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ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアはぶち壊す
51/57

201910071800

私たちは今度はユイシアさんの家に行きました。

すると。


「ピンポーン。」

誰か来たみたいです。

ユイシアさんが応対しました。

「あ、ひなたか。入っていいよ」


そこに現れたのは、あのとき(9月26日)に私がアトリエを転移させた時に展望台にいた女性だった。

「ユイ。そういえばこの子は?」

「この子?フェリシアだよ。エミリア(トオル)と同じ国で生まれた子。」

「へー初めまして。相澤ひなた。ユイとは同級生」

「こちらこそ初めまして、フェリシア・シモンズです」

ひなたさん。大人の女性です。

ユイシアさんもよりも結構年上・・・そんなこと言ったら失礼ですね。


そういえば、20年前にりゅうとして過去のユイシアさんに会っていたんだけど、その時の同級生にひなたちゃんがいましたね。

まさかのあのときのひなたちゃん?まさかね。

と言っている側から。

「あなた、もしかしてりゅう?あの体型・・・ごめん、忘れて。だって20年以上前のことだし・・・」

私は確信した。やっぱりあのときのひなたちゃんだ。言った方がいいかな?・・・でもまだ言わないでおこう。


そのひなたちゃんは、私の髪をずっと見てた。

「それにしても・・・ユイの髪もすごいけど、あなたも正直すごい。ユイよりもさらに髪が長くて、おまけにこのサラサラストレート。正直あなたたちが羨ましい・・・」

「髪を伸ばせばいいんじゃないですか?」

ひなたちゃんは髪にコンプレックスがあるらしい。

「うん。だけど私の場合、ウエストあたりまでしか伸びない・・・それにひどい癖毛。だからストレートパーマをかけてる」

髪型は私はそれで特に問題ないと思うけどね。


----


ひなたちゃんとユイシアさん、PCへ向かいました。

これから動画編集?をするそうです。


「ユイ、これが例の動画?」

「そうだよ」

「へー・・・ってどこで撮った?」

「これはね・・・」

何やら動画について二人で話をしているようでした。


私も気になるので見にいこう。


「これ、どんどん投稿してみたらどうかなと思う。私は、これは結構人気が出ると思う」

「うーん、人気が出るかどうかは別として、投稿してもいいかもね。じゃあ、この前と合わせて、今日の動画を投稿してみようか。」

「そうですよね。いいと思います。音源投稿するときもワクワクしてました」


「でも公開は数日後かな。二つともまだまだ編集するからね。」


そしてひなたちゃん。

「そうだ、ユイ。あなたと二人でライブとかしたらどうかな。」

「あ、それもいいね!後で検討しておこう。」

ライブね・・・あのライブを私でも。

「ライブって・・・・」

「大丈夫。緊張するだろう?あれくらい練習すればなんともなるから。練習すれば自信がつく」

「いや、違うんです。実はそういうの興味があったんです」

「それならなおさらだね」


ステラの箱庭《Stella's Garden》は近々、日程未定のライブやることになりました。

では、場所はどこにするか?

「ゴールドステージ」

「ゴールドステージ」

あ。意見が一致しましたね。

「フェリシアもよくわかっているよね!ゴールドステージと言うのは僕の家よりちょっと離れているライブハウスなんだよ」

「そうですよね!あの劇場。あそこ私も前に行ったことがあるんですけど」

そう、マジックショーをみたメリングーンの劇場ですね。

ユイシアさんのメリングーン側の拠点に近いらしいし・・・ってライブハウス?

「あれ劇場というのかな?浅草駅から南に行ったところにあるあそこが」

ふふ。東京側にも同じ名前の施設があったんですね。


「そうですね。二つのゴールドステージでやればいいとおもんです。」

「フェリシア・・・いきなりワンマンライブ考えていた?それだと費用がバカ高くつくし、それに僕らだけだと誰もみに来ないような」

「弱気は言わないでくださいね。きっと動画を見に来た人が・・・あ。まだそもそも音源しか公開していないんでしたよね」

「気づいただろう?だから、最初は他のアーティストたちと一緒にやるのがいいと思う」


トントン拍子で決まっていきます。


まあユイシアさんの都合もありますのでライブは11月から12月あたり?


そして色々決めてユイシアさんの家を後にした私でした。


———-


そしてスマホが反応しました。


ふぁい?ひなたちゃんからメッセージです。


「そうそう、フェリちゃん。エミちゃんからきた写真見たけどね」

あ、これスマホ買った日にエミリアさんが私の後ろ姿を試しに撮ったやつですね。

「フェリちゃんのワンピースは何なの?ミニ丈で・・・何より腰骨あたりで直線にカットされててすごくいい。」

(ふふ。後ろはね、腰から上は・・・首襟以外何もないですからね。)

「これをインナーなしで下着を見せずに着こなすフェリがかわいいなーと思ってね。これはどこで売っているの?」

「えっと・・・」

それ、実は私が創造したものですけどね。

ひなたちゃんにも作ってあげましょうか。


「でも、このフェリちゃんの背中が綺麗すぎてしょうがないの。どうやったらあんなに綺麗になれる?」

そう言われてもね・・・


----


さて時は一気に進んで10月12日。

この日はユイシアさんが休みの日です。


7:00ごろ、私はイリオゴストからペガサスを使って、10分くらいでメリングーンに行きました。

なぜかって、これでも辻褄合わせです。


そしてメリングーン側の私たちの拠点でユイシアさんと合流。

メリングーンの冒険者ギルドへ向かいます。


「でも僕はまだFだから・・・結局薬草採取だけなんだよね」

「そうですよねー」

意外といい依頼がないと思っていたら。

「フェリシア、お前たちパーティーはすでにAランクだからなんでも受けていいぞ」

「え?私はAだとしてもユイシアさんが・・・」

「まあ、これは俺の特権だ。実際すでにランク昇格試験でAになるのは確実だからな」

「は、はい。」

ギルマス(お父さん)の特権でAランクパーティーにされてしまった私たち。

(これはなんというご都合主義なの?)


そんなこんなで、その日のうちにメリングーン近隣にある三つすべてのダンジョンを私たちが消滅させたのはいうまでもありませんでした。


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