僕が彼女に変わるまで…①
行き当たりばったりで思いついた事書いているだけです。ぐちゃぐちゃしてきたら整理すると思う…思うよ?
変更点が御座います。詳細はあとがきに書かせていただきます。
では、少しだけ僕の話をしよう…
僕、つまり鈴木 友紀-スズキ トモノリ-はどこにでもいるようなモブ学生に過ぎない存在だった。
自分でも自分と他者の違いとして主張出来る特徴は?特技は?などと悩めるくらいのthe平凡だった。
そんな自分でも、将来自分が社会に出た時にアピール出来るモノが欲しいと思った。どうせなら大好きなゲームの為にゲーム会社に務めたいと思い、自分はこのゲームでファンになって…なんていう軽い気持ちでいた。
よくよく考えればゲーム会社に務めるならプログラミングなどについて学ばないといけない、なんていう基本的な事は考えていないで、とりあえず、どうにかなるだろう感覚でいた。
来年には自分も就活、そう分かっていながらも引き締まらない気持ちでいつものようにパソコンでいつもの面子とゲームをしていた。
このゲームでは友紀の読みを変えて[ユキ]としてプレイしていた。このゲームでは氷魔法には瞬間火力が叩き出せる技がなくあまり人気のない、しかし補助効果としては使い勝手がいい。
しかしメイン火力にはならない故に氷系統に特化したユキはパーティープレイ専門の一風変わったプレイヤーとして有名になっていた。
噂が流れ始めた頃はどんな噂か気になり、攻略掲示板を見て自分がどんな評価をされているのか確認した時は、
ユキ[白雪姫]:凍結状態にして敵の動きを封じながら凍傷でジワジワと笑顔でダメージを与えるドS。
可愛らしい容姿と裏腹にハメ殺し特化というギャップが強過ぎて一部の方々(ドM)から崇拝されている。
という表記をされていた。
やっていることはそのまんまなので否定出来ないという、氷系統は行動阻害系のサポート魔法が多い為Ptプレイでは大いに役に立つがソロプレイとなると消費を抑えた長期戦が基本となる為、瞬間火力のない氷魔法だけではMP消費の激しくになり途端に厳しくなるという。
その為、採用用途としてはほかの魔法使いでも高火力の攻撃を出すための詠唱時間を稼ぐ足止めとして少し齧る程度でメインとして採用する人は少ない。
いつものptでの攻略、ユキが敵の動きを封じ、前衛職の友人やフレンドたちが敵をタコ殴りにするというレア泥狙いのエリアの周回攻略を終え、時計を見るとちょうど1時を過ぎたくらいだった。
「ごめんなさい。明日からまた学校ですから私は寝ますね、皆さん、お疲れ様です。」というコメにより、皆も時間に気付いたのかお開きとなりPtは解散となった。
では、「おやすみなさい。」とコメントを残しログアウトをクリックしゲームを閉じた。
学校支度をしようとパソコンの前から立った、そしてゲーム画面を閉じた途端、彼の視界は真っ白に染まった。
更新は不定期ですが出来るだけ頑張ろうと思います。
変更点:いきなり王都だと村に行くイベントがややこしくなりそうでしたので王都から村に変更致しました。