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ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは魔王になる
39/57

201910010830

スマホの時間を見ると10/1 8:30。

"15歳の"私はイーストマーク草原で天体観測をしていたんですが、

移動魔法を使い4000年前にタイムトリップしてしまっていました。


あれから4000年生きました。

結局、私は未来へタイプトリップすることなく元の時間に戻ることができました。

普通4000年前にタイムトリップしたら・・・未来に戻らない限り元の時間には戻れないはずなんです。

しかし、私の場合は・・・元の時間まで生き延びたのです。


なので、ギルドカード上は15歳なんですが、実年齢と4000年ずれが生じますね。


結局4000年前と容姿は全く変わっていないんですが、変わったところはやっぱり髪の毛の長さかな。

ユイシアさんの髪の毛をみて、私も伸ばせるだけずっと伸ばしたいなーという考えだったんですが、やっぱり長く生きているとかなり長くなりました。


髪の毛自体の寿命があると聞いていたんですが、私の場合、髪の毛自体の寿命もとんでもないみたいです。


そんな今日はいくつか用があります。

じゃあ、セーブポイントを使って行きますか。


----


さて、まずはイーストマーク草原に到着。

イーストマーク草原の現地時刻は10月1日の2:30です。

"15歳の"私が過去の地球に移動してすぐの時間です。


私が創造で作った、あの天体望遠鏡。

高さなら地球最大の山よりも高いほどだ。

現時点で竜球最大の建造物に間違いはないと思う。


どちらにしてもこの天体望遠鏡はしまいましょうか。

(放置しておくとあとで面倒なことになりますしね)

私のアイテムボックスにはこの望遠鏡もすんなり入ってしまいました。

私のアイテムボックスって、どれくらい入るのかが正直わからない。


それにしても、"15歳の"私が作ったセーブポイントは、設置日以降なら私でも使えるのは嬉しい誤算だった。


そうそう。髪留めですが、今日からは”15歳の”私と同じ胸くらいに毛先がくるように調整しておきましょう。地面近くまである髪だと・・・あれ?と思われるので。


----


そしてアトリエです。

実はアトリエの現在の場所にセーブポイントを張っていないんです。

なので、一旦イリオゴストの元々の家に行きます。


で、アトリエへ・・・・あれ、開かない。

そうでしたね。エミリアさん、(ライゼン)の指示に従って転移門の接続を切りましたね。


でもステラ・ホームからは歩いて行ける距離でしたね。

だったら・・・・高台から飛び降りて、アトリエのある西方面へむかいます。

高台といっても家の下にあるライゼン城の頂上なので、今は0.8マイルの高さがあります。

もちろん環境を壊さない程度に歩・・スキップしますよ。それで1-2分くらいの距離かな。

それでも距離的には3マイルあるんですけどね。


今のアトリエの場所なんですけど、四方1マイルの正方形上に塀で囲われている場所にあります。まるで箱庭ですね。

まあその塀はあらかじめ私が作ったんですけどね。


あ、ブラックドラゴンがお出迎えです。

私に懐いてる。


「クロエー」

クロエ?

「ブラックドラゴンの名前ね。ひなが付けたのよ、この名前。」

「へーそうなんですね」

エミリアさんだ。


「・・・ってなんでフェリここにいるの?あの方に言われて転移門の接続を切ったはずなのに・・・でもいいか。あの方は5日間と言っていたし。」

「えーと、あの方というのは」

「・・・そう、東に見えるライゼン城に住むライゼンよ。ライゼンがこの土地を与える見返りとして、フェリを一定期間ここに入らせるなと言われたの。私も最初どういうことかわかんなかったけど。」

ライゼンは実は私なんですが・・・

「私もね、ライゼンをいつか討伐したいのね。で、アトリエの件でライゼンに助けられている関係で迂闊に倒せない。もし倒そうとしたら反撃されかねないわ。」

あー

これ、私がライゼンだったと言うタイミングを考えた方が良さそうですね。迂闊に言うと私は殺されそうです。


「それにしても、マジック・フライデーまであそこから数ヶ月かかるはずなのに・・・よくそんな短期間で来れたよね。どうやってきたの・・・」

「実は・・・」

「まあいいわ・・・フェリは私の想定を遥かに超えることをしてくれるんだから。デモンズにしたってそうだし」

そうでしたね・・・。

「どちらにしてもフェリの転移門復活させておくわ」

「はい、ありがとうございます!」


「そうそう・・・フェリはマジック・フライデーには」

「はい!行きましたよ。」

「さすがね。私たちも行ったんだけどね・・・・赤い木の実はそれなりにあったのよ。100個ぐらい」

あ、ちょうど木の実が出てきた時期でしたね。で、魔族たちはまだ取りに来ていなかったようです。

(ノアくんがくれた木の実・・・あれは去年のです。私はみていました)

「黄色いのは本当にないね。フェリは黄色いのは」

「そんなの簡単に見つかるわけないですよ。」

(それは50年に1-2個ですよ。去年2個も出てきたのは今までなかった)

「ふふ。やっぱり黄色いのはレアだからね」

「マジック・フライデーにもすでに行ったと言うことは・・・フェリはライゼン城には」

「えっと・・・」

ライゼン城の上に住んでいましたからね。


----

SIDE:ケーブル王国 国王


「国王、速報です。」

さて、またしても兵士より魔王に関する速報が来た。

「なんだ」

「魔王、デモンズの件についてです。」

「またデモンズか。あいつは懲りない。ライゼンでさえも」

「そうではないです。実はエミリア・ガーランドが倒して手に入れたとされる魔王の王冠の調査結果が出まして・・・あれこそ本物だったのです。」

そう言うことだったのか。


「結局あの王冠は本物だったのか。とすると、あのデモンズは・・・」

「過去の文献にあった情報ですが、デモンズ一族には、何者かに倒された場合には死後の間でもある一定期間生き延びる、"死に戻り"があると言い伝えられていることがわかりました。」

そう言うことだったのか。デモンズはやっぱり厄介だったな。

だが私は、エミリアには勇者の称号はあげることはためらう・・・。


----


大臣だ。一体なんの用だろうか。

「国王様。前々から思っておりましたが、なぜエミリア殿に対して勇者の称号を与えられぬのですか」

「なぜなら、エミリアは我が国の元宮廷魔術師だからではないか。そもそもエミリアは我が国の軍に対して益のある事をせず、無駄な研究ばかりしていたではないか」

「しかしながらエミリア殿はほぼ単独で魔王を倒すほどの実力があることが今回の一件でわかりました。もし今回の件で勇者の称号を与えなければ、国の信頼が落ちる可能性さえあると私は思っております」

「うむ・・・」

フェリシア、なんとBTTFせずに現代に戻ってきました。


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