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この異世界は、ヒーローでありふれている!  作者: やまぬこもち
第09話『女神クッキング』
28/125

9-3

「タイガさん! 今日は何を作るのかしら!」


「卵焼きとかはどうだ? 今ここに余ってる材料でも作れるしさ。」


「それはいいわね!」


「いいか? よく見て覚えろよ? それ、じゃあ――」


 俺は卵焼きを作っていく。それをいつになく真剣な眼差しでレイが見つめる。いつもこんなに勤勉ならいいのになと思うが、それほどまでに彼女は本気なのだ。


「完成だ! やってみろ!」


「わかったわ!」


 レイは卵を割るときに、殻が入ったりしている。

 つたなくも丁寧に作っていく。


 

「で、できたあ!」


 レイは子どものように喜ぶ。

 その卵焼きは少し焦げていた。


「もしかして、ベストタイミングだったりしますか?」


 ルミネルが帰ってきた。


「いい匂いだな。」


「お風呂場までいい匂いがしてきてたよ!」


 カグラとルクスの二人もやってきた。


「時間的にもそろそろ晩飯に――」


「ねえ! ルミネルたちも作ってみない!?」


 レイがそう言った。


「ああ、それは面白そうだ!」


「いいね! やろうか!」


「ふっふっふっ! 私の料理センスを見せつけてあげましょう!」


 みんなが思い思いに作っていく――



「私のやつ、すごく美味しいわよ!」


「絶対に私のやつが一番美味しいです!」


「いいや! 僕のだよ!」


「たまにはこんなのも悪くはないな。」


 全員が自分の作ったやつが一番美味しいと言い張る。

 こんな楽しい暮らしがずっと続いてほしい、そう思う。


「――俺のが絶対に一番だ!」

【あとがき】

異世界と料理の組み合わせが好きです、どうもやまぬこもちです!

言いたいことは一つだけ!

飯テロがしたい! 以上です!!

それではまた次回!


感想などなどお待ちしてます!


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