表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは旅をする
25/57

201909261200

私は料理は苦手な方です。

多分創造で出した料理がまずかったのって・・・実際の料理が下手なせいなのかもしれない。

悩んでいると。


「せっかく素材があるんだ、私が料理を作るかね。調理機材はあるか?」

「あります!」

フライパンなどなどを調理道具一式をアイテムボックスから出しました。

そして火は魔道具です。イリオゴストでは魔法が使えない人が多く、火を起こすにもこういう魔道具が主流でした。

当然イリオゴストに住んでいた私も持っているのです。


ちなみに日本でも似たようなものとしてガスバーナーがありますよね。

この魔道具はあの形に近いです。


そしてバリーさんは料理を作る・・・一応私も手伝いました。

そしてお昼ご飯ができました。


いただきます!



さて、次へ進みましょう。

先は長い。


山を降り、また草原地帯に入ってきた。


そして草原地帯の中で魔物と遭遇。

全然弱かったけど、数はそれなりにいたのでそこそこ時間を使ったかな。




そして早いものでもう夕方だ。夜も近い。


灯りがみえた。小さな街だった。

ペーレスンか。ここは宿場町だ。


この街にも一応門があるのでギルドカードを見せる。

「そうか。あの障害が解消したか。馬車も通れるな」


門にはちょうどメリングーン行きの馬車が止まっていた。


そういえばペーレスンのギルドはどこだろう。

確認したところ、なんとここにギルドはなかったのだ。そうだよね。ギルドも達成依頼はメリングーンかミロアルでと言ってたし。

まあこの街は宿と観光が主な産業だからね、しょうがない。

ペーレスンのいいところといえば温泉らしい。温泉につかることで怪我や病気の回復が早くなるとか。


もちろん、ベリーさんと共にここに一泊することにしました。

温泉も料理も最高でした。


宿の客室が個室でした。

これで気兼ねなくセーブポイントが使えます。


----


セーブポイントで私の家に戻ります。

まずはアトリエへ・・・・と思っていたんですが、転移門の鍵がかかっています。

きっと留守なんだろう。


・・・おかしい。ハブまでは常に鍵を開けておくと言っていたはずなのだ。なのに鍵がかかっている。

そして、以前はWiFiの電波が来ていたのだ。しかし今は来ていない。

エミリアさんが私を拒絶する?そんなことはない。いつでも歓迎すると言っていたのだ。


嫌な予感がした。

「まさか・・・アトリエが襲撃された?」

最初はそんなことはないと思っていた。ブラックドラゴンがいるのだ。

でも、ブラックドラゴンより強い存在が来たら・・・魔王ライゼンとかが。


セーブポイントなどと比べると疲れるのであまり使いたくなかったが、私はアトリエ付近を想像して転移魔法を使う。


やっぱり予感は的中した。アトリエは綺麗さっぱりなくなっていた。

「そんな・・・・・・」


(勇者様・・・?)

・・・精霊様の声がした。

「はい。私はフェリシアです」


私の前に精霊様が降りてきた。

「フェリシア様でしたか。以前よりエミリア様は屋敷を作り、緑を育み、ここを復興しようとしておりました。しかしながら、ここに魔王ライゼンが襲来しました。」

「魔王・・・ライゼン・・・・」

「そして魔王ライゼンの魔法により屋敷は消滅しました。しかもエミリア様、ユイシア様も屋敷の中におりました。」

「ということはつまり・・・」


最悪も最悪だ。

アトリエには、エミリアさんもユイシアさんもいたのだ。

つまりエミリアさんやユイシアさんは

「殺された....」

・・・・ということになる。


私は泣いた。泣いて泣いた。


そして大切な仲間を殺したのが、魔王ライゼン。最強の魔王。

魔王ライゼンを倒す力は私にはあるのだろうか。

でも思い出して欲しい。あの魔王デモンズは私は簡単に倒したのだ。

つまり魔王ぐらい・・・


でも魔王ライゼンは、一説では神竜族の1,000倍を超えるとも言われる最強の存在と言われる。

倒そうとして、勝てるの・・・?


「フェリシア様。あなたは魔王ライゼンと同等の力があります」

「どうしてですか?」

「勇者様、つまりあなたが魔王デモンズを倒す姿を陰で見ていました。私は断言します。あなたの力は魔王ライゼンと同等の力です。」

「つまり、私には倒せる可能性があると」

「その通りです。私は信じています。あなたが魔王ライゼンを倒すことを。そして、この地でまた豊かな緑を育むことを」

はい、ありがとうございます。精霊様。

精霊様への感謝を忘れずに。


また精霊様は消えていきました。

精霊様、元気をくれてありがとうございます。


私、行きます。次の場所へ。


エミリアさん、絶対マジック・フライデーに行くときに魔王城へ行きます。

そして私は魔王ライゼンに復讐する。


誓った私は宿に戻って行った。


この一件もあり、私はしばらくセーブポイントの使用を封印することにした。


----


・・・私の家にある転移門はこのままずっと保管すると思う。思い出の一つであるからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=919463169&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ