第一話 中学生最後のサーブ
えー、はじめまして、トワイライトです。僕はソフトテニスが好きなのでこの様な小説を書きました。一応、現実味のある小説にしたいと思っているのでよろしくお願いします。
ギャグもいれるつもりなので、楽しんでください!
時は六月、中学校のテニスコートで試合があっている。
ソフトテニスの試合だ。
ここで、ソフトテニスの説明をしておこう。まず、テニスには硬式と軟式がある。硬式は、ツイストサーブやスネイクを打っている少年達がやっているテニスだ。主に硬いボールを使っている。
そして軟式はあまり知られていない。軟らかいボールを使っているテニスなのだが硬式と違い、一人ではなく二人で試合をする。
硬式と比べてスピードは劣るが、技術で勝るとも劣らないテニスだ。ここで大まかな説明を終わるが、細かいルールはのちほど。
試合は最後の試合だか決勝ではなく、三位決定戦である。
審判は
「アドバンテージレシーバー!」
とコールをすると、ユニホームの背中に『暁中 渚』と書いてある少年がサーブを打った。ボールを空に向かって投げて、ラケットをふりおろす。上サーブであった。スピードはなかったが、サービスエリアには入った。
そのボールを相手が打ち返してきた。強くではなく、ネットギリギリに落とすドロップショットである。
『渚』という少年は
「またか…」
と思いながら取りにいった。とどいたのだがネットに引っ掛かり、審判が
「ネット、ゲームオーバーゲームセット!」
とコールして試合は終了した。
勝った方のペアは喜んでいた。なんせ次の大会に進めるのだから。
しかし『渚』少年のペアは悔しがっていた。次の大会に進めないのと、最後の試合だったので。泣いていた。
そして、その誰よりも泣いていた少年『渚』こそ、この物語の主人公である。
次は、試合の終わった後と、高校受験の物語になると思います。ソフトテニスのコトもちゃんといれるつもりなので。