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この異世界は、ヒーローでありふれている!  作者: やまぬこもち
第14話『不可思議な邂逅』
47/111

14-2

「ありがとうございます! では、こちらをお持ちください。」


 受付嬢から手渡されたのは缶バッジのような小さな装置だった。


「――これは?」


「魔力反応を感知して、記録する“モンスターカウンター”です。近くにモンスターが現れると針が反応して、その数を自動で記録してくれるんです。」

 

「へぇ、便利だな……」

 

「ただし、強すぎる魔力を感知すると壊れるので注意してくださいね!」

 

「絶対壊すなよ、レイ」

 

「な、なんで!? どうして、みんなして私を見るの!?」


「壊すって……私そんなドジじゃないし!」


 レイは地団駄を踏んだ。

 

「この前、せっかく買った"自動炊飯魔導鍋"を三秒で爆発させたのって……どこの誰だでしたっけ?」


 ルミネルが嫌味っぽく言った。

 

「うっ……あれは! 鍋が悪いのよ! 女神のオーラに耐えられなかったの!」

 

「もうそれ、爆発の原因ほぼお前じゃねぇか……」


「あの……タイガさん。森で黒い人影を見たっていう情報があるので……一応注意をお願いします。おそらく、一般の方々かとは思うのですが……」


「わかりました! ありがとうございます。」


 俺たちはそんなやり取りをしながら、ギルドを後にした。

 外は快晴。空は青く、まさにクエスト日和だ。


 ――ただ、心の奥底では違和感を感じていた。

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