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『もどれない』『基本』

作者: 安岡 憙弘

  もどれない

                              安岡 憙弘よしひろ

 わたしの目の前は真っ暗になった。その代わりにまだ残雪ざんせつをかむったけわしい山々が見えてきた。それはオセロの白と黒だったのかもしれない。普段の私は黒だ。しかし私が真に必要とされたときには、黒を白へとひっくりかえすのだ。




    基本


 哲学はすべてを疑うことからはじまります。見たもの聞いたもの、全てが実在しないのではないかと考え、それで残るものは確かなものはなにかと考えました。

 イルは一度その段階を通って、いつの間にかうたがうことを忘れていましたが、最近、昔全てを疑ったことは、実は正しかったのではないかという答えに何年もてもどってきました。

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