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タッグトーナメント(9) ☆

 ダンジョン修行から3日後。

 タッグトーナメントの二回戦に挑むため闘技場に行くと、会場の特別席へと案内された。

 正反対側にある実況席には2人の人物がいるのが見えた。


「さてさて、皆様お待ちかねタッグトーナメントのお時間がやって参りました! 実況は一回戦に引き続き私アルクルがお送りします! 解説は前回のチーフから交代しまして、受付嬢のスピカ先輩にお越し頂いています!」

「みなさんこんにちはですニャ! 闘技者の事ならスピカにお任せですニャ。今日は解説頑張りますニャ!」


「では一回戦の結果から振り返りましょう。Aブロック勝者は死の魔弾(デスバレット)レゾフ&凶眼イーヴルアイアーヴィッツ チーム! レゾフ選手の必殺技が決め手となりました!」

「不意打ちというのもありましたニャが、巧みな連携を崩してからの反撃は見事でしたニャ。次はどんな手を使うか見ものですニャ」


「Bブロック勝者は幻想騎士ワンダーナイトノア&精霊射手スピリットアーチャールウィミス チーム! 実力と人気を兼ね備えた赤青の貴公子を瞬殺という前代未聞の試合をやってのけました!」

「ノア選手が動いたらすでに決着が付いていた、何をしたのか分からないと複数人から報告がありますニャ。解説殺しなお方ですニャ。両貴公子の女性ファンは活躍を見ることが出来ずお気の毒でしたニャー」


「Cブロック勝者は紅玉の瞳(クリムゾンルビー)クラウディア&百技ひゃくわざのコピー剣士ユーリ チーム! 神と鬼を制して2回戦進出を決めました!」

「めぐるましく展開の変わる、見どころのある一戦と評判でしたニャ。ユーリ選手がまたスキルを憶えたようですニャし、今後も活躍に期待ですニャ」


「Dブロック勝者はゴーレムマスター・アスカ&鋼鉄操手アイアンオペレーター・リリア チーム! 相手チームの妨害も何のその。圧倒的物量で決着を付けました!」

「まさかゴーレムがあんな事になるなんて。でも、めちゃくちゃ盛り上がった試合でしたニャ。次の試合にも期待が持てますニャ」

「以上が一回戦の試合結果でした。そして今日はその二回戦目! A対BブロックとC対Dブロックのバトルとなります!」

「今日を勝ち越せば次は決勝戦ですニャ。ますますヒートアップするタッグバトルに期待ですニャ」


 開始前だというのに観客席からは歓声が上がった。

 皆、いつもと違う闘いの熱量に期待している気がする。

 最初のタッグバトルを観戦したい所だったが、スタッフから控室への移動をお願いされたのでしぶしぶ移動する。


 また瞬殺で決着付くんじゃないだろうか……と思っていたら、その不安は的中した。

 控室のスタッフあまたも慌てて準備してたからだ。

 勝利したのは幻想騎士ワンダーナイトノア&精霊射手スピリットアーチャールウィミスチーム。

 まさかそこまで強い奴がこの大会に出場してるとはな。

 とはいえ、今日のバトルに勝ち抜かなきゃ意味はない。


 数分後、俺達は決闘場へと立っていた。

 所定位置に付いたタッグバトルに相手を観察する。

 黒髪ツインテールのお姉さん、ゴーレムマスター・アスカ。

 服装は以前見た通りの軽装だが、砂から出したゴーレムには随分苦しめられたっけ。


 もう1人は、金髪をツインの縦ロールにした背の低い少女。

 貴族のお嬢様然としてるけど、確か名前は……リリアだったか。

 鋼鉄操手アイアンオペレーター・リリア。

 見る限り武器は持ってないけど、どう闘うんだろうか。


「ユーリ君、また会えたわね。元気そうで何より」

「ども。まさかタッグバトルに出てるとは思ってなかったですよ」

「偶然にも、良い相棒パートナーに出会えたからね」

「そちらのお嬢さんが……ですか」

「ええ。キミの被検体サンプルとして良好な戦闘データを期待してるわ」


 アスカは自信を持って発言していた。

 そこまで言わせるリリアという少女は一体……。

 そう思っていると、試合開始を告げるゴングが鳴り響いた。


作者の諸事情につき、今週から毎週金の23時過ぎの週一回更新に変更いたします。

明日・明後日の更新はございません。

よろしくおねがいします。

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