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ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは旅をする
31/57

201910012230

マジック・フライデーにある大木近くに降り立ちました。


私は人間の姿に戻ります。

やっぱり10時間飛ぶとちょっと疲れますね。


そしてマジック・フライデーにある大木を私は見つめた。


旅に出て10日、ついつきました。

仲間と出会ったり、そして別れたり、そして仲間が死んだり、いろいろありました。

でもここに来たことで、一つの目標は達成しました。


で、本来ならここで私の旅は終わったのですが・・・・私には次の目的があります。

それは魔王ライゼンを倒すことですね。


あ、今日はもう遅いですね。

私もだいぶ疲れましたので、今日はここで寝ましょうか。


「え」

・・・その時私は、ある違和感に気づいた。


そう、ここにきて竜になることの欠点を見つけてしまった。

竜形態を解除すると、私は全裸になってしまったのだ。

盲点だった。


とりあえず替えの服に着替えました。

人がいなかっただけ幸いである。


・・・そしてまたしても8時間寝ていた私でした。


----


「おはようー」

私が起きた時はもう太陽がだいぶ上がっていました。

そういえば。確かスマホの時間だと6:30ですが、太陽の位置がもうお昼みたいです。

そうか、イリオゴストとマジック・フライデーだと時差が6時間ほどあるんでしたね。(学校で学びました)

なので時計を6時間遅くします。

ここ竜球はGPSというものは当然ないので手動で設定します。


さてと、私は魔王城を・・・・あれ、魔王城が見当たらない。

そうだよね。それなりに魔王城は距離があったからね。

私は、もう一つの空を飛ぶ魔法を使った。


ところが、一切魔王城が見当たらなかったのだ。

距離的に魔王城が見えるはず・・・なのに。

他のギルドの方々も、マジック・フライデー近くに魔王城があると言っていたので間違いないのだ。


その代わりに・・・見てしまった。

3000年前に絶滅したはずのある動物を見てしまった。

これって・・・・だよね。


私はあることに気づいてしまった。


光には伝播する速さがある。

つまり、とても遠くを望遠鏡でみると、実際の時間よりも過去のものが見えるのだ。

この前見た惑星の場合・・・望遠鏡で見た時はおよそ4000光年。

実はこの望遠鏡には見た位置の距離がわかるようになっていた。

確か瞬間移動というのは見たままの場所に移動するというもの。

そして、瞬間移動魔法の効果として数ns程度時間逆行するという効果を知っていたが、その数ns=光速分だとすると・・・・


そう、瞬間移動と同時に光速分の時間逆行をした。

つまり瞬間移動魔法により4000年前にタイムトリップしてしまったようなのだ。


これほど昔だとライゼン城どころか、魔王ライゼンなんてまだ存在していないのだ。確か生まれたのが大体3800年前だから・・・確か今から200年後か。

それに、確かミノバス帝国にサロバッド王国、ケーブル王国は4000年前は存在しなかった。

ということは私が見てきた街がないというのは・・・滅ぼされたのではなく街がまだ存在していないということだったのだ。


当然、私は元の時代に戻ろうと考えたりもしたが・・・

今まで試した魔法・・・転移魔法もセーブポイントも時間移動はできないようになっていた。

魔法書にも時間移動魔法なんてない・・・詰んだな。

・・・この時代で生きることが確定しましたね。


逆にいうとだ。ここ一体は誰も手をつけていない手付かずの地だということだ。

じゃあ、私、この近辺に屋敷でも建ててしまいましょうか。


まあライゼンが生まれるまで、私は生きられないと思うし。


----


うーん。どんな家にしようかな。

まあこの辺りただっぴろいからうんとでかくしようか。

でも広すぎるのもなー、そうか。広くしたい時に広くすればいいか。


考えた結果、私はマジック・フライデーから少し南東に離れた場所に家を置くことにしました。


「でも・・・ただ家だけじゃつまらないよね.じゃあ家の下にダンジョンとかどうかな」

魔法書に書いてあったダンジョン魔法。

これで家の下にダンジョンを作ってみよう。


ということで私はダンジョンを作る魔法を唱えました。

するとダンジョンコアが現れました。

このダンジョンコアを使って、ダンジョンの種類や、階層の追加や拡張、階層の構造変更を行うそうです。

ちなみにダンジョンの階層の広さ、階層数の最大は魔力次第で変わります。


私が今まで見てきたのは地下型がほとんどだったんだけど・・・

私の場合、まずは地上型にしてみます。

まずは地上部は縦・横共に1マイル、高さは0.1マイルにします。

で、階層は50用意します。物足りなかったらあとで階層を増やせるのでとりあえずこれくらいにします。

ダンジョンの移動距離・・・1階層あたり平均400マイルになり、総移動距離20,000マイルになりました。

私なら、身体強化魔法を鍛えれば1日でクリアできるようになるかもしれない。今はまだ無理だと思うけど。

そしてダンジョンといったら魔物ですよね。

私が満足できる程度にするために、D〜Sランクの魔物をダンジョン中に配置しました。

これだけ階層が広いと、1階層あたり10,000体くらいかな。

そうそう。各階層に一つ魔物の泉を置いておきます。そこの魔物が倒された場合、代わりの魔物を補充してくれます。


家の土台としてダンジョンを作りました。

というか、よくよく考えるとダンジョンの頂上に私の家と庭がある、ということでいいですね。

次は家本体です。

とりあえず私一人だけだから・・でもゆとりを持って考えて・・・


はい、想像しました。私の家です。

一人が住むとしてはとても大きいです。


今思ったんだけど、もしかして私の家が・・・・

いやまさか。確かライゼン城の形が下がスクエア状だったと伝えられているし、私の家はそんな形じゃない。

だったら私の家の名前を決めればいい。これからはここは「ステラ・ホーム」だ。


「ステラ・ホーム」は中央において・・・

残りのダンジョン頂上の土地は、まずは庭ということになりますね。


そして、警備とメンテナンス、清掃要員もあったほうがいいかな。

だったら。人型の魔物を召喚します。まずは100体程度。

私好みのやつ・・・そうだ。

"ドール"に近いサイズのやつで、体や服は可愛くて、魔力はそこそこでね。


そういえば私、"ステラの木の実"を見て以来、名前をつけるときにステラという名前がパッと思い浮かぶ。

なんか"ステラ"というのが気になったというかなんなのかな?


----


これだけのことをしたので、魔力は残り1割程度だった。

それに、お腹が空きましたね。全然食べていなかった。


さてと創造で・・・でも、私が食べ物を創造するとまだ不味い・・・

なので料理を作りましょう。何度か料理を作りましたし。やっぱりまだ・・・いやなんでもない。


今日一番気づいたこと。

最大魔力を使い果たすと、少し最大魔力が減ってしまう。

そしてある程度魔力を保持し続けると、最大魔力が少し増える。

・・・まあ私は無茶をしない限りほぼ無限というのがわかったんだけどね。


そして。

実は私、鑑定スキルは使えないと思っていたのですが、今まで無意識に鑑定スキルを使っていたようです。

私はどちらかというとある程度のモノの物質の鑑定ができる、という感じです。

(人の能力値など他の鑑定はまだできていません。)



瞬間移動魔法の方が転移魔法よりも魔力を消費する代わりに、光速分(通常数ns程度)の時間逆行をするというのは、当初から構想に入れていたものでした。


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