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ROCK  作者:
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resistance




権威権力ふりかざす

奴らにいつも

反旗翻すのは

あたしたちだった


銃に見立てた

ギターがなりたて

あいつらに

思い出させてやろう




今やすっかり

金や名誉に

とりつかれた

大人たちだが


昔はもっと

あたしたちのように

見えないものを

必死になって追い求めた

時だってあったんだろ

あんな風にはなりたくないって




屁理屈叫んで

理想掲げて

親に社会に

楯突いていたんだろ




建前ばかりで

片付けて

頭下げれば

すむことじゃないのに


カメラはいつも

間違ったことを

うつしつづけてるし


おまえたちが

語る優しさは

偽善だって

気づかないのか




権威権力ふりかざす

奴らにいつも

立ち向かうのは

あたしたちだった



嘘だとわかっている

お芝居を

いつまで

続けているんだい?


小さく芽生えた力も

強い思いも

すぐに摘み取られてしまうけれど




今やすっかり

金や名誉に

とりつかれた

大人たちだが


昔は一人部屋の隅で

誰もわかってくれないと

社会の冷たさを

なじったことも

あったんだろう


世界を変えてみせると

意気込んだことだって

あったはずだ




テレビはいつも

弱いものいじめ

スキャンダルには飛びついて


高尚な精神は

消えてしまったのか?

声高に叫ぶのは

おまえたちの役割じゃない

権威権力ふりかざす

奴らにいつも

反旗翻してきたのは

あたしたちだった

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