神殿に移動させられると知った時もしかしたら知り合いに鉢合わせするかも知れないのでボロが出ないように注意する事にした、ちなみに冷に出会うのは予想外の出来事だ。


<神殿の中>

神殿にはたくさんの人が居た皆順番をまっているようだ。

「どうするよ足軽」

されはもちろん。

「おんなじグループになるまで待つしかないだろ」


「だよな~」

まぁ諦めろ。そう言えば。

「リリィは終わっていたけどアリスの結果わ?」


「Sランク」

成る程ね、ここまでは順調か…。

「次の方入って下さい」

どうやら順番が思ったより早く回って来たようだ。

「そんじゃ行くか」


「おう」


神殿のさらに奥に俺達は入った、そこは光の届かない地下室だが有るものが光を発しているため暗くはない、その有るものとは…

「この魔方陣の原理わかったか魔術師勇者」

魔方陣。

「どうやら一種の召喚魔法の一つのようだ」

俺達は回りに気付かれないように会話する。

「次の方どうぞ魔方陣の中に」

どうやら最初は冷の番のようだ。

「そんじゃ行ってくる」

冷はそう言うと魔方陣の中心に向かう。

「良いですか私の言葉の蹟に続いて下さい」

係員が冷に説明する。

「わかりました」


「それでは行きますよ【我が相応しき装備をここに】続けて下さい」


「【我が相応しき装備をここに】」

冷は続けて言う、全力で魔力を注ぎながら。とりあえず腕で目隠しするか。

俺が目を保護した瞬間に強力な光が発生した目隠ししてもわかる程だ。

光は数分続き少しずつ消えていった。

そして冷の右腕にはブレスレットがはめられていた。終わりのようだ。

回りの人(係員及び他の参加者)は目を押さえているまぁあんだけ強かっ光を直視したら痛いだろう。

とりあえず他の係員を呼び冷のブレスレットのランクを測ってもらった。


予想どうりSランクだった次に武器を出現させようと冷はしたが魔法学校に入るまでは出すのは禁止らしく何の武器かわからずじまいで冷は先に帰って行った。

他の人が行動不能のために次は俺の番になった。


俺は魔力を込めないで呪文を唱えた。

そうすると微量の光が魔方陣から現れた気がつくと右薬指にシルバーの指輪が現れていた。ランクはE、やる事やったし出るか。

<足軽・リリィの部屋>

あの後俺達は俺の部屋に集まって有る事を確かめようとしていた。

「情報隔離完了いつでも良いぞ」

俺はバレないように細工をする、俺達がしようとしている事は。

「「「【【【出でよ我が牙よ】】】」」」


「出ろ」

武器の出現だ。


呪文を唱えると各自に武器が現れた。


冷は回転式拳銃リボルバー

リリィはグローブ

アリスは長剣ロングソード

そして俺は刀が現れた。ちなみに俺は呪文破棄で出現させた。


各々は自分の新しい武器を各自にし始めた。


武器も確認したことだしどうやら明日から魔法学校に転入する事になるだろう。今日は各自に休むように伝える。しかし


「何故に戦力をここまでは早く増やすつもりだ」


俺の言葉は夕焼けと共に消えていった。



今回で日常編は一時休憩です。


次回からは魔法学校編です。


魔法具をブレスレット縛りからアクセサリーに広めたりいろいろと変更してみました。読みやすくなってればさいあいです。


それでは月曜日に会いましょう。

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