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三時の昼食

作者: 藤沢裕

暗かった。とても暗かった。


その日、私は海に沈んでいるような感覚の中、昼食を取っていた。時刻は午後3時。

やっと私の部屋に太陽の光が入ってくる時間だった。


『ほんと辛いわ』


彼が言った。


『同感』


SNSに毒されている私は吐き捨てるように呟いた。


『どうしようかな』


彼は泣いていた。


『死ねば?』


youtubeの動画の字幕を目で追いながら私は言った。


『そんなこと言うなら一緒に…』

『いいよ。』


言葉を遮って私は彼の目を見た。

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