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『寺男の速記』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/04/28

 ある村の寺に、寺男がいて、村の者から用を言いつかって、駄賃のようなものをもらって暮らしていた。あるとき、庄屋様からお呼びがあったので伺うと、あす、朝一番に、御城下まで遣いに行ってもらいたい、と言われたので、請け合って、その日は早く寝た。朝早く起きて、城下まで走りに走り、とんぼ返りして、庄屋様を訪ねると、朝一番と言ったのに遅いではないか、と文句を言われたので、朝一番に御城下まで行ってきました、と申し上げると、庄屋様はあきれて大笑いされた。

 庄屋様は、この男を大層気に入って、自分の息子と一緒に速記を習わせたが、朗読が始まるよりも先に書き始めるので、誤りが多く、物にはならなかったという。



教訓:早とちりをする者は、想像もしない失敗をする。解決策は、早とちりをしないことであるが、それはできない相談である。

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