冒険者ギルドで説明に登録と・・・
改めて貨幣の相場について書いてます!
冒険者ギルドの説明回です!
「いらっしゃいませ!依頼ですか?」
登録を話す前に依頼かとを言われた。
子供が現れたの見てそっちだと
傾いた思考に任せて話したと思う。
「いや・・・冒険者登録だ!これを頼む!」
「封を切ってるがこれも一緒にな!」
俺達は手紙を出す。
1つは間違えてクルス隊長が出して
怒られた封の切れた手紙!
登録に驚いて手紙を見ると紋章入りで
再度驚く。
受付の女性は急いで代理人を立てて
血相変えて奥に向かう。
「驚く事なのかね?」
俺は代理人の男性に話掛ける。
「紋章入りですからね!偉い方しか使わないものですよ!
本物か確認するためにも色々ありますからね!
きっとギルド長の部屋に案内されますよ?
辻褄とか経緯を知る為に!」
「そうか・・・分かった…ありがとな!」
俺は代理人との話を終える。
冒険者ギルドにある酒場は若干静まってる。
理由はべラムの街の警備隊隊長クルス居るのと
紋章入りの手紙と話が聞こえたからだ。
こそこそ話してる声も聞こえる。
「おい!なんでクルスの旦那がいるんだ?」
「俺が知るかよ!誰かの逮捕か?」
「この街でする馬鹿がどこにいるんだよ!」
「わからんぞ!来たばかりの奴なら知らないからな!」
「そうか…あの『千の捕腕』の二つ名を持つのを
知らずに馬鹿が出たか…」
「さっきの紋章入りって本物か?」
「知るかよ!あのガキ・・・いや子供達は貴族か?」
「見たことねえよ!しかし物好きだな!」
「そうだな!貴族で甘い生活をしてれば良いのに
冒険者の厳しい生活を選ぶなんてな!!」
徐々に話声が広まり、我関せずと元の活気ある
酒場へと戻っていく。
そんな中に青ざめた顔を並べている冒険者達が
ひそひそ話してる。
「おい!あれさっきのガキどもじゃないか?」
「あぁ…あのガキだ!先生と呼ばれてたガキもいる!」
「そのガキどもがなんで紋章入りなんて持ってんだよ?」
「しかもさっき他の奴が話してた『千の捕腕』って
聞いた事あるぞ!異常な数の盗賊と暗殺者を1人で
歩く様に捕まえて貴族を守ったって!」
「その二つ名持ちがなんであのガキといるんだよ?」
「知るかよ!もしガキが貴族だったら・・・」
「貴族が冒険者ギルドに登録するかよ!ズーク!」
「二つ名なんて嘘だぞ!嘘!ガガバあれは誇張された
噂だぞ?誰かが噂を大きくさせたんだよ!
その証拠にあの体でそんな真似出来るかよ!」
「そうだな!きっと馬鹿にされないように
自分で誇張したんだろうな!弱いから!」
「良いこと考えた!ウホア!ガキどもの予定が
冒険者登録なら後で先輩として
きっちり指導してやらないか?上下関係についてな!」
「それは必要だな!!指導して授業料貰って
定期的に教えてやって・・・優しいな俺達!」
「ガハハハ!そうだな!後で指導してやろう!
それじゃ改めて!!乾杯!!!」
「「「「乾杯!!!」」」」
・・・開き直りやがったな屑ども…
・・・しかしクルス隊長二つ名持ちなんてな
・・・『千の捕腕』だっけ?…微妙・・・
俺は盗み聞きして考える。
実際クルス隊長はあいつら見たいに
見た目だけガタイのある体をしていないが
動きとか見ると実力者だと分かるし
伊達に隊長までなってないしな!
体も普通の体だが絞られた筋肉がついている。
無駄なものが無い。
なんてクルス隊長見て考えてると
クルス隊長は気付いて首を傾げる。
おっといかん!いかん!
俺は受付を見直すと受付の女性が現れ
俺達は2階へと案内された。
ちなみにフィルは厩舎に居る。
ルティはヴァイスの頭の上にいる。
フィルは騒ぎの時に厩舎に居たので
侮られた事を知らない。知らなくていい。
絶対に確実に騒ぎが大きくなるのが
目に見える。想像が出来てしまう・・・
俺が思考の海にいると部屋に着いて入る。
俺達はギルド長の部屋で1人の眼鏡を掛けた
若い男性と対面する。
「はじめまして!私は冒険者ギルドべラム支部
のギルド長のハリーと申します!」
・・・礼儀正しいな!しかも若いなギルド長…
「はじめまして!俺はトキと言います!
冒険者登録を行いに伺いました!」
「礼儀正しいですね!印象も悪くなく良いですね!
すいません!噂と本人の印象との差が大きくて
つい悪い方向から見てしまいました!」
「噂ですか?良ければ教えてもらえますか?」
俺は噂されてるとは知らないので教えてもらう。
ハリーギルド長によると
・グリフォンとマーブルテイルを従魔している。
・クリプス辺境伯を助けた恩人。
・テイマーギルドに殴り込みして
誰彼関係なくの人達を圧倒させた。
・傲岸不遜で怒りやすい性格している。
と噂されてるらしい。
・・・後半は不満満載の噂だな・・・
俺は殴り込みなんてしてない。
対応する人に不満が爆発して怒気を発して
怒っただけだ。決してやってない。
性格も会った人から見るとそんな風に
見せてはいない!
出来る限りの礼儀で接して悪い印象なんて
与えて無いはずだ。
「そんな噂があったなんて知らなかったですよ!
俺はべラムに来てから2日しか経ってないのに…
野蛮で不遜な事なんてしてない様に
心掛けて行動してるので心外ですね!」
「私も驚いてはいますよ!
ですが人の口には鍵がついてない!
何処かから従魔を見たりして誇張して
話が拡がったのでしょう…
話を戻しますが冒険者登録ですね?
クリプス辺境伯からの手紙を受けて
正直驚いてますよ!いきなりCランクなんてね!
しかもヴァイス様も登録されるのですよね?
心配事が急に増えて目眩がしそうです…」
ハリーギルド長は目に手を当てフラッとする。
しかし一瞬だが口元が笑ったのが見えた。
・・・本音が顔出したぞ?おい!・・・
「心配しなくても大丈夫ですよ!
私が確り教育していきますので問題ありません!
後、実力を見たいならこれをどうぞ!
換金してもらえると嬉しいです!」
俺はストレージから魔石と魔物の肉、魔物の皮を
机の上に置く。
出された物を目から手を離して見ると驚愕する。
ソファーの後ろで立っているクルス隊長も動揺する。
何故なら魔石は青く透明な物や水晶の様に透明で
平均30cmの物が小山で積み重なってる。
魔物の肉も危険度Sの熊型魔物ヴァルカンベア、
魔物の皮は危険度Aの狼型魔物ワルキューレウルフ。
この街ではそうそう見ない物ばかりだ。
この街べラム周辺の魔物の魔石は
純度にムラがあり透明度が高い程価値があり
20cmが最高の大きさで通常は5cmほどになる。
ヴァルカンベアは高熱を周囲に放ちながら
高温のブレスを放つ4本腕の2足歩行する魔物。
見たら即逃げろと言われてる魔物だ。
半径10m内に入れば肺が焼ける。
矢を放っても高熱で届く前に燃え灰になる。
矢じりも周囲の熱の壁に防がれ届かない。
魔法も半端な威力では相殺される。
ワルキューレウルフは生死を定める魔物と呼ばれる。
ワルキューレの名前は北欧神話において、
戦場で生きる者と死ぬ者を定める女性、
およびその軍団のことである。
ワルキューレウルフは雌しかいない。
しかし常に群れで行動し地面を駆け抜ける。
子供は貴重な存在。産む時に雄を必要としない。
不思議な生態をしている魔物。
物語のアマゾネスの様に強者ほど美しい毛皮。
生死を定めると言われる理由はその目に
固有魔眼があり罪と運、気を見る事が出来る。
その為、冒険者の9割以上に死を相手にもたらす。
魔物を狩る冒険者のほとんどが
魔物に敬意を持たずに行動する。
不敬=罪と認識し邪な気の者は断罪される。
1割はその者の運が高く、崇高な気、敬意を持ち
行動している為に大怪我でも見逃される。
そんな魔物の部位が机に並んでる。
綺麗な魔石、危険度が高い魔物の肉、
危険度が高く滑らかで美しい魔物の皮。
ヴァイスは価値を知らない。
魔石や皮は綺麗だなと思っている。
「こ!これは‼️ト!トキ君!!!
貴方は!貴方は何者なんですか!!!
グリフォンとマーブルテイルを従魔させ
クリプス辺境伯からの保証!
そして目の前にある危険度高ランクの魔物部位!
魔石は全て透明度が高く大きい!
冒険者ランクAでも難しいヴァルカンベアの肉!
挙げ句に最高品の美しい皮のワルキューレウルフ!
こんなのべラムの街にめったに出回りません!!
あるとしたら王都など潤いある都市ぐらいです!
そんな貴重な物が目の前にある!!
私もギルド長に成って初めて見ました!!
王都の研修で見ましたがここまでの物は・・・
正直言いますと私が買い取り飾りたいほどです!
痛みなどなく丁寧に処理されてる…
オークションで出せば全部で・・・そうですね…
金貨2千…桁が違うな…20万枚は確実です!!!」
ハリーが饒舌に話す。
金貨1枚で地球で千円。それが20万枚…
計算すると・・・2億円!!!
手持ちで金貨が元々100枚に50枚の報酬、
宿で2枚払ったからは148枚…14万8千円ある。
それが一気に2億飛んで約15万・・・
ヤバイな・・・金持ち街道まっしぐらだ・・・
それと今気づいたが救出した報酬が
5万円ってどうなんだろ?
宿も銀貨1人当たり50枚だったから
五千円ってどんだけ物価が安いんだ?
貨幣に対する価値が違うから分からない・・・
ドルと円やウォンみたいに相場が変化するから
もしかしたら今は高いのかもしれない・・・
1年半前は銅貨=10円、銀貨=百円、金貨=千円、
と教えられたが貨幣は百枚で価値が変わるらしい。
・・・って考えたら違和感があるぞ?
百枚で価値が変わるなら
銅貨10円、銀貨千円、金貨10万円だ。
だったがもしかしたら現在10倍?
100倍?になってるかもしれない。
だとすると・・・2億15万円だから百倍の
200億1500万円となるから…
・・・ヤバい!考えれば考えるほど増えていく。
相場は図鑑が自動更新するから確認せねば!!!
頭が金の字で一杯になっていく。
顔がニヤケそうになる。
「・・・い!先生!!」
ヴァイスの声で我に戻る。
俺は隣のヴァイスに顔を向ける。
「先生?大丈夫ですか?目が…目が…
見たこと無い形になってましたよ!!!
屋根があって3本の横棒に真ん中に縦の棒!
下に向かい点が左右にある形で見たこと無い
不思議な!不思議な両目に!!!」
・・・それ・・・それって漢字の金だよね?
うわ!本当に金の文字に両目がなるとは
恐るべし異世界!!!そして俺の体!!!
ファンタジー要素が想像を上回った…
俺は目を閉じて数秒して開ける。
顔つきなどを元に戻す。
「大変お騒がせしました!ギルド長!
思考が飛んで無意識が顔に出てました!
さて話を戻しますが買い取りと
冒険者登録して貰えるのですよね?」
「え!えぇ!勿論です!私も同じ状態に
近かったと思いますから!
正直、目の前にある物品を見てCランクは
低いと考えるほどに悩んでます…
流石に登録初日にAランクを与えると
周囲の目がありますのですいませんが
クリプス辺境伯の手紙同様にCランクからで
こちらからもお願いします‼
こちらも融通を効かして特殊や特別依頼を
優先的に渡して信用を得てから早い日程で
ランクを上げて戴きたいと考えてます!」
「わかりました!それでは宜しくお願いします!
買い取りはギルド長が目を光らせて
換金してくださいね?じゃないと謎の浮浪者が
現れて何するか…考えただけでも怖いですな!」
「ハハハ…起きないように最大限努力します…
では換金の時間があるのでその間に登録を…
説明は換金後に行いますので!
それではこれに・・・」
俺は何気なくギルド長にお願い?をして
登録を行った。
やり方は特別な金属のプレートに血を1滴垂らす。
登録者の血がプレートに反応して
名前や能力を刻む。
ランクについてはギルドで登録となり
ギルド管理者が魔力を流して反映させる。
今目の前に鷲の紋章を刻まれたプレートが
魔力を得て黒色から銀色に輝いてる。
登録を終えてハリーから大量の袋を渡される。
金貨22万枚入ってる。
ハリーから色をつけましたと言われ
ストレージへと保管する。
トキはランクC、ヴァイスはランクDと
登録され新たに冒険者が誕生した。
ヴァイスに対しては本来ならFスタートだが
特権を使って無理矢理ランクDにしたと言われた。
「さて説明ですが簡単にしますね!
依頼者に迷惑掛けない!ギルドに迷惑掛けない!
依頼は貼られてる依頼板見て選んで剥がして受付に!
受付で依頼とプレートを渡し受理されたら受注完了!
プレートに依頼が反映されて確認出来ます!
魔物討伐なら討伐証明部位が必要です!
依頼には日数など条件付きの物があり
依頼を完遂出来ないと違約金を回収します!
違約金は報酬の3割!特殊な物は報酬の4割以上!
依頼を受けずに討伐した魔物はギルドで
部位分けして換金します!小遣い稼ぎですね!
依頼受注後に直ぐに証明部位を渡しても完了は
されないので再度行ってもらいます!
そのためにプレートがあるのですから!
プレートは自身の証明証になりますので
再発行は有料になります!無くさないように!
以上!早口でしたが疑問は有りますか?」
「冒険者同士の争いはどうなる?」
「ギルドは干渉しません!自己責任です!
ギルド内なら注意しますが悪質な場合は
良くてランクダウン!悪くて剥奪ですね!
後から言われても虚言の可能性やライバルの
威厳落としなどにギルドが加担する事になるので!
売られたら買う様にしてボコボコにする事です!
若しくは内密に生を終わらせてやってください!」
「分かった!後半は物騒な事言ってたが
聞かなかった事にする!理解した!
迷惑を掛けないように!だな?」
「はい!迷惑を掛けないように!です!
それでは楽しい冒険者生活を!!」
俺達はハリーから説明を受けて質疑を行う。
疑問を解消し俺はハリーと意味ありげに笑顔で
握手して部屋を出た。
ヴァイス達も慌てて部屋を出る。
さてギルド長公認の生活を始めるか・・・
俺は笑顔で廊下を歩いていく。




