魔法学校の序奏
今回は最初はコメディー後半シリアスになっております。
それでも良ければお楽しみ下さい。
前回のあらすじ
時間が時間が無かったんだ…(作者)
ク「だからってあそこまで駄作にするなよ!!」
~ヒート~
<足軽・リリィの部屋>
「前回伊集院狩野歩美達が六時から遊びに来た、その後の夜までは省かれ夜に女六人に俺と一緒に寝るか言い争いになり激論の末俺は足軽の部屋に泊まる、翌日下着が盗まれた以上」
「作者がちゃんとあらすじ書いて無いからって自分で言うなよ冷」
本当にいきなり部屋に上がりこんで第一声に何言い出すんだよ。
「そして前回矛盾している所が有ったぞ、そう何故俺はアリスを出掛けさせたんだ!!」
こいつさっきから作者に問いただしてるな。
「いやその時は俺とリリィがつけてたし」
そう昨日俺達はあの三人(アリス 佐藤姉妹)をつけていた。冷が居ないのは寝てたし家に居ないのはまずいと思ったからだ。
「後付けですねわかります」
何か今日の冷壊れてるな… 殴って正気に戻すか、その前にアコギを置いて。
「最後に「いい加減メタい発言は止めろ!!」ゴフッ!!」
結構強めに俺は殴ってしまった、反省反省。
「と言いながらも殴るな!!」
読心術でも使えるのかこいつ!!
「いや!!さっきから口に出てる!!後殴るの止めてくれ!!」
いい加減止めるか…。
「まぁわざとなんだけどな」
「どっちだ殴り続けた事か!!口に出した事か!!」
それはもちろん。
「両方に決まってるだろ」
俺は笑顔で答える。
「こいつ死ねばいいのにって目だな、ほめるな」
「ほめてねーよ!!」
その後冷は深く深呼吸しながら落ち着き始めた。
「で何のようだ訳」
俺はアコースティックギターのコードを押しながらポロンポロンと鳴らしながら聞く、上手く押さえきれてないな、自分で言うのとあれだけど。
「ファネジアについてだ」
ベーン♪
今度は上手くできたしかしねぇ。
「現状維持。だけど何故話題に出したのか理由を聞こう」
前に話して理解したと思ったんだが何故今になって聞くかねぇ。
「魔法学校の生徒達を助けたいんだ」
あれか、ここまで嗅ぎ付けたかしかし俺は知らんふりして聞く。
「何故だ?」
予想してたのか冷は続ける
「集められた生徒達は殺しをいずれ強制させられる…俺はそれが嫌なんだ」
もちろんそれは近い未来だろう、でもまぁ…。
「関係無いだろ」
俺はしれっと答える、本当に関係ない。
「関係あるだろ!!俺達なら止められる!!」
「そしてリリィとアリス達を危険に晒すのか?俺は嫌だね」
俺はそれがまたしれっと答える。
「確かに関われば危険だ、それでも…それでも…」
冷は悩み言葉が見つからないようだ、しょうがない。
「確かに関われば危険だ、だが親友の頼みなら勇者様(笑)の相手も異世界の相手もしてやろうじゃないか」
何でこんな恥ずかしいセリフを言わなければいけないのか。はぁ~。
「頼む足軽俺と一緒に英雄になってくれ!!」
「わかった、熱き英雄になってやろうお前は冷たき英雄な」
俺は普段の様子なら言わないセリフを言った瞬間。
【ピースが現れました】
英雄達の記憶
以上
ピースが現れた、前回の出現よりも激しい痛みと共に。
俺達はなんとか耐え新しい記憶を探る。
「前にもこんな事があったのか」
冷は懐かしそうに言う。
「そうだな、まぁ昔話に花を咲かすのは後だ。今すぐに下にいるリリィ達と話すぞ」
「わかった」
冷はそう言うと玄関の方に向かうそこで俺は呼び止め言う。
「一つだけわかった事があるぞどうやら俺達は記憶が封印されているようだそしてその記憶が全ての鍵だ」
「ファネジアもか」
冷は振り向き聞く。
「おそらく」
俺はそれだけを言うと冷を追い抜き下に向かった。
俺だってわからん事があるからな。
そんな事考えながら。
今回は足軽と冷の会話のみでした、正直書きやすかったです。
後二話位で魔法学校に行かせたいと思います。
次回はファネジアにどうやって殴り混むか話合います。
それでは水曜日に会いましょう。