お金目当ての結婚のはずが、年下夫に溺愛されていました
「ルイーズ! お前のような平民と結婚なんてしないからな!」
屋敷の玄関ホールに、その声はやけに大きく響いた。彼はそう言い捨てるなり、踵を返して馬車に乗った。
中には、どこかで見たことのある女性が勝ち誇った顔で乗っていた。
――あの子は確か、彼の家の新しいメイドだ。昔は女優志望だったとかですごく綺麗な子……。
私の元婚約者は、そのメイドと駆け落ちした。
って、駆け落ち相手も平民ですけど……!
なんて私のツッコミも虚しく、私はこの家同士の婚約騒動にまだ巻き込まれている。
元婚約者の名前はユリウス。
由緒正しい伯爵家の跡取りだ。すらっと背が高くて、艶やかな黒髪に碧眼の美男子。
そして私は、国内一の豪商の娘……とはいえ、ただの平民である。
見た目も茶色の巻き毛に、これといって取り柄のない顔。正直、お金持ちの家の娘にしてはだいぶ庶民的な見た目だと思う。
とはいえ私の父の事業は、ここ五年で急激に伸びた。
海運、商会、金融。気づけば、そこらの貴族よりよほどお金を持つ家になっていた。
昔は違った。
貴族の屋敷を訪れるたび、父はぺこぺこと頭を下げていた。私は貴族の子供たちの遊び相手として同行させられ、手品を披露したり玩具を宣伝したり……と幼いながらに父の仕事を手伝っていた。
だけど今では、立場が少し変わった。
貴族だって、何かとお金が必要らしい。
いつのまにか私たち親子は接待される側になり、待遇もどんどん良くなった。
そんなある日、ユリウスの父――エルドリック伯爵はこう言った。
「ぜひうちの息子ユリウスの結婚相手にルイーズ嬢を……!」
向こうは資金援助が欲しい。
こっちは貴族社会のコネクションが欲しい。
利害はぴったり一致した。
そうして私とユリウスの婚約は、あっさり決まってしまったのだ。
……私の意見はもちろん聞かれなかった。
豪商の娘とはいえ、私は平民の子だ。貴族との縁談に拒否権なんてあるわけがない。
それに、今まで何不自由なく暮らせたのは父のおかげだ。
ここで我儘を言って、父に迷惑をかけるわけにはいかなかった。
ユリウスとは昔から顔見知りだったし、彼と結婚する人生もいいかな……なんて最初は思っていた。
だけど。
どうやら、そう思っていたのは私だけだったらしい。
ユリウスは元々、その美しい容姿が台無しになるほど高飛車でプライドの高い人だった。
そして私と婚約してからは、露骨に不満を態度に出すようになってしまった。
嫌味も、ずいぶん言われた。
「平民が伯爵夫人になれると思うなよ」
応接室のソファにふんぞり返りながら、ユリウスは私を見て鼻で笑う。
「私だって不安よ。だから礼儀作法も勉強してるし、家庭教師もつけてるの」
そう言ったら、彼は更に不機嫌になって今度は理不尽な粗探しばかりしてくるようになった。
「ふん、下品な成金の娘が。どうせ無駄遣いばかりしているんだろう!」
私の顔を見るなりそう言って蔑むのが彼の日常だった。
でも私も我慢ばかりでなく、少しは反論をするようになった。
「そう思うでしょ? でも実は、父も私もかなりの倹約家よ。お金が大好きだからこそ、無駄遣いはしないの」
そこで話すのをやめればよかったんだけど、日頃のストレスでちょっと言いすぎる時もあった。
「むしろあなたこそ、毎回新品の違う靴を履いてくるけど……そんなに必要なの?」
なんて言ってしまって、そのあと一ヶ月も口を聞いてもらえなくなったこともあった。
……ああ。
こんなので、本当にやっていけるのかな。
そんな不安を抱く日もあった。だけど唯一の救いがあった。
彼の弟、リュシアンの存在だ。
一言で言えば、『天使』だ。
私とユリウスより五歳年下で、初めて会った時はまだ七歳だった。
ユリウスと口喧嘩をしても、私は決められた時間まで彼の屋敷を出られない。
だから自然と、私は屋敷でリュシアンと遊ぶようになっていた。
おにごっこ。かくれんぼ。疲れたら絵本を読んだり、絵を描いたり……。それはユリウスと過ごす時間なんかよりも楽しい時間だった。
「ルイーズ見て! 船の絵描いたんだ!」
得意げに差し出された紙には、大きな船が描かれていた。クレヨンで描かれたそれは、勢いがあって今にも波を越えていきそうだった。
「素敵。リュシアンって絵が上手ね」
そう言うと、リュシアンの顔がぱっと輝いた。素直な反応にこっちまで笑顔になった。
「今度、本物の船を見に行きましょう。お父様の新しい客船がもうすぐ港に着くの」
「すごい! ルイーズの家はなんでも持ってるね! 絶対に行く!」
キラキラした目でそう言われると、つい口元が緩んでしまう。
そして思う。成金の娘でよかった、って。
後ろでユリウスが「また金持ち自慢か。下品な女」なんて言って舌打ちしているけれど、気にしない気にしない。
私はただ、私を慕ってくれるこの天使を楽しませたいだけだから。
そんな関係のまま、ついに私とユリウスは十八歳。いよいよ結婚、という時になった。
その時、事件は起こった。
そう。最初に言った通り。
あの人、駆け落ちしたのだ。
よりにもよって、最近入ったばかりの美人メイドと……!
しかも屋敷内に協力者もいたらしく、駆け落ちの行き先の手がかりすら残っていなかった。
つまり私は、婚約者に完全に逃げられたわけで。
まだ入ってもいない社交界では、すでに笑いものらしい。
噂は好き勝手に膨らんで、どうやら私は『金遣いの荒い性悪女だから捨てられた』ということになっているとか。
まったく呆れるわ。私はあの人の器の小ささに、ずっと耐えてきたのに。
だけど、正直なところ少しほっとしていた。
これでもう、無理にあの人と結婚しなくていい。
そう思っていたのだけれど……事態は、さらに悪化した。
まず伯爵はショックで倒れた。
どうやらあのドラ息子は、家のお金までくすねて出て行ったらしい。しかも賭博で負けた借金を隠していたことも発覚し、伯爵家の家計は火の車。
そして我が家では、父がカンカンに怒っていた。
普段は滅多に怒らない人なのに、私を傷物にしたとかなんとかで、裁判にかけて慰謝料を払わせるだとか言いだして……話はどんどん大きくなっていった。
そんな時。
声をあげたのは、リュシアンだった。
まだ十三歳の男の子。幼なげな顔つきに輝くような金髪と碧眼。まるで絵画の中の天使のような少年だ。
だけどその瞳には、天使とは思えないほど強い意志が宿っていた。
「僕がルイーズと結婚します。絶対に幸せにします。だから兄の不祥事を水に流してくれませんか」
リュシアンは震える声で、私と父に頭を下げた。
父は顔を顰めたけれど、私は二つ返事で了承した。
……だって、見てられなかったから。
あんな子供が、家のために頭を下げて、五つも年上の、兄の元婚約者と結婚するだなんて言わされて。
……なんて、可哀想なの。
彼の姿を見て、ただただ胸が痛かった。
この結婚がなくなれば、彼の家はますます生活が苦しくなる。
いつも懐いてくれた弟のような彼に、不幸になってほしくない。
リュシアンは何も悪いことをしていないのだから。
私はその時決めた。
一旦リュシアンと婚約し、彼の家の財政が軌道に乗ったら離れよう。それまで白い結婚を貫いて、彼のために次期伯爵夫人として働こう、と。
元婚約者のことなんて、もうどうでもよかった。あの人が幸せになろうが不幸になろうが興味ないから。
私はただ、目の前のこの可愛い天使のためにひたすら頑張ろうって思ったの。
それからの日々は、思っていたよりずっと慌ただしかった。
伯爵家の借金は想像以上に深刻で、父はしばらく怒りがおさまらなかったけれど、最終的には援助を続けることに決めた。
ただし条件付きだ。結婚後の財政管理を私に任せること。そして賭博はもちろん、無駄遣いは徹底的に禁止など――伯爵は条件をすべて呑んでくれた。
そして、リュシアンはというと。
……ものすごく頑張っていた。
最初の一年は、とにかく必死だった。
領地の帳簿を読み、家庭教師に政治を習い、剣術の稽古も欠かさない。
まだ十三歳なのに、毎日くたくたになるまで勉強していた。
「そんなに無理しなくてもいいのよ」
ある日そう言うと、リュシアンは首を振った。
「無理なんかしてないよ」
机に向かったまま、真面目な顔で言う。
「だって僕、次の伯爵になるんだから」
その声には、子供とは思えない覚悟があった。
……ああ、本当にいい子だなあ。私は心の中で何度もそう思った。
だから、つい世話を焼いてしまう。
「ほら、休憩。お菓子持ってきたわ」
「あ、また甘やかす」
「いいの! 頑張ってる子にはご褒美が必要なの」
そう言えば、リュシアンは少し困ったように笑ってた。その笑顔は昔より少しだけ大人びて見えた。
それでも時々、昔のままだった。
「ルイーズ、見て」
ある日、彼は紙を差し出してきた。そこには船の絵が描いてあった。昔よりずっと上手になっている。
「覚えてる? 昔ルイーズが本物の船見せてくれたこと」
「もちろん覚えてるわ」
「僕、あれすごく嬉しかったんだ」
そう言って照れたように笑う。
やっぱり天使だ。
こんな子が不幸になるなんて、絶対に許されない。
私は改めてそう思った。
だから、伯爵家の仕事も必死に覚えた。
帳簿の整理、商会との交渉、領地経営。父の商売で鍛えられていたおかげか、思ったよりもうまくいった。
数年も経つ頃には、伯爵家の財政は目に見えて改善していた。
そして時間はあっという間に過ぎていった。
気がつけば、五年。
あの日十三歳だったリュシアンは十八歳に。
そして私は二十三歳になった。
つまり……ついに、結婚である。
教会で白いドレスの裾を整えながら、ため息をつく。
「……本当に結婚するのね」
隣に立っているのは、もちろんリュシアン。正装の彼は、見慣れているはずなのに少し眩しかった。
背はいつの間にか私よりずっと高い。金髪は陽の光を受けて輝いているし、碧眼は相変わらず宝石みたいに綺麗。
そして何より顔がいい。
……ものすごくいい。
いや、ちょっと待って。
なんでこんなにイケメンになってるの?
というか、なんで私ちょっとドキドキしてるの?
……落ち着きなさい私。
この子は五つも年下。昔は一緒におにごっこしたり、本を読んであげてた子よ。
「ルイーズ、どうかした?」
リュシアンが首を傾げる。
昔より低くなった声が、妙に耳に残った。
「いや、その……」
私は咄嗟に視線を逸らした。
「本当に結婚するんだなって思って」
そう言うと、リュシアンの頬が赤く染まった。
「僕は嬉しいよ。ルイーズが婚約を受けてくれたときからずっと、この時を待ってた」
その言葉に、私は自然と笑ってしまった。
「あなたは偉いわよ、リュシアン」
私はそう言って、彼の手を両手で包むように握った。
「家のためにあんな決断して。まだ十三歳だったのに。あなたを尊敬しているわ」
リュシアンは一瞬黙った。
「……家のためじゃないけど」
「え?」
「なんでもない」
よく分からないけど、彼も緊張しているのね。
静かに微笑む彼に、私も微笑み返した。
そして式は滞りなく終わった。
問題は、その夜だった。
初夜。
そう、初夜である。
ベッドの端に座りながら、私は真剣に悩んでいた。
隣にはリュシアン。
……いや無理でしょ。
頭の中には出会った頃の七歳のリュシアンが浮かぶ。あの頃の可愛い天使と……。
うん、無理。
「……あの」
沈黙に耐えられず、私は口を開いた。
「本でも読む?」
そう言った瞬間、リュシアンが固まった。
「……は?」
「いやほら、今日は疲れたでしょうし」
「ルイーズ」
低い声で名前を呼ばれる。
その声に、心臓がドクンと鳴った。
「子供扱いしないでよ」
「……っ」
私は言葉に詰まった。
そうよね。もう子供じゃない。
わかってる。わかってるんだけど。
でもこの結婚は、あくまで彼を助けるためのものだ。
伯爵家の借金だって、もうすぐ返し終わる。
そしたらきっと、彼にはもっといい未来がある。
私なんかじゃなくて。
「……と、とにかく!」
私は慌てて言った。
「今日は手を繋いで寝ましょ! 昔もそうやってお昼寝したわよね! そうしましょ!」
「……」
「おやすみなさい!」
リュシアンはしばらく黙っていた。
それから小さく息を吐いた。
「……わかったよ」
その声がいつもより低く、なんだか寂しそうに聞こえたけれど、私はそのまま寝たふりをした。
それからの私は、伯爵夫人として忙しく働いた。
財政は順調に立て直され、領地経営も安定してきた。周囲の評価も上がり、社交界でもそれなりに顔が利くようになった。
……ただ一つ問題がある。
リュシアンとの距離だ。
彼は結構、いや……かなりスキンシップをするタイプだった。
朝起きたらおでこにキス。出かける時はいってきますの頬にキス。帰ってきたらハグ。寝る前は鼻の頭にキス。
全部自然にスマートにやってのけるから驚いた。
もう子供じゃないんだね……。
それにしても、あんな距離間でずっと一緒にいたら心臓がもたない。
顔が良すぎる上に、最近は妙に色気まで出てきている。
お願いだからそんな目で見ないで。ドキドキするから。
ああ、だめだめ。ときめいてはダメ。
私はあなたと離婚するまでは、姉ポジションを貫きたいの。
そんなある日。
真剣な顔をしたリュシアンにこう聞かれた。
「……まだ兄上のこと好きなの?」
「え?」
一瞬、誰のことかわからなかった。
アニウエ? 兄……ああ、ユリウスか。
完全に忘れてた。
「好きじゃないよ?」
本当に好きじゃないので即答した。
するとリュシアンは疑うように目を細めた。
「本当に?」
「うん本当」
さっきまで存在すら忘れてた。
駆け落ちしたメイドとは破局したとか、また借金を作って怖い人に追われてるとか……色々と噂は耳にはしていた。だけど、あの人のことなんて心の底からどうでもいい。
どんな顔してたかも忘れたわ。黒髪でまあまあカッコよかったような記憶は微かにあるけど、リュシアンには負けるわね。
というか、なんでユリウスの話なんてするんだろう?
そう思っていると、リュシアンの綺麗すぎる顔が近づいてきた。
「兄上が好きだから、僕を受け入れてくれないんじゃないの?」
「へ? 違うよ」
どういうこと? 理解が追いつかない。
「じゃあ、僕のこと好き?」
「ええっ、え? うん。大好き」
ふぁっ、勢いに任せて大好きなんて言っちゃった。恥ずかしい恥ずかしい。
って、なんかやっぱり顔が近いな。というか、唇が近すぎる。
「ちょ、ちょっと待っ――」
パニックのまま、私は叫んだ。
「ユリウス!」
しまった。
言い間違えた。
いや、本当に自分でも意味わかんない。ユリウスのこととかどうでもいいのに、さっきまでその話してたから、つい。
思っていることと、口が別のこと言う時ってない? 今まさにそれ。
でも、もう遅かった。
リュシアンの顔が一瞬で青ざめた。
「……そっか」
リュシアンの顔は、今にも泣きそうだった。
「待って、リュシアン! 違うの!」
そう叫んだけど遅かった。彼は早足で部屋を出て行ってしまった。
やってしまった。
なにやってんだろ。
あの子を不幸にしたくなかったのに。
あんな顔をさせてしまった。
……やっぱり離婚しよう。
このまま一緒にいても彼を苦しめるだけだ。
私は準備を始めた。
幸い、今日から三日間リュシアンは王宮への出仕で不在だ。
その間に離婚の準備を進めよう。
財産の整理。離婚の書類。彼に渡す資金。せめて、これから先困らないように。
だけどこの行動が凶と出た。
帰ってきたリュシアンに書類が見つかり、執務室は修羅場と化した。
「離婚は絶対しない」
「だけど……もうこれ以上は」
「せっかく結婚できたのに。絶対逃さない」
「え?」
圧を放ってそう言う彼に、私は完全に混乱した。
「あなた仕方なく結婚したんじゃ……」
「そんなわけないだろ」
リュシアンは拗ねたような顔をする。その姿は少し子供っぽい。けれどその目は熱を帯びているようにも見えた。
「何にもわかってない。僕がルイーズと結婚したくてどれだけ頑張ったか」
そう言って、私の頬にそっと触れた。
「……ずっと好きだった。子供の頃から」
「……え?」
心臓がバクバクと飛び出しそうになった。
ずっと……?
家のために仕方なく結婚したんじゃないの?
私が目をぱちくりさせていると、彼はため息をついた。そしてその後まっすぐに私を見た。
「ルイーズはさ、僕と仕方なく結婚したの?」
「違う。そんなわけない。私はあなたに幸せになってほしかったの。そのためにはお金が必要でしょ?」
「お金じゃないよ。僕が欲しかったのは最初から君だよ」
「……っ」
当たり前だという表情でそう言われて、なにかが込み上げてくる。ずっと押さえ込んでいた、彼への気持ち。敬愛から始まったこの気持ちは、いつのまにか大きく育っていた。一生懸命なあなたの隣で。
いつのまにか距離がまた縮まっていた。
額同士が優しく触れ合って、両頬に触れられた彼の手に導かれる。
彼の息遣いを感じる。
心臓が飛び出しそうなのに、安らかでもあった。
私はそのまま目を閉じる。
息遣いが近くなって止まる。
彼の唇と重なって、ああ私たちキスしてるんだなって思った。
そして、私の幸せも『あなた』だって思った。
誤解は解けて、私たちは本当の夫婦になった。
幸せな毎日、そんなある日。
私はふと、リュシアンの独り言を聞いてしまった。
「……兄上の駆け落ち、手伝ってよかったな」
窓の外を眺めてそう呟く彼に、背後から詰め寄った。
「協力者って、あなただったのね」
「うわっ、聞いてたの? ……だって、兄上がいなくなればルイーズと結婚できると思って……」
ばつが悪そうに視線を逸らす。まるでイタズラがバレた子供のよう。
「じゃあ……あの人たちの行き先も知ってたの?」
「うん、二度と帰ってこれないようにかなり遠くを勧めたよ。のこのこと戻ってこられたら困るからね」
爽やかな笑顔でそう答えるリュシアン。果たして彼は本当に天使だったのか……。
どうやら私は、とんでもない人と結婚してしまったらしい。
だけどまあ、幸せだからよしとする。
【完】
お読みいただきありがとうございました!
ブクマ、評価、コメント等励みになります!




