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Demonic Days  作者: 白川脩
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第4話


第4話

"少女達の決意"


「ここは…何かの工場か?」


大量の患者から逃げ回り、偶然見つけた工場に避難した達也と武司。


「おっさん。これからどうすんだ?」


「速水とはぐれた生存者を探すぞ。まずは工場の中を探索しよう」


「了解」


工場は中々広かったので、2人はそれぞれ別の方向に歩き始めた。


「外は昼だってのに、やけに暗いな…」


達也が慎重に歩きながら呟く。


すると、その声に反応したかのように、近くで物音がした。


「…出て来い」


それだけ言って、物音のした方向にアサルトライフルを向ける。


しばらくしてからゆっくりと物陰から出てきたのは、有紀奈とはぐれた美咲だった。


達也が銃を下ろす。


「ショートヘアーの少女…速水とはぐれた生存者だな?」


達也が訊くと、美咲は俯きながら答えた。


「自分から…はぐれたんです」


「はぁ?そりゃどういう…」


達也の言葉を遮るように、無線機から武司の声が聞こえた。


『冴島、ちょっと来てくれ。一旦、入口に戻ってから左に進むんだ』


「はいよ。それから、早くも例の生存者を発見したぜ」


『随分早いな…。怪我は無さそうか?』


訊かれた達也は美咲を見た後、視線を前に戻して答える。


「大丈夫そうだ。今からそいつとそっちに向かう」


『了解』


達也は無線を切った後、美咲の手にハンドガンが握られている事に気づいた。


「…速水の銃か?」


「………」


「黙ってちゃわかんねぇぞ」


有紀奈に叱咤されて気分の悪い美咲は、達也の質問に答えようとしない。


達也は深い溜め息を吐き、返答を聞く事を諦めた。


「…とりあえず行くぞ。ほらよ、弾だ」


そう言ってハンドガンの弾を美咲に渡しながら、達也は心の中でもう一度溜め息を吐いた。


「(大方、喧嘩でもしたんだろうな…)」


「あの…」


達也の後ろを歩きながら、小さな声で呼びかける美咲。


「…冴島だ。お前は?」


達也が顔も向けずに名乗る。


美咲は訊こうと思った事を訊く前に言われて、驚きながら答えた。


「あ…。えっと、篠原美咲…です」


「篠原か。…速水は昔から素直じゃねぇんだ。勘弁してやってくれ」


美咲は次々と心の中を読まれ、少し焦った様子で別の事を訊いた。


「さ…冴島さんは患者を撃つ時、何か考えますか?」


「訊いてどうする」


「…何となく」


「引き金を引く時は、任務と割り切ってる。最初の内は、躊躇っていたがな」


「割り切る…?」


達也は何かを考えていた美咲に、顔だけ向けて笑って言った。


「お前さんも、"生き残るため"って割り切っちまえばいい。一々敵に同情してるようじゃ、まず生き残れないぜ」


「生き残るため…ですか」


達也の言葉を訊いた美咲の表情が、さっきまでとは明らかに変わった。



2人が入口の前まで到着した時、武司が居ると思われる方向から銃声がした。


達也は一瞬立ち止まったが、美咲を見た後、背中に背負ったアサルトライフルを手に持ち、なるべく足音を抑えて歩き出した。


美咲が歩きながらささやく。


「敵…ですかね?」


「わからん。ただ、発砲したのは患者じゃねぇだろうな」


銃声がした現場まで着くと、武司が自分で射殺した患者の死体をショットガンで小突いていた。


「…遅かったな」


「…死んでるんだな?」


達也が死体を見ながら訊くと、武司が無言で頷いて見せる。


その後、視線を美咲に移した。


「君が例の生存者かい?」


「篠原美咲です。よろしくお願いします」


「礼儀正しいお嬢さんだな。…山口武司だ」


武司が笑顔で手を差し出すと、美咲も笑ってその手を取った。


達也はアサルトライフルを背中に掛け、無線機に向かって話し掛ける。


「速水、例の生存者を確保したぞ」


『本当?よかったわ…』


無線機の向こうから、有紀奈の安心した声が聞こえてくる。


「とりあえず合流するか?それとも、手分けしてもう1人の奴を探すか?」


『彼女が心配だわ。一刻も早く見つけたいから、別々になって探しましょう。私達は"ベータ"に行ってみるから、あなた達は"ガンマ"に行って頂戴』


「了解。見つけたら連絡する」


達也が無線を切ろうとした時、美咲が声を上げた。


「あ…あの!」


悟った達也は何も言わずに美咲に無線機を渡す。


受け取った美咲は、泣きそうな表情で無線機に喋り始めた。


「有紀奈さん…すみませんでした」


『美咲ちゃん…なの?』


有紀奈の声は様々な感情を感じ取れたが、安心した様子だった。


有紀奈の声を聞いた美咲の目に、じわりと涙が浮かぶ。


「私…勝手な事して心配かけちゃいましたよね…。本当に…」


『それ以上言わないで。私だって厳しく言い過ぎたわ。あなたが無事だっただけで、私は嬉しいの』


有紀奈は美咲の言葉を遮るようにそう言った。


「有紀奈さん…」


『今はその2人に協力してあげて。後で合流しましょう。…絶対に死んじゃダメよ』


美咲は通信が切れたのを確認し、無線機を達也に渡した。


「…大丈夫か?」


達也が無線機を受け取りながら、美咲を見て心配そうに訊く。


訊かれた美咲は、制服の袖で涙を拭い、笑顔を作った。


「はい、大丈夫です。私、"生き残るため"にもう迷わない事にしました。さぁ、行きましょう!」


「その意気だ。何してる冴島、早く行くぞ!」


歩き始めた2人を見て、達也は小さく呟いた。


「やれやれ、元気だな…」



「美咲は…無事なんですか!?」


無線の向こうの美咲と話し終わった有紀奈に、晴香が慌てた様子でそう訊いてくる。


「えぇ。今は私の仲間と一緒にいるわ」


「よかった…」


安堵の声を漏らす晴香。しかし、有紀奈は俯いていた。


「でも…ごめんなさい。私の注意不足で、風香ちゃんが…」


「そんな…。一番近くに居たのに、気づかなかった私がいけないんです…」


晴香が泣きそうな表情になると、有紀奈は人差し指を立てながらこう言った。


「…ここはお互いの意見を取って、どっちの責任でもある事にしときましょうか」


「…え?」


有紀奈は笑顔で晴香を見た。


「そういう訳だから、2人で絶対に風香ちゃんを探すわよ。私達には責任があるからね」


「…はい!」


2人は無線での会話にも出てきた場所、"ベータ"に向かう事にした。


道中、晴香がもじもじした様子で有紀奈に話し掛ける。


「あの…速水さん」


「有紀奈でいいわ。…何かしら?」


「私にも、武器を貸してもらってもいいですか…?」


「武器…ね。渡せるのはこれぐらいしか無いけど…」


有紀奈はそう言って、少し大きめのナイフを取り出した。


「お借りしても…いいですか?」


「構わないけど、急にどうしたの?」


晴香はナイフを受け取った後、恥ずかしそうに答えた。


「美咲が戦ってるんだから、私も戦わなきゃ…って思って」


それを聞いた有紀奈は、思わず吹き出した。


「あははは!なるほどねぇ…ふふふ」


「す、すみません…やっぱり変ですよね…?」


「変とは言ってないし、思ってもないわ。ただ…」


「ただ…?」


有紀奈は笑いを堪えながら言葉の続きを言った。


「"可愛いな"って…」


「う…うぅ…」


晴香が恥ずかしそうに俯くと、地面に何か光る物を見つけた。


「有紀奈さん。これって…」


「薬莢ね。誰かここを通ったって事かしら」


2人が正面を見ると、そこは公園の入り口だった。


有紀奈が公園の看板を見ながら晴香に訊く。


「ここは…?」


「緑木公園って言う公園です。結構広いですし、誰か人が居るかも…」


「それなら少し探索しましょう。風香ちゃんも居るかもしれないわ」


「わかりました」


2人は入り口にあったバリケードを退かし、公園の駐車場に出た。


一番先に2人の目に入った物は、患者に惨殺された人間の死体だった。


えぐり出された腹の中身が死体の周りに散乱し、頭はもぎ取られたのか、無くなっていた。


「ひっ…」


「見ちゃダメ…。進みましょう」


晴香は有紀奈の腕に顔をうずめて、死体を見ないようにして歩いた。


駐車場を抜けると、公園の案内板を見つけた。


「噴水エリア、遊具エリアに別れているのね…」


「どっちに行くんですか…?」


有紀奈は噴水エリアの奥にある、噴水を管理する建物に目を付けた。


「この建物の中に、生存者が居るかもしれないわね」


「噴水エリアならよく行ってたんで、案内しますね」


「助かるわ」


その時、駐車場の方向から何かが歩いてきた。


それは、さっきの死体からもぎ取った頭を手に持った患者だった。


「くっ…。趣味悪いわね」


有紀奈はそう呟くと、サブマシンガンを構えて患者の頭を撃ち抜いた。


「有紀奈さん!周りにも居ます!」


晴香に言われて周りを見渡すと、数体の患者がこちらにゆっくりと近付いて来ていた。


有紀奈は噴水エリアへの道を塞ぐ患者だけ撃ち、晴香の手を掴んで走り出した。


「逃げるわよ!相手してらんないわ!」


しばらく走ると、前方に大きな噴水が見えた。


そして噴水の近くに、他の患者から逃げている生存者が2人居た。


有紀奈が、その2人に声を掛ける。


「あなた達!こっちよ!」


生存者達が気付いてこちらに走って来る。


その時、晴香が異様に濁った噴水を見ながらこう言った。


「ゆ…有紀奈さん…。この噴水、何か変です…!」


突然、噴水の中から大量の患者が飛び出して来た。


噴水の近くに居た生存者の2人は、為す術もなく噴水の中に引きずり込まれる。


その付近の水が、あっという間に赤くなった。


「噴水から離れるわよ!急いで!」


有紀奈は手榴弾を2つ取り出し、ピンを抜いて噴水の中に投げ込んだ。


晴香が建物への最短ルートを選び、有紀奈と走って向かっている間に手榴弾が爆発する。


噴水の中に居た患者は勿論、近くに居た患者も爆発に巻き込まれてバラバラになった。


「…1つでよかったかしら?」


「…よかったですね」


2人は跡形も無くなった噴水を一目見た後、目的の建物へと歩き出した。


建物までの道は、左右が木々に囲まれた遊歩道であり、患者が潜伏していた場合、奇襲される可能性が高かった。


「気を抜かないでね…」


「………」


緊張のあまり返事を忘れる晴香。


その時、予想通り木の陰から患者が姿を現した。


患者が晴香に掴みかかろうとするが、それよりも早く晴香のナイフが患者の首に刺さる。


しかし、そのナイフは致命傷にならず、患者が晴香のナイフを持つ手を掴み、噛みつこうとした。


歯が当たる寸前に、有紀奈が患者の頭を撃ち抜いた事で、晴香は助かった。


「う…あ…」


有紀奈が居なければ死んでいたという恐怖で、上手く言葉が発せない晴香。


有紀奈は晴香の手を見ながら不安そうに訊いた。


「噛まれてないわね…?」


「は…はい…。大丈夫…です…」


震えた声ではあったが、有紀奈は安心した。


その時、いつの間にか有紀奈の背後に居た患者が、手に持った鉄パイプを有紀奈の頭に振り下ろした。


「ッ…!」


その場に倒れる有紀奈。

突然の出来事に、晴香は自棄になって患者に突進し、馬乗りになってナイフを何度も突き刺した。


晴香が我に返ると、患者の顔はただの肉塊になっていた。


「有紀奈さんッ!」


晴香が有紀奈を揺すると、彼女はゆっくりと苦しそうに起き上がった。


「くぅー…。一瞬、視界が真っ白になったわ…」


「だ…大丈夫なんですか?」


「何とかね。ふらふらするけど…」


不安に押し潰されそうだった晴香は、思わず有紀奈に抱き付いて涙を流した。


「大丈夫よ。噛まれない限り感染もしないし、鉄パイプぐらいでくたばるもんですか」


それから目的地に到達するまで、患者と遭遇する事は無かった。


その道中、有紀奈がこんな事を言った。


「あの時、いきなり噛みつかれてたら終わりだったわね…。私、主人公なのかしら」


「…はい?」



和宮病院…


茜が薬品庫の扉に立ち、風香を見ながら小声で言う。


「いい?3.2.1で開けるわよ?」


「待って。"1"で開けるの?それとも1の"後"?」


「…え、普通は1の"後"じゃない?」


茜がキョトンとした顔で訊き返す。


「でも、1の"後"だと正確なタイミングがわからなくない?」


「確かに…。でも"1"で開けるとしたら"い"で開けるの?それとも"ち"の所?」


「…"ち"じゃない?」


「…え、本当?」


「あーもう!行くわよ!」


「ちょ…」


面倒臭くなった風香が突然、扉を蹴って開けた。


幸い、薬品庫の中に患者は居なかったが、茜は溜め息を吐いた。


「あのさぁ…。中に敵が居たらどうしてたの?」


「あんたが何とかしてたでしょ」


「全く…」


薬品庫の中には、見たこともない薬が多かったが、止血剤や痛み止めなど使える物もあった。


「一応、持って行きましょう。ほら、あなたも持っておきなさい」


「ねー茜。私も武器が欲しいんだけど」


風香は薬品庫の中を探していたが、武器になりそうな物は無かった。


「そうねぇ…。デッキブラシとかどう?」


「バカにしてんの?」


「案外使えるわよ?最初は威力無いけど、先端を折れば先が尖るし、包丁を組み合わせれば…」


「やだ!デッキブラシなんかやだ!」


風香のわがままに、茜は腕を組んで困った。


「はぁ…。じゃあどういう武器がいいのよ」


「…剣とか?」


「…銃なら貸すわよ」


「あんたはどうすんの?」


茜はハンドガンを風香に渡すと、大きく伸びをした。


「テコンドーって知ってる?」


「聞いたことはあるけど」


「そ、じゃあ行くわよ」


「何で訊いたの」


2人が廊下に出ると、すぐ近くにある階段の方から、患者の足音が複数聞こえた。


「…多いわね」


「逃げる?」


「そうね…。ついて来て」


2人は通路の反対側にある階段に向かった。


しかし、その階段の近くにも既に、多数の患者が彷徨いていた。


茜が忌々しそうに患者を見て呟く。


「挟まれたわね…」


「茜。どっちかを殲滅して突破するしかないんじゃない?」


風香の提案を聞いた茜は敵の数を見比べ、少ないと判断した前方の階段に向かって進んだ。


「後ろの奴らが来る前に片付けるわよ」


「あんまり無理しないでね?」


何も持たずに敵に近付いていく茜の姿を見て、風香は思わず不安になってしまう。


しかし、茜が近くに居た患者に跳び蹴りを放った瞬間、風香の不安は一瞬で消し飛び、今度は思わず見とれてしまった。


「ボサっとしてないで、援護して頂戴!」


「あ…あんたが邪魔で撃てないのよ!」


素直になれない風香は"見とれてました"なんて、口が裂けても言えなかった。


結局、茜が1人で患者を全滅させ、風香は一度も引き金を引かずに終わった。


階段を登りながら、風香が呟く。


「ご…ごめん」


「まぁ、中学生にいきなり銃渡しても使えるわけ無いわよね…」


「銃、返すね」


風香が差し出したハンドガンを、茜は受け取らなかった。


「それでも持ってなさいよ。何も無いよりはマシでしょ」


「わ…わかった」


階段を登りきると、やけに静かな3階の廊下に出た。


茜は患者が追ってきていない事を確認し、廊下を見渡した。


「ところで、お母さんの部屋の番号、わかるの?」


「………」


「だと思った…」


「か…片っ端から見てけばいいじゃん」


「気が遠くなるわね…」


2人は廊下を歩きながら、扉のプレートに書かれた名前を見ていく。


風香が探している途中で、思い出したように言った。


「ちなみに"赤城"って名字ね」


「今言うのね…。…あ、あったわよ」


「え…?」


風香が茜の方の扉を見てみると、確かに風香の母親の名前がプレートに書いてあった。


「母さん…!」


扉を開けて部屋に入るが、中には誰も居なかった。


「…誰も居ないわね」


そう言って部屋を見渡す茜。


すると、机の上に何かを見つけた。


「風香ちゃん。この携帯、お母さんの物?」


「そうだけど…。未送信のメール?」


風香の母親の携帯に表示されていたメールには、以下の文章が書かれていた。



"晴香と風香へ"


"母さんの病気は原因不明の物らしくて、助かる可能性はかなり低いらしいの。だから、まだ意識のある内にメールを送っておくわ。本当は電話が良かったけれど、今の時間は2人共、学校だもんね。これから母さんはあなた達を手伝えないけど、2人は強いから大丈夫だよね?晴香はお姉ちゃんとして、風香の面倒を見てあげてください。風香は晴香の言うことをちゃんと聞いて、時には家事を手伝ってあげてね。


ずっと、見守ってます。


母さんより"



読み終わったと同時に、部屋の奥から物音がした。


2人が固まって見ていると、物音を立てた"それ"が姿を現した。


「母…さん…?」


"それ"は変わり果てた姿の風香の母親だった。


何も言わずに、ふらふらした足取りでゆっくりとこちらに近付いてくる。


「母さん…返事してよ…。ねぇ…!」


風香が目に涙が浮かばせながら呼び掛けるが、"それ"が反応する事は無かった。


「嫌だよ…こんなの…。何とかしてよ、母さんを元に戻してよ!ねぇ…茜!」


茜が俯いて答える。


「残念だけど…一度感染したらもう…」


それを聞いた風香は、変わり果てた自分の母親をもう一度見た。


そして、手元にあるハンドガンに視線を移す。


「…そっか。母さんはもう元に戻らないんだ…。私の名前を…もう二度と呼んでくれないんだ…」


涙を流しながら、ゆっくりとハンドガンを構える。


「母さん、苦しいよね?…これが最後の親孝行だよ」


風香は最後に、変わり果てた母親に笑顔を見せた。


「今までありがとう。私、頑張るから。だから、安心して眠ってね。母さん」


そして、引き金を引く。


「おやすみ」


第4話 終




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