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ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは魔法が使える
5/57

5

オーク群が潜むダンジョンに入り、攻略開始。

さすがSランク冒険者率いるパーティー。順調に攻略していく。


そして、8時間程度で11階層まで到達した。

ピーターさんが気配を感じて警告する。


「魔物の暴走だ。どうやらこの先で魔物が大量発生しているようだ。」


視界が開けたところに出る。とても広い。

階層全体を見渡せる場所に登り確認すると、どうやらオークなどをはじめ数千体はいるように見えた。

しかも

「やっぱりか」

「これは脱出した方がいいのではないか?これでは数が多すぎる。」

アランを含めて、皆脱出の方向で話が進んでいたが。

「一度試したかったことがあるんです。みなさん、上に上がっていますので」

「何を?」

「氷の全体魔法です。」

私は念のためこの周辺に結界魔法をかけた上で、氷に全体魔法を唱えた。


「おい、どういうことだ」

ダンジョンの階層全体が一面氷に覆われていた。そして驚愕する。

「魔物全て倒したぞ、数千体いっぺんに。」

この階層の魔物は全滅していた。実はこの階層にはオークの他にオークキングもいたし、本来ならSランク指定のはずの魔物もいた。

「こんなに大量の魔物はさすがにアイテムボックスに入らないだろうから次へ進もう」

私はもったいないと思い少しは回収しながら次の階層へ進む。


12階層。

この時点で“黒き誓い”は離脱者なしで全員到達。


しかし、12階層に入ってすぐのことだった。


「これは、ダンジョンボスだな。これを倒してコアを破壊すればこのダンジョンは消滅するぞ」

そうアランが言った時。


ぐさっ。


なんか引っかかった?ような感覚を覚えた。

そして鈍い音。

そして私が振り返ると、私以外の全員の首が...なくなり、そして倒れた。

首から血が吹き出す。つまり死んだのだ。

「え、どういうこと?...私、どうしたらいい?いや、戻るべきだよね?」

私以外のパーティーの突然の死。死は二度と覆せない。動揺して当然だった。


...でも、ここにいるのはダンジョンボスだ。でかいのに素早い。見た目はドラゴンだった。

(オークばかり出ていたのにボスだけ違う・・・)

そして、仲間が殺された恨みを晴らす意味でも、攻撃魔法は打つ。


私は水魔法と雷魔法をうち、直撃。ボスは倒れ、コアが出現。

ボスや仲間の遺体を回収の上コアを破壊すると、ダンジョンは消滅。入り口へ戻ってきた。


...1人で倒してしまった。

実はボスから攻撃を受け続けていたので結界魔法をかけたかったのだが、ボスは邪魔してくるのでかけられなかった。

それでも身体強化魔法のせいでなんともなかったのだ。

アラン並みにしたつもりだったのに、アランより相当強化されていたのだ。


—-


・・・それでも。

みんなブラックドラゴンに一瞬のうちに倒され死んでいってしまう様を見てしまい、冒険という恐ろしさを身をもって知った私だった。

多分もうダンジョンなどの冒険には行かないだろう。


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