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ステラの箱庭  作者: Arisa
フェリシアは旅をする
23/57

201909251000

えっと、私は、歩いてミロアルへ向かっています。


ただっ広い草原。

そこに真っ直ぐな馬車道がある。

馬車が走っていない馬車道を私は歩く。


単調だ。


ずっと同じ絶景が続く。

気になるとスマホのカメラで撮ってばっか。


それでも2時間くらい歩いたかな。

現在時刻は10:00。


この王国には正確な時刻はない。

街に時報の鐘があり、それの音を元に時間を知る。

確か1時間ごとに鐘が鳴っている。

それに比べて、スマホは正確な時刻を知ることができる。


スマホの時間を見ていると、実は地球と竜球との時間の流れは同じようだ。1日24時間である。

地球の日付は2019年9月25日。ここは・・・東暦2094年9月25日だった。年以外は大体同じだった。

東暦・・・確かどこかの王国の建国した年だったんだけど・・・どこの国だったかを忘れてしまった。


そして地球のすごいやつ・・・・ワイヤレスヘッドホン。これで歩きながら音楽が聴ける。

実はユイシアさんにおねだりしてヨドバシで買ってもらったの。

ユイシアさんのあの防具類は私が払ったから、つまり相殺?


まあ、それを頭にはめて再生♪


ちなみに音楽はサブスクと言うやつで指定されたものが聴き放題です。

ダウンロードもできるので、昨日のうちに気に入った音楽をあらかじめダウンロードしておきました。

だってここは圏外でしょう。



さらに2時間がたった。現在時刻は12:00。


この辺りは渓谷である。


さてと、警告ではあるんだけど、ここにはちょっと広けたところがあった。

ピクニックシート!これは前にメリングーンで買っていたやつだ。


そして私は一口サンドイッチを創造してみた。食べ物を創造するのは初めてです。


お昼です。

ヘッドホンをしまってっと。


いただきます!


なにこれまずい。なんとか一口は食べたけど・・・これはとてもこれ以上食べられない。

創造で食べ物は作らないほうがいいと痛感しました。

創造で済ませるつもりだったので、アイテムボックスには実はなにも食べ物を持ってこなかった。



「あ」

私はそれ以上に重大なことに気づいてしまった。


実はスマホの電池がなくなりました。

電気のないところでも役立ちそうなソーラー付きモバイルバッテリーは創造できたんです。なんですけど・・・

なぜかケーブルが創造で作ることができなかったんです。

こうなったら・・・



誰もいないよね。

すぐそばの崖にセーブポイントを作ってイリオゴストの私の住む家に移動。ケーブルを持ってきました。

転移魔法よりセーブポイントの方が魔力が少なくてすみます。何気に初めてセーブポイントを使った。


それだったらあっちに戻るよりも・・・

そういえば昨日あそこにセーブポイント作っていたんだった。


----


・・・ということで今私はヨドバシAkibaの1Fにいます。

なんでここにきたのかって?ただここの食べもの食べたことがなかったので、ここの食べ物食べたいなーと思ってつい。


でも・・・スマホで調べるとここ以外にもいろんな食べ物を売っているところがあるんですね。

ちょっと電気街方面へ行ってみましょう。


・・・あ、ラジオ会館ですね。確かユイシアさんがドールを買って行ったところ。

ちょっと見に行きました。かわいいです、本当に。

他にもフィギュア?とかもあるんですね。


・・・あ、お昼を買いに来たんですよね。寄り道しすぎですよね。


なので近くのベーカリーで食べ物を買って、すぐにセーブポイントへ直行しました。


----


今度こそお昼ご飯。

いただきます!



私が食べ終わった頃、冒険者らしき方が通りかかった。

「しかし一般人がこんなところで休んでいるとは。ここはダンジョンが近い」

「いいえ、私も冒険者です。はい、ギルドカードです」

「そうか、すまんな。ってフェリシアか。いや、同じダンジョンの依頼を受けているとギルドの者から聞いていてな。俺はバリーだ、先のダンジョンを攻略するつもりだ。」

「そうだったんですね。ってあなたもダンジョンの依頼を受けたんですね」


----


「それにしても、そのサンドイッチは美味しそうだな」

あ、あのサンドイッチそのままでした。

「あ、全然美味しくないです」

「いいや、うちらのものよりずっと美味しく見える」

「えっと・・・本当に食べてみます?」

本当に口にした。吐かないだろうか。

「そこらへんの保存食よりよっぽど美味しい。こんなのどこで手に入れたんだ」

全部食べたのだ。えらい。

今まで冒険者の保存食というのがあるのは聞いたことがあったけど、保存食そんなに不味いの?


ちなみに創造したサンドイッチは捨てるつもりだったんだけど・・・でも食べ物を粗末にするのはいけないですね。気をつけます。


(ちなみにセーブポイントは、WiFiを通しませんでした。)

----

SIDE:ゆい


トオルからチャットで送られてきた写真を見た僕はびっくりした。


黒いチューブトップにデニムショートパンツ、それに黒いニーハイソックスにしましまスニーカー・・・

そう、今日のフェリシアがあまりに現代日本的なコーデだったのだ。

こんなのいつ買ったんだ?


そこにいたひなたに見せると

「めちゃくちゃかわいい!」

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