表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
説教好きな冒険者~全てに怒れる召喚されし者~  作者: アールエス
第4章 ラジュマ王国の反乱 ゾラム侯爵篇
50/586

問題は?

「キャアアアアアア!!」

盗賊のアジトから解放された人質が叫ぶ。

理由は魔物のグリフォンのフィルと

牛鬼人のブラッドを見たからだ。

現在俺達は盗賊を殲滅し宝を回収して人質を解放。

そしてアジトの探索をしている。


「遅くなってすいません…

この魔物達は俺の従魔です!

首に登録の証があるでしょう?

紹介しますね!べラムの街の住人相談役のフィル!

べラムの街である流行を作ったブラッドです!

グリフォンと牛鬼人ですが問題は無いですよ!

グリフォンのフィルは喋るのですが

べラムでは人気があります!

牛鬼人のブラッドは最近の仲間ですが

護衛としても人気があります!」


俺はべラムの街での評価を使い紹介をした。

「はじめまして!グリフォンのフィルです!

主殿共に宜しくお願いします!」

「モオォォ!モオォォ!」

「牛鬼人のブラッドと言ってます!

トキ様には感謝してると言ってます!」

「!?」


・・・やっぱり驚くよな・・・

喋るグリフォンに驚いて固まるが

喋りなれてるのか徐々に人質と打ち解けていた。

意外とブラッドが子供に人気があり

周りには肩車の列が出来ている。


盗賊のアジトには子供8名、男性5名、女性9名、

老人5名の27名が人質となっていた。

他にも居たが売られたか殺されたからしい。

・・・殲滅して正解だったな・・・

俺はアジトの金属、木材、荷車と

ストレージの魔物部位を使い

フィルに引かせる台車を作った。

落ちないように柵を儲けて大人の腰までにしている。

後ろに扉を設けて出入口を作った。

上部は布で屋根を作り雨にも対応出来る。

椅子を設けて座れる様にしてある。

防震機構としてこの世界にはない

スプリングとダンパのサスペンションを使用。

横は10m、幅は5mぐらいにした。

タイヤは4台使用。

全員が乗りフィルに引かせる。

上手く引けてるみたいだ。

乗員にも乗り心地を聞くと馬車より

揺れが少ないと誉められた。

これはのちに俺達専用に改造していこう。


「おい!俺達は案内したんだ!問題にも答えた!

ちゃんと褒美をくれるんだろな?」

「そうだぜ!正解したんだからな!」

「あぁ!ちゃんと褒美を与えるさ!

きっと喜ぶだろうな!確実にな!

だがここで問題があるんだが聞く?」

「おい!さっきので最後のって言ってただろ?

まだ問題あるのかよ!」

「当たり前だろ?人生には問題が山積みなのさ!

だから最後のって言った時はあの時の問題では

最後のだった!今新たに問題が出来てな…」

「屁理屈じゃねえか!だがこれで終わりなんだろ?」

「あぁ!確実に終わりの問題だ!

さらに問題・・・なんてしないと約束しよう!

褒美無しなんてしないさ!

確実に出来ても問題にはしないよ!」

「絶対だからな!分かった!答えるぜ!」

「あぁ!褒美を貰うんだからな!」

「良かった!流石だな!では問題だがな…

お前らは人質をどう扱ってた?

さあ!答えよう!正解にはご褒美だ!」

俺はアジトの案内に担いできた2人に

終わりの問題を出した。


「「・・・・・・」」

2人は沈黙する。考えてるのではない。

自分達がやらかした問題に答える事が出来なかった。

アジトの盗賊と同じ事をしていたのだから。

「おや?何故答えないのかな?褒美が待ってるのに?

自分達がどうしていたのか?分かるだろ?

もしかして記憶喪失かな?残~念!

人質だった人が答え知ってるからねぇ !

さあ!さあさあ!答えを言ってみよう!!」

俺は嬉々として答えさせる。


「「・・・・・・」」

2人はまた沈黙した。

「なっなぁ?先に褒美を貰うとか出来ないのか?」

その1が褒美をねだる。

「そ!そうだぜ!正解しても褒美無しはないんだろ?」

その2も同じく褒美を聞いてきた。

「先にねえ・・・良いけど沢山あるけど良い?」

俺は褒美について答えた。

「何?沢山貰えるのか!本当にかよ!」

「当然さ!沢山あるよ!選び放題だ!」

「選び放題だと!よし!先に褒美をくれよ!

そしたら答えるからさ!」

「あぁ!俺も問題無いさ!どんな沢山の褒美だろ?」

2人は嬉しそうに褒美について語ってる。


「仕方無いな~!んじゃ沢山の褒美の準備するから

目隠しして貰おうかな!

目の前で準備してがっかりするよりもさ!

目隠し取ると沢山の褒美見ての方が驚くだろ?

特別感ある驚きの褒美も挙げたいからさ!

目隠ししても良いかな?」

「そうだな!選び放題だって言っても

見て選ぶより驚いて選んだ方が特別感あるな!」

「すげえな!あんた!そんな褒美の仕方は

初めて聞くぜ!特別感ある驚きの褒美か!」

「2人も納得してくれた事だしね!

早く準備したいから目隠しするよ!」

「「了解だ!」」


俺は特別の驚き褒美の準備のために

2人に目隠しをした。

ジャラジャラ!キンキン!カンカン!

「なにかな?宝石かな?」

「音聞いてみろよ!ジャラジャラ聞こえる!!」

「本当に聞こえるな!金属音もあるぜ!!」

「凄い楽しみだな!!」

2人は嬉しそうに褒美を待ってる。

「よーし!準備出来たから外すぞ!

沢山あるから選び放題だ!

特別感ある驚きの褒美を確りと驚いてくれよ!!」

俺は2人の目隠しを取った。


急に目隠しが取れた2人は眩しくて

目を開けられなかった。

目隠しでの暗闇から明るい場所を見るので

目が慣れていない。

人は暗闇から明るい場所や逆の状態に行くと

目の仕組みで瞳孔が開いたり閉じたりして

見る事が出来ない。


目が慣れてきて開けると

目の前に沢山の武器を持つ人がいる。

地面にも沢山の武器が置かれている。

「おい!褒美はどうした?何故人質がいる?」

「しかも沢山いるじゃないか!

こっちは縛られて動けないんだぞ!!」

「褒美を上げたじゃないか?沢山の褒美をな?

驚きの褒美だ!驚いてくれて良かったよ!」

「約束が違うじゃないか!

俺達に褒美をくれるんじゃなかったのか!!」

「そうだぜ!問題を正解したんだから!!

これは大問題だろ?俺達の命を奪うのか?」

「あれ?話が通じてなかったのかな?

俺は沢山の褒美をあげると言ったが

『お前達に』と一言も言ってないよ?

特別感ある驚きの褒美は与えたけどね!

さっき言ったよね?『問題なんてしない』ともね?

人生は問題の山積みだ!

問題は解決しないといけないよな?

人質達の問題は・・・お前達だよな?

また拐われるんじゃないか?とね?

なら解決しないといけないよな!

拐われない様にするには?問題を消す!だね!

だからお前達に消えてもらうよ!

武器『選び放題だ』!

言ったよね?『俺は問題なんてしない』とね?

俺は『問題にはしないよ』?問題無いからね!

ではみなさん!頑張って下さいね!」

「褒美を頂きありがとうございます!」

「おい!!屁理屈じゃね…ウグッ!!!」

「問題だ…グガッ!!!」

「人質をちゃんと面倒見てればね…

そんな目に合わずに済んだのにね!」

トキの目の前で人質達が武器を持ち

2人をボコボコにし処刑を終える。


「主殿?屁理屈ですよね?」

「ん?そうだよ?問題ある?」

「無いですね!ありませんから!」

「ブモォォ!」

俺達は人質達を連れてヴァイスの元に向かった。

人質達が使った武器はストレージに保管してある。

そして人質達はフィルの引く台車に揺られてる。

こうして人質達の問題は消えていった。


「さあ!早く追い付こうかね!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=565217839&s お読みいただきありがとうございます。 評価や感想、ブックマーク等して 頂ければ励みになりますので よろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ