201910010200
もしかしてこの前覚えた瞬間移動魔法。望遠鏡を経由しても使えるのかな。
まさかね。
念のために草原の近くにあった古びたモニュメントにセーブポイントを仕掛けてっと・・・
さて、その見た場所へ瞬間移動してみよう。
そう思い、私は瞬間移動魔法を唱えた。
この時、とんでもない魔力を使う感覚がした。
遠い遠い宇宙へとんでもない速度でワープ、いや時間さえ超越している感覚。
そして、私の視界にあったのは、天体望遠鏡で見ていた場所だった。
・・・なんと、成功しました。
私、その惑星に瞬間移動できてしまいました。
・・・すごい、私。
ちなみにここ小さい草原だったんですね。
でも、やっぱり魔力はすっからかんになりました。
瞬間移動、しかもあれだけ遠いからね。
転移魔法、どころかセーブポイントを作る魔力もないし、おまけに眠くなってしまいました。
私はその場で倒れ、また寝ました。私のアイテムボックスは魔力をほぼ使わないので取り出せて安心しました。
あの時テントをしまった判断は正解だったようです。
そして起きた時は11時になっていました。
さて、よく寝ましたしセーブポイントを作って、私は元の場所に戻ります。
魔王ライゼンを倒す目的もあるしね。
さて、セーブポイントはどこにしようかな?
そうだ。違う惑星にきたんだし。
せっかくだからきた証に記念のものを作りましょう。そうだ、あのモニュメントに似た形でもいいけど・・・うーんそれだとなんかここの土地に合わなそうだから・・・祠にしよう。
そこにセーブポイントを作る、と。
普通の祠を創造し、その中にセーブポイントを作りました。
で、中州に祠を置いて、っと。
また探検しようっと。
・・・あれ、セーブポイントで移動できない?
遠いことは理由にならない。異世界である地球でもセーブポイントは有効であったからだ。
試しに別の方面へ向かうが、やっぱりダメでした。
セーブポイントがダメなら。
魔力を消費するのであまり使いたくなかったが、イーストマーク草原へ転移する魔法を唱える。
感覚的に地球に転移する時と同じくらいの魔力を使った。瞬間移動魔法、転移よりもコスパが悪い。
しかし・・・私の作った望遠鏡はそこにはなかった。
なぜだ。あの重さ、誰かが持っていける重さではない。
それなら、以前仕掛けたセーブポイントはどうなったか?
・・・モニュメントはなかったし、セーブポイントもなかった。
何これ、深夜まであったものが何もない。
そうなると、ノースホーム村とかは・・・気になる。
一旦戻ってみることに。
そういえば、この前の魔法書に竜になる方法と空を飛ぶ方法がありましたよね。
試しにそれを習得して使いましょうか。
私、竜になりました。
ではノースホールへ向かいましょう。
今は11時半で、もしかすると人が空を見ているかもだから驚かれないように高くとびましょう。
ちなみに竜形態だと時速600マイル出ました。
私が全力で歩くよりも早いです。竜になって正解みたいでしたね。
やっぱりだった。
目立つダンジョンどころか、ノースホールという村自体なかったのだ。
それだけじゃない。
ゼノアートからイリオゴストまで街が存在しなかったのだ。
王都消失のサロバッド王国・・・・
私が過ごしていたイリオゴスト、のあったところに降り立ちました。
私は絶望しかけました。
なんでことごとく街がなくなっているの・・・
私が作った望遠鏡を含めてほとんどのものがなくなっている。セーブポイントもなくなっているし。
まさか、あの魔王ライゼンが本気を出して世界を滅ぼそうとしているのか。
こうなったら一刻の猶予もないですね。
急いでライゼン城へ向かいましょうか。
でも、まずはマジック・フライデーへ行きましょう。そこは私の当初の目的地ですし。
それに、ライゼン城はマジック・フライデーの近くですしね。
確か言い伝えによると、とてもでかいお城だったと聞いています。
でも、やっぱり遠いですね。
・・・あ、海です!
私、ここ竜球で海を初めて見ました。
この海を渡るとミノバス帝国です。
マジック・フライデーは帝国の北にあります。
ところで、マジック・フライデーはどこの国の領土だったっけ?
確かミノバス帝国だと思ったけど・・・。
結構飛びましたね。
イリオゴストから10時間くらい経ちましたが、ついにマジック・フライデーに到着です。
イリオゴストからここまで6200マイル飛びました。
とりあえず、私の当初の目的地に到着です。
いよいよこの章の真骨頂へ。
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