報告とゾラム侯爵の依頼
トキ達は執務室から応接室に移動して話を行う。
入口の奥側のソファーにスーサ、ゾラム。
机を挟んで対面にトキが座る。
ガデルとアーニアはソファーの後ろに立っている。
ヴァルカには門でのリケラ達の登録終えたヴァイスに
冒険者ギルドへ依頼完了して報酬貰うように
言伝を頼んでいる。
「本来なら冒険者ギルドに話して依頼完了としたいが
スーサイドの報告ならスーサも
聞かないといけないよな?領地だし?
どうせヴァルカから聞いてんだろ?
ヴァルカと会ってからの俺のスーサイドでの生活?
隠す事だったが自重辞めたからな?
反乱軍の糞どものせいでなあ!!
ふぅ…すまない気分が高ぶった…
簡単に言えばスーサイドで暫く暮らしてた!
その時にグランドラ倒してるから・・・って
何驚いてんだよ!!聞いてたんじゃないのかよ?」
スーサとゾラムは口開けて驚いてた。
「いや、聞いてたけどね・・・
グランドラ倒したのが岩竜とゾラム侯爵に
貸してるアシュラグリズリーとケルベロスと
聞いていたんだよ…諜報部隊からね…
そしてその3匹の飼い主と聞いてた…
父さんから聞いた話はね?
・スーサイドは橋が出来ている。
川までしか調査出来なかったんだよ…私達はね?
・魔物が人と同じ作業している。
農業、治水調査、鍛治が出来るとね?
・ヒュドラを倒した。三つ首と五つ首。
三つ首は息子達が、五つ首はトキ君1人で。
・川が激流から緩やかな流れになっている。
・武闘大会を始めた。負け抜きルール。
岩竜、フィル、ルティ、ブラッド、ヴァイス、
父さん、ガデルは後ろの男性だね?
凄いね君は!ブラッドに勝つなんてね!
確か武闘大会は岩竜VSルティ、ブラッドVSガデル、
ケルベロスVSフィル、父さんVSヴァイス。
勝ったのがルティ、ガデル、フィル、父さん。
そしてブラッドVSケルベロス、岩竜VSヴァイス。
勝ったのがケルベロス、ヴァイス。
ブラッドVS岩竜は両者負傷で出来ずだよね?
聞いて驚いたよ!ヴァイスが白髪になった理由も
これで理解したんだからね?
息子が危険度ランクSSのボスに勝つなんてね…
喜んで良いのか分からなかったよ?
強くなって欲しかったがそこまでいくとね・・・
・ヒュドラの戦い方に対する説教。
・説教終えて落ち込みの雰囲気で紹介された。
・父さんと駆け引きで勝った
としか聞いてなかったんだよ?」
スーサは驚いてた理由を告げる。
「なるほどな・・・なら分かりやすく説明してやる!
今回の幻獣騒動と俺の過去をな?
俺はスーサイドで1年以上暮らしてた。
川の流れの変化と橋も俺がした。
グランドラを2年前には倒してる。
岩竜はリケラ、アシュラグリズリーはラグ、
ミックスケルベロスはケルと名付けてる。
岩竜は進化して溶岩竜で門にいる。
ケルと嫁のフェンリルのルミス、子供のシルもいる。
熊型と狼型には職を学ばした。
拠点もあって畑がある。不思議な野菜がな?
生活中は身体能力を制限して暮らしてる。
ここまでが俺の過去な?
質問は受け付けないからな?報告がまだだから!」
「ここからが幻獣騒動の報告な?
先ずは事の発端がゾラム侯爵領から帰ってる時に
リケラが川から流れてきた。傷だらけで!
フィルの翻訳で幻獣が出たと話を聞いて
ヴァイスがスーサとハリーに話を流して
特別緊急依頼としてだしてもらった!
その後スーサイドに移動して説明受けた。
動物系の幻獣2種、植物系の幻獣2種いると。
幻獣と思った理由はリケラが見たこと無いから。
翼竜がいてグランドラが現れたと思ったから。
それを聞いてからスーサイドで翌日に
三つ首ヒュドラが擬態してるのを見つけて
ヴァイス達に討伐させた。満身創痍だったけどな…
その後に五つ首ヒュドラが現れたので倒した。
ヒュドラ戦終えて5日後にヴァルカと会う。
全員目覚めて夜に説教してから紹介した。
ほんの出来心だ!楽しかったよ?
そして翌日に武闘大会やってヴァイスとケルを
連れて歩いてると植物系の幻獣を見つけた。
野菜のゴースト達が200近くいた。
頭がパンプキンとニンニクと蓮根。
頭が野菜で魔物の皮を纏うゴースト、
武器はランタンに1mの大鎌。鎌は回収してある。
知らない人間が持つと危険だから保管してある。
そして何故か畑の野菜のゴーストもいた。
1.5m超える大根、人参、きゅうり。
大根達とゴースト達の話し合いが決裂して戦闘始めた。
それを見て楽しんでから調理しといた。
それから1ヶ月後に俺は対岸の処で寝てたら
捕まった。アマゾネスの部族に!
後ろのアーニアはアマゾネスの5つの部族の1つ、
アニア族の族長だ!
ヴァイスはアマゾネスの存在を知らないと告げた。
アーニアに捕まってペットにされかけたので
苛ついて倒して仲間にしている。
女尊男卑の文化を持ち、強いほど美しいと言われてる。
男はさ迷ってる男性を捕まえて飼育していた。
俺はスーサイドの生活では死ぬと思い
保護だと考えてそのままにしてある。
男性は繁殖用にも使われて女性のみの部族。
でここで判明したがリケラは川を流れている時に
ある4本足の生き物に沈まされた。
水中からなのでまともに見てなかったが
真実はアーニアが沈ました。
流れたら危険だと判断しての行動だ。
つまり今回の幻獣騒動は・・・
ヒュドラ、野菜のゴースト、アーニアが原因だった。
スーサイドの対岸についてはアーニアが知ってるからな?
一部のみだけど、アニア族なら俺かアーニアの
名前を出せば交流出来る筈だ!成功したらな?
失敗すると死ぬか飼育されるから!頑張って!
以上報告終わりだが何かあるか?」
スーサは俺の報告聞いて頭を抱えて悩ました。
ゾラム侯爵も同様に悩んでる。
対岸の調査にはアマゾネスが必要だと判断してる。
だか交流失敗すると死ぬか飼育される。
アニア族なら問題ないが他の
4部族ではどうしようもない。
まさか橋を作ったのがトキだったなんて思わなかった。
質問する事が多すぎる・・・
全部質問するとゾラム領内がどうなるか・・・
スーサは質問とゾラム領内の異変の狭間で
頭を抱えていた。
「・・・質問する内容たくさんあるから後日手紙で渡す。
それに答えを書いて送ってくれたらそれで良い…
先にゾラム侯爵の異変について聞いてあげてくれ!
依頼書の作成は済んであるから
聞いてから受注に向かえば良い!
ついでにガデルとアーニアを冒険者登録して
くれれば動きやすい筈だ!」
スーサは答えを後回しにしてゾラム領内に
関する異変を先に終わらせようと考えた。
「なら後で行かして貰おうかな!
ではゾラム領内の異変について教えてもらおうか?」
「分かった!ここからは私が話そう…
起きたのは半月前に複数の村から連絡が途絶えた。
調べに行かせた兵士達が一切帰ってこない…
命からがら逃げてきた住民によると
空から人が3人落ちてきて動物に変身して
占領されたと話が出た・・・
もし本当なら軍を出したいが今は
反乱軍がいるので厳しい…
ラグに任せても良いがトキ君からの
借り物だから命を散らせたくない。
本人はやる気なのだがな!
冒険者も今は反乱軍の関係で動かせない…
ラグの仲間であるトキ君に依頼してみようと
考えて私はここに来ている。
ニバルは使用人の頼れる奴に任せて来た!
だから助けてくれないか?」
ゾラム侯爵はトキに異変を伝える。
「俺の助けた村はどうなった?バルの村だ!」
「まだ無事に過ごしてる筈だ…だが
その隣まで占領されている…」
「なるほど・・・危ないわけだ!
しかし変身する人ねえ?人なのか?動物なのか?
分からんな…ただな?俺の助けた村が危険なのはな…
しかも全ての村助けて回ったのに占領されたか!
俺の苦労が無駄に終わったのが苛つくな・・・
特徴とか分かるのか?」
「すまない・・・何も分かってない・・・」
「そうか…まあ、受けるよ!
ここまで来たんだしな?変身するのも見たいしな!
だから安心しろ、人なら・・・説教だな・・・
動物なら駆除するだけだからな!
今回は戦力が凄いからな…相手は可哀想に…
強敵なら俺が相手するから!
本気なんて出したこと無いんだよな・・・
出せる相手なら俺は嬉しいがな!
アーニアが唯一、40%まで出したけど
不思議なんだよな?制限してるからか
20%の感覚だったんだよな・・・」
不気味な事を最後に話して依頼を受けると告げる。
「助かるよ!これ以上時間掛けれなかったから…
反乱軍の動きが早まりそうだからな…」
「らしいな?俺もある程度は知ってるからな?
だからそれまでには終わらせてやるよ!
あ!スーサ?反乱軍が動くの後1ヶ月な?
その時に冒険者を徴兵するなら受けるから!」
「ん!?後1ヶ月!?まさか!!2ヶ月と聞いていたが…
本当に1ヶ月後に起きるのか?
最後の決戦が?ベルハラ平野で起きるのか!!」
「確かな情報だぞ?だからもう少ししたら・・・
今来たな…」
コンコンコン!
「失礼します!王国からの蝋付き手紙が来ました!」
「・・・分かった…戴こう…
徴兵依頼の手紙だな・・・」
「やっぱりな?受けるなら行くぞ?」
「トキ君が予知してたのか驚いてしまったが…
トキ君がいるなら安心だ!分かった!
返事を書くとしよう!ゾラム侯爵も受けるんだろ?」
「その為に軍を残していたのだからな!」
「なら連名して送るとしようか!
そっちの方が良いだろ?ゾラム侯爵は?」
「・・・助かります…」
「それじゃ俺たちは準備してくるから!
そうだな・・・昼1時に門で会うって事でどう?」
「今が10時か・・・そうだな登録に
時間が掛かるだろうからな…了解した!」
「んじゃ、ガデルとアーニアの登録しに行くからな?
俺達冒険者ギルドへ行くからなんか
あればそこに使いでも送ってくれ!
スーサも質問原稿忘れんなよ?」
トキは応接室から出て門へと向かった。
応接室にはスーサとゾラムが残っていた。
「彼だからだろうな…あんな風に動けるのは…」
「そうだね…先生は伊達じゃないって事だろうね…」
2人は手紙の返事を書きながら呟いた・・・




