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ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは旅をする
28/57

201909281500

「その通り、Aランクへの昇格試験となるな」


そうした経緯で、Aランク昇格試験を受けることになった私。

試験は明日からですね。試験は対人らしいのでちょっと練習はしておかないと。


ギルドの近くにある練習場がありますので、そこに向かいます。

でも、先に宿をとってあるので、宿で着替えました。動きやすい格好にね。

とはいってもただのジャージですが。


「初めまして」

「おう、新入りか?それとも他所からか?」

「イリオゴストで冒険者登録したので、余所者ですが・・・C、いや今日Bランクになった冒険者のフェリシア・シモンズです」

練習していた他の冒険者たちに挨拶する。


さて、ここでも新しい学びがありました。

新しい魔法。瞬間移動魔法。

私の視界に入っている場所に瞬間移動できるものです。まあ移動距離に応じて魔力を使います。

転移魔法を簡易化したものに近いかも。

(と思っていました。しかし後で調べたところ、全く性質が異なるものでした。瞬間移動魔法の方が転移魔法よりも魔力を消費しますが、その分(数ns程度)時間逆行するそうです。)

これでいろんな攻撃を交わしたりできますね。


今日はそこそこ練習しましたので練習場を後にしました。

みなさん、私をジロジロ見てました。


さて、今日は早めに休みました。

明日は昇格試験ですからね。


----


さて、Aランク昇格試験の当日になりました。

きちんとした魔術師の服です。まあ試験ぐらいこういうの着ておかないとね。

私はこれぐらい持っていますよ。


さて、ここの昇格試験は、対人トーナメント戦だ。

Aランクを目指すのは8名となっている。

このうちトーナメントを勝ち上がった1名のみがAランクに昇格する権利が与えられる。

もちろん相手を死なせてしまうのは失格となる。

私は気をつけないとね・・・誤って死なせないように。


最初の対戦相手。


風が得意の魔術師ですね。

なら、と思い開始と同時に風魔法で威嚇したんです。そしたらあれを見て棄権しました。

「お前さんと戦うのは俺には無理だ。魔法が強すぎる。」



次の試合。

剣士ですね。さすがAランクを目指す方です。装備が豪華です。

そうですね、私はナイフを出しました。

ナイフはほぼ使わないと思います。まあ万が一剣が当たりそうになった時の防御のためにね。


やっぱりスピードも速い。

あの瞬間移動魔法の出番ですね。

私を切りつけようとしたら瞬間移動。相手は空振りです。

それを何回か繰り返しました。でも何度も瞬間移動は面白くない。

なら、次の攻撃で私はナイフで防御。

そしたら、相手は壁に叩きつけられました。

「・・・参った!」

あ、相手は無傷です。実は相手に結界を張ったんです。


「ナイフで相手を吹き飛ばすなんてどんな力だよ」

「というかあのナイフ相当高価のものだったぞ?ナイフも高価なものなら剣より強くなるんだな」


そして最終試合。

巨漢ですね。しかも大きな斧持ち。

さっきの剣の比べ物にならないほど大きいです。

でも、その分速度は遅いです。

なので、相手の前でナイフで素振り。

なのにものすごい風圧だったようで、相手は吹き飛びました。

「・・・なんでナイフでこんな風圧になるんだよ」

降参しました。


結局、余裕でAランクに昇格しました。


試合時間が短かったのもあり、予定よりも大幅に早く昇格試験が終わりました。


新しくAランクと更新されたギルドカードも手に入れました。


次に行く先は。

北東方面ですね。


ここから帝国の帝都方面に行くには南ルートの方が安全で近いだと言われている。

でも私は近道の北ルートへ向かいます。山道なんだけど、そっちの方が「マジック・フライデー」に近いですからね。


「あ、でも北ルートは馬車が走っていないのね」

そうなのだ。馬車が走っていないのだ。

(そう、北ルートは山道に加えて、あまり重要視されていないのでほとんど整備されていないのだ)

じゃあ、南ルートに変更しようかな・・・と思ったが。

(そういえば、私には身体強化魔法があったんだ。それ使えば歩くスピードも早くなるんだ。もしかしたら馬車や早馬より早くなるかも)

そうだったのだ。今まで思いつかなかったのだ。


・・・やっぱり北ルートへ行きます。


さらば、ゼノアート。

私はゼノアートの門を抜け、北東へ向かいます。

魔術師の服だとこういう場面では使いにくいので、また動きやすい服に着替える。

今度はカジュアル全開です。


宿で休まなくてもよかったって?

だってそんなに疲れてないんだよ?それにまだ昼下がりだったので。

スマホの時計だと15:00だった。


確か次の目的地のノースホール村まで300マイルだったと思う。

ゼノアートからなら通常なら20日程度かかる。

しかもノースホール村は秘境としも知られていて、近隣の町からでもおよそ7日ほどかかるはず。

(ノースホール村は一応北ルート上にあるんだけどそのルートが貧弱だからね・・・。)


なんだけど。

私は身体強化魔法を使い、なんと3時間で到着しました。

山道でなんでそんな早く着いたんだと思われる方もいるかもしれませんが・・・・

実は山道はほぼスキップしてました。スキップといっても最大で200ftほど飛んでました。

スキップは最高です。気持ちいいです。


あとは裏技で5000ftある崖を飛び降りたりとか。

多分この裏技は普通の人がやると死にます。私には結界魔法がありますので。


そして私は気づく。

ゼノアートはここノースホールよりもイリオゴストの方が近いということに。

つまりこの高速移動使えばイリオゴストから1日でここに来れるのだ。

もっと早く気づけば・・・でもいいのだ。

フェリシアの移動速度は自動車を凌駕する。


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