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一話 漏らしてしまった

漏らしてしまった。

お前らは大の大人がクソを漏らすのはおかしいんだと思ってるだろ。でも漏らしてしまったものは仕様がない。まずその後どういう対応をするかが大事だ。うわ、俺はそういう所が大人だな。よしまずトイレにばれない用に行こう。この教室からだとトイレまでには正確には230キロ。たしかに遠い、でも他の校舎に比べたらましだ。他の校舎からだと460キロ以上はあるらしい。まあ不幸中の幸いというもんだな。まず一番最初に取るべき行動は生徒に見つからない用に教室から出る事だ。これはかなり難関なステージだ、最近の生徒は臭いには敏感で誰かが漏らすとすぐに気付いてしまう。この前も俺の想像での嫁、池田先生が漏らして生徒たちに連れ去られていったからな。でも、俺は別だ。この二週間先生になってから一度も漏らしていない。というより先生として一番長くいれた存在と言ってもおかしくない。生徒が俺がお漏らししたとは思ってもいないだろう。そろそろ行動を起こそう。

俺は表情を変えず、自然に教室を出ようとした。ドアを開けようとした瞬間後ろから生徒がつぶやいた。

『何か臭くない?』

やばい。頭から冷や汗が垂れて来た。

『せんせーい、この臭い何ですかあ?』

生徒達の間クスクスと笑い声が聞こえ始めた。ばれたんだ。目から涙がこぼれ落ちた。もう諦めるしかない。

『先生としていられるのも今日までか、皆いままでありがとう。』

生徒たちはニヤけた顔でどんどん近づいて来た。そしたら頭の中で声が聞こえた。

『逃げろ』 

その瞬間体が勝ってに動き始めた。窓に向かって全速力で走り始めた。 

『わったふぁーっく!』もう訳が分からなくなった、でも止まらなかったら窓から飛びおりてしまう。しかもここは4階だから飛び降りたら間違いなく死ぬ。そう考えてる間、パリーンという音が聞こえた。そしてきずいた、窓から飛び降りてしまったと。

2話に続く...

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