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香りが守るもの

作者: 紡 獅兎


香水というと敷居が高いイメージがありますか?

それに見合った香りがあってリラックス出来るんです。


特に人に香水を選ぶ時は難しいですよね。

その人のイメージで香りを選ぶまでは良いんですが、

香りが好みでなかった場合があるからです。



「あの子にはどんな香りが良いかなぁ...」


おや、彼方のお客様が悩んでいますね。

ちょっと失礼致しますね。



お客様、香水をお探しでしょうか?

何かお手伝いできることはありますか?


「じゃあ...お願いします。大切な子にあげたいんです」


畏まりました。

では、その方の好きな香りなどありますか?


「花や蜂蜜、檜などの香りが好きです。」


では、コチラは如何でしょうか?

コチラは、チェリーブロッサムの香りでして、体温や動きに応じて香りが変化するんです。


香りも3種類の花などを使っておりまして、

人気で御座います。


香りのサンプルはこちらになります。

お客様の大切な方はお花が好きと伺いましたので、

藤の花を添付されてはいかがでしょうか?


「藤の花...ですか?確かに色合いが良さそうですね。」


色合いだけでなく藤の花は魔除けにもなります。

大切な方を守ってくださいますよ。


「あの子を香水と藤で守れるなら...お願いします。」


はい。承りました。

ご購入ありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。



お待たせ致しました。

藤の花は魔除けとして有名ですからね。

おや、お客様も藤の花をご入用でしょうか?

はい。畏まりました。

では、お持ち致しますので少々お待ちくださいませ。


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