表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは魔法が使える
4/57

4

黒き誓いが現在受けているクエスト。

それはダンジョンの攻略、そしてオーク群の殲滅だ。


そこで役に立つのがアイテムボックスの使い手。

アイテムボックスを使うことで、魔物を倒すことで得られる素材を大量に運ぶこともできる。

素材の量、時には馬車では運べないほどになるのだとか。

特に今回の魔物殲滅のターゲットがオーク。オーク自体が食料にもなり素材にもなる。

しかもオークキングなどAランク以上の魔物を含め相当数いると報告されている。

この依頼内容ではアイテムボックスが役に立つわけだ。

そして本来はこういう殲滅の時には馬車は使わず徒歩で行くものだが、今回みたいに大量の素材が見込める場合などの時は馬車を使う。これもできるかぎり多くの素材を詰め込むため。

まあオークを殲滅してそのままにするのは確かに勿体無いけど、今回は緊急の依頼だからそのまま放置でもよかったのでは?と今になって思ったが、もういい。


でも、私がパーティーに入ったんだけど、よかったのかな?と今更心配になった。

私、魔法も使えないし武器も使えないし。さっきまでただの職員だったんだけど。


「心配はいらない。馬車とかには防御結界をはる。心配になったら馬車にいればいい」

アランが気に留めてくれた。


試しにアランは馬車に結界魔法をかけた。

「ほら」

・・・というか結界魔法、大丈夫?見たかぎり私にも簡単にできそうだったけど。

「これくらいかけておけば大丈夫だろう。これで1日もつ」

ちなみに、これもすぐに魔法のやり方がわかってしまった。

私、なんで見ただけで魔法がスキルがわかるんだろう?私は魔力なんてあまりないのに。




そしてダンジョンの入り口付近についた。

「おい!すぐそこにオークが何体か・・・オークキングもいるぞ。」

早速オークがお出ましのようだ。

「君は馬車にいたほうがいい。これから戦闘になる。君はあくまで収納持ちだ。攻撃する手段はないだろう?」

「はい。確かに」


そしてオークやオークキングとの戦闘に入っていった。


アランは剣士だが魔法攻撃も使える。すごい。


そして魔術師から繰り出される様々な攻撃魔法や身体強化魔法。

そんな魔法の数々、私は全部理解をしてしまっていた。


でも、おかしい。

イリオゴストでは水も豊富で、火も魔道具が主流で、生活魔法は使われていなかったのは事実だ。

でも、学校では授業では魔法は使われていなくても、学校の行事で普通に魔法が使われていた。

なのにその時は魔法を全く理解できなかった。

イリオゴストのギルド職員になったばかりの時もそうだ。

ギルドでも魔法の行使が少しくらいあったのに、それを見ていただけでは何も理解できなかった。

私が初めて理解したのが、エミリアさんが披露したアイテムボックスだった。


・・・でもなんで急に理解できるようになったのだろうか。

謎であった。

思い当たる節としてはあの木の実だろうか?

いや、まさか。


—-


「ふう。この群れは片付けたか」

オークの群れは無事倒した。

オークにオークキング。

これらは素材になるのでアイテムボックスに入れる。

アイテムボックスに入り切らなかったら馬車に直接載せることになっているが・・・

私のアイテムボックスの容量が結構あるようで、全然余裕であった。


「ということで早速」

とアランが言った直後、アランの背後に隠れていたオークキングが迫っていたのだ。


唱えられる魔力がなくてもいい。

助けたい。


咄嗟に私は。

「パチン」

先ほどの戦闘で使われていた氷魔法を真似して行使した。

それは見事オークキングにヒット。一撃でダウン。


「...君は攻撃できなかったんじゃないのか?」

「えっと、これは初めて試した攻撃魔法です。」

「初めての魔法にしては威力高すぎだろう。...ピーターより上のレベルだ」


苦笑いのピーターさん。これでもAランクの上位な魔術師であり私より結構年上だ。


その流れで私もオークが湧き出すダンジョン攻略に参加することになった。

さっき覚えた身体強化魔法を試した結果、防御強化ができてしまったからだ。


やっぱり・・・あの木の実のせい?そんなわけがないと思う。

でもこんな効果のある木の実なんて聞いたことがない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=919463169&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ