21/111
7-4
「――つまり、僕とカグラにパーティー加入して欲しいってこと?」
「ああ、そういうことだ。」
「……うむ。私は――」
カグラが何かを言いかけたが、それを遮るようにルクスが言った。
「いいよ。一旦、お試し期間をくれるならだけどね! カグラはそれでもいい?」
「……」
カグラは静かに頷いた。
「じゃあ――決まり、だな。」
俺たちは五人体制での初クエストに挑むことになった――
……まさか、このあと軽い気持ちで受けたクエストで、あんな事件に巻き込まれるとは、このとき誰も思っていなかった。
【あとがき】
最近は地の文もある程度書けるようになってしました、やまぬこもちです。
では、また次回!
感想などお待ちしております!




