201910071330
あ、ユイシアさんからボイスチャットです。
「そうだフェリシア。この前君と一緒に撮った歌の音源を、SoundCloudにアップしていい?」
「サウンドクラウド?」
「これ、音楽を共有できるサイトなんだよ。世界中の音楽がここに集まるんだよ」
「へー。ってアップすると世界中に公開・・・ですか?地球にも竜球にも」
「悪い悪い。竜球でインターネット使えているのは僕らだけだから。と言うよりインターネットは地球のものでそれ以外の星にはないからね」
「あ、そうでしたね・・・でも公開すると私たちのことバレないんですか?」
「大丈夫だよ。匿名でも登録できるから」
「そうなんですね。ではアップしてもいいですよー。せっかく私たちが歌ったものですから。」
「わかったよ。早速アップしておくね」
「はい!・・・ってこの前撮ったのは動画ですよね?なぜ音源だけなんですか?」
「まずは音源かな、と思って。動画は・・・まあ編集に時間を取りたいだけだよ。まだ編集するところが残っているから、それが終わったら動画も投稿するつもりだよ。」
「そうなんですね。」
しばらくして。
「アップ完了!」
早速私は音源がアップされていることを確認。
私たちが歌った歌が公開されているんですね。
「そうそう、フェリシア。今からステラ・ホームの庭に行っていい?」
「いいですよー」
時差が6時間もあってとても遠いのに、セーブポイントを使えばここからステラ・ホームまですぐに行けるんです。
これってとーってもすごいことなんだと、今でも私は思っています。
-—
「はい、これがペガサスでーす」
「ペガサスか・・・初めて見たよ」
ユイシアさん、ペガサスを見にきたようでした。
「いや、昨日も見に行こうかなと思っていたんだけど、どうやら君が寝ているようだったから」
「実はここに来たのはペガサスを見に来ただけじゃないんだ。実はね・・・」
「実は?」
「ダンス動画を撮ってみない?」
「ダンス動画ですね。」
ダンス動画か・・・
あのダンスを動画に納めるんですよね。
この前ダンスを踊った時も楽しかったし、せっかくだからダンス動画もちょっとやってみたいですよね。
さて、ステラ・ホームの時計では21:30になりました。
この時間なので夜中ですね。
・・・せっかくなのでステラ・ホームの後ろ側の庭で撮りましょうか。
ユイシアさん、未発表曲を私に聞かせました。この前の歌とは異なります。
「さてと。フェリシアが簡単なダンスでも踊れないかなと思って作ってきた振り付けだけど・・・ちょっと物足りないかな」
そしてユイシアさん考案振り付けのダンス。ユイシアさんは自ら踊り披露しました。
ちなみに振り付けは後でスマホにも送るらしいけど・・・私はそんなのいらないかもしれない。
なぜなら、見ただけで全ての振り付けを覚えたからです。
「はい。ちょっとこれで踊ってみます。踊りながらさっきの歌を歌うんですよね?」
「無理して歌わなくてもいいよ。まあ、その振り付けはでも僕が適当に作ったやつだからね、もっと派手にやってもいいよ」
「はーい」
「あ、念押しするけど今回は魔法は使わないでね」
「わかってますよー。私が本気で魔法を使ったら、周辺の人たちみんな死にますからね。」
・・・とりあえず振り付けを解釈して踊ってみました。
そしてユイシアさん難しい顔をしています。
「・・・フェリシア、本当に魔法を使っていないんだよな・・・もしそうだとしたらフェリシアのそもそもの身体能力がすごすぎる。ジャンプした時の高さが普通に5mを超えてたよ。それでいてダンスをしながら完璧に歌いこなす。」
え?私は普通にジャンプをしただけなんだけどと思っていた。本当に魔法は使ってない。
「え?魔法使ってないですよ?私は普通にジャンプしただけです」
「まじかい。・・・普通空中で三回転しながら宙返りなんて、素人どころかプロでも普通ありえない。君は今まで一体どういう特訓をしてきたんだ」
「今まで?やったことといえば4000年生きている間に、魔法を使いながら色々体を動かした、ぐらいですかね。」
「・・・うん、多分それだと思う。きっと体が自然に鍛えられたんだろうな。それにもかかわらずこのモデル並みの細い体型・・・。見た目は華奢な少女なのにアスリート以上の身体能力を持つという」
そして撮影・・・の前に。
「その前に、衣装を着替えようか。ダンスの場合スカートは・・・僕も君も非常にまずい気がしてね」
「あ・・・そうですね」
私もユイシアさんも超カジュアルでおそろいなパンツルックになりました・・・ってユイシアさんもですか?
「それは、決まっているだろう?」
やっぱりユイシアさんと一緒にダンスする動画撮影になりました。
そしてユイシアさんは本番になるとダンスできますね。
「そりゃ、さっきほどほどに練習したからね」
私より動きは控えめですけどね。
とりあえず撮影は終了。
体を動かした私たちは浴室へ向かいました。
まあユイシアさんが「あのお風呂に入りたい」そうだったので。
エミリアさんから聞いたのかな?
「ユイシアさん、どうしてあそこを隠しているんですか?」
「それは、見られたくないものは隠すさ。というか君は裸なのか・・・たとえ風呂としても君は人前で全裸になっても平気なのか?」
「はい、私、裸を人に見られても平気なんです。たとえ異性であっても。なんなら街中で裸になっても私は平気ですけど、みんなが驚くのでやらないです。」
ユイシアさんあんぐりしてます。
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「そういえば今日ってユイシアさんは"昨日は仕事"と言っていたのに、結局お仕事は休みだったんですか?」
「ごめん。今日の午前中は仕事があったんだよ。」
「そうなんですね。」
せっかくなので、二人で久々にギルド依頼受けてみようとも思ったんです。
でも、イリオゴストにしろ、メリングーンにしろ、ギルド依頼を受けるとしたら朝の方がいいんでしたね。
大体2日間のことを書いていたら1週間くらいかかりました
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