表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/44

第十話

本日3話目

 今更だけど、ダンジョンマスターの部屋はダンジョンとは隔離されていて基本俺が許可したもの以外は入れないし、いろいろな設備が整っている場所だ。例えば、好きな階層にワープできたりする。基本ここで俺は睡眠をとっている。

 話は変わって手紙のことだけど、内容を読んでみたらダンジョンバトルの観戦のお誘いみたいだ。新人だから一回は見ておけってことだろう。もう少し先の話だから後回しでいいか……。

  


 朝一番に一層へ行って、ゴブリンスミスのところへすこし顔を出してみると武器がいろいろ置いてあった。ほとんど鉄でできたアイアンソードだが、ちらほら銅でできたブロンズソードや炎石と鉄をまぜて作った火属性スキルの付いた武器が見られる。だいぶ技量が上がったみたいだ。今までは鉄くずとか多かったのに……。そうしてみていると、ゴブリンスミスが俺の気配に気が付いて目を覚まし、俺に対して挨拶してくる。このゴブリンスミスとっても礼儀が正しいのが特徴だ。俺としても好感が持てるゴブリンだな。

 


 ゴブリンとコボルトたちがどんどん増えたため、いくつか集落ができところどころではゴブリンとコボルトがともに過ごしているところもある。

 いつからいるゴブリンとかダンジョンマスターの俺は完璧にわかるので、経験を十分に積んでいそうなというか積んでいるゴブリンはボブゴブリンやゴブリンナイトに基本しており、たまにすこし賢いゴブリンはゴブメイジにしている。


 ゴブリンスミスはこの初期にしたやつともう2体いるのだが、やはり最初にゴブリンスミスにしたゴブリンの腕は一番いい。このゴブリンは新入りの2匹に対していろいろアドバイスをしているようなのでたぶん大丈夫だろう。どんどん装備を作ってもらいたいものだ。武装できるモンスターはそれだけ可能性をひめているからな。

 チュートリアルブックにも特定の武器を持っていたりすると進化できるみたいな特定の条件下で進化できるレアな進化先もあるみたいだからなぁ。ぜひ頑張ってもらいたい。


 コボルトの進化先は2つしかなく、サーチャーコボルトとファングコボルトなのだが、サーチャーコボルトは必要な魔力素が150で済むのだが、ファングコボルトは500も使うのでファングが数体、サーチャーをたくさんという現状だ。ファングコボルトは牙がより凶悪になり、体格も大きくなる。ステータスに関しては


属性 地

種族 獣族

種類 サーチャーコボルト

 ランク F

 ステータス 筋力F 魔法系- 耐久F 敏捷C

 スキル 団体行動C……集団でいるとステータスアップ

     索敵D……敵を見つけたりするのがランクに応じてうまくなる



属性 地

種族 獣族

種類 ファングコボルト

 ランク E

 ステータス 筋力E 魔法系F 耐久E 敏捷C+

 スキル 団体行動C……集団でいるとステータスアップ

     強化F……ステータスをすこし上げる


こんな感じなんだけど、ファングコボルトは進化先が少し楽しみな感じ。サーチャーは普通に偵察がうまいみたいだ。





 二層を見てみると、ベビー2体がガイアウルフと一緒にホワイトドラゴン相手に模擬戦闘をしているところだった。ホワイトドラゴンはゲットしたときよりも二回りくらい大きくなってすごい強そうになっているし、ガイアウルフも()が消えて素のステータスになっている。ガイアソードの使い方がすごいうまくなっており、戦い方に幅もでているしマオやグリーも頑張ってホワイトドラゴンに食らいついていっている。二層のモンスターたちも心配なさそうだな。


 三層はというと、いつの間にかダイダロスが2体増えていました。ダイダロスっていうのは…………

属性 水属性

種族 竜族

種類 ダイダロス

ランク C-(水中外D)

ステータス 筋力C+  魔法系C(E)   耐久D  敏捷性C(E)

スキル 竜族D……敵が自分より強い場合ステータスアップ

    水魔法C……ある程度の水魔法が使える

こんなかんじで普通に水からでなければ強いです。俺B+ランクだからまあ俺のほうが強いけどね!


 



 すべての階層を見てみると、そろそろ二層のホワイトドラゴンは進化させてもよいころなのではないだろうかと思えた一日でした。ダンジョンデビューまでまだ期間はあるけどその前に観戦があるんだったなあ。

楽しみだよー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ