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6時限目 とんでもバトル!? その2

暁美 VS 清風 ―――なんかすごい勝負になってます。果たしてどちらが勝つのか・・・


暁美は第一試合を見てて自分が次の試合だということを忘れていた。


「お〜い、次は俺達だろ。早く行こうぜ」


清風が暁美にそう言うと、暁美は一瞬顔にクエスチョンマークをうかべ、少しの間時が止まる。そして、暁美は

「あ―――!」

と大声を出し、顔が少し青くなった。



―――



暁美は下のフィールドへと降りていった。反対側からは清風が出てきた。

フィールドは風が吹き、少し寒い。しかし、皆からの視線を浴び、暁美は少し顔を赤らめ、絶対に負ける訳にはいかない、とやる気が出た。



清風の方を向くと、暁美は背中に何か冷たいものが流れる様な気がした。


普段の子供っぽく、少し抜けているところもある清風が今は体の周りから黒いオーラが見えてきそうである。目は普段より更に紅くなり、血走っている。薄いピンク色の唇からはこれまで見たことのない、白くとがった牙が全部で4本見える。また、手の爪は長く鋭いくなっている。いつの間にか体操服から黒いローブに着替えてあり、その姿からでも威圧感がある。




第二試合

『モーション コントローラー』【サイコキネシス】

「煌 暁美」

VS

『深紅の牙』【吸血鬼】

「紅架 清風」




暁美はまず様子を見るために相手から離れて岩陰に隠れた。一応能力を使って近くの岩を集め、盾の様なものを作った。そして、余った岩を清風の方に投げる。

清風はそれらをひょいと軽々よけ、地面を強く蹴る。すると清風の体は軽々10メートル程まで上昇し、暁美の方へ手をかざす。すると、清風の手から暁美の方に黒いレーザーの様なものが飛んでいく。それは予想以上に強く、暁美の盾を段々と崩していく。その薄くなった盾の部分に清風は突っ込んでいき、長く伸びた鋭い爪で盾を崩す。

暁美はそれに気付き、ガードを更に堅くしながら後退した。

そして、前に作った盾が崩されると、暁美は今度は近くの土を集め、それを清風の方へと飛ばし、それをフィールドの中をグルグル回るように動かした。暁美自身も浮き、上の方から今は砂嵐の様になっているフィールドを見る。下はもはや何も見えなくなっている。そこに、たまに清風の発する声が聞こえる。

清風は時々大きな石が当たって体に傷がついていくのを感じながら辺りが何も見えない砂嵐の中で色々と思考を巡らしていた。暁美はこの砂嵐の中にいるのか?しかし、あちらもこっちの姿は見えない。では、どこにいるのか。・・・答えは一つ!

暁美は砂嵐をじっと見つめていると、その中から何かが出てきた。非常に速いのでそれが何だかわからなかった・・・次の瞬間、暁美は頭に強い痛みを感じた。どうやら清風が暁美の後頭部を殴ったようだ。砂嵐が消え、そこに暁美はうつろになった意識で落下しているのを感じた。



―――



暁美は次に気が付いた時、目の前に大空が広がっているのを感じた。


「負けたのか・・・」

と暁美が言うと、近くにいた保健室の先生であろう人が、

「いや、勝ったよ。おめでとう」


「はい・・・?」

暁美は目を見開いた。自分が何をしたのか?勝った?確か、自分は落下して気絶したのではないのか?


「あら、もしかして覚えてないの?」

保健室の先生がそう言うと、あの後の事を話してくれた。




――

―――


暁美が落ちると、清風も降りてきた。そして、倒れている暁美が本当に気絶しているのかを確認する為に暁美の様子を見ようとした―――瞬間、清風の体が宙に浮かんだ。清風は何がなんだかわからずに暴れようとしたが、ビクとも動けない。

無表情の暁美はスッと立ち上がり、目の前に浮いている清風の方へ手を向けた。すると、清風は一切の抵抗ができないまま壁に叩きつけられた。無表情のまま、暁美は清風を壁に押し付ける。清風の口からは鮮やかな紅い血が噴き出したが、清風は口元では笑っていた。


「・・・くっ、やられた。完敗だぜ・・・」


そう言うと、清風は気絶した。


審判が判定を告げた後、暁美も倒れた。




なぜ暁美が落ちたとき気絶しなかったのかと言うと、地面に落ちる直前、力を振り絞ってどうにか地面すれすれで自身を止めたらしい。


―――

――



暁美はその話を聞くと、とても困惑した様な表情をした。自分がそんな事をした記憶は全くなかったからだ。

しかし、現実に清風のいる近くの壁はひびが入り、何かがそこにめり込んでいた痕跡があるところを見ると、これを否定するのは難しいと暁美は悟った。



―――



ようやく気を落ち着けて立ち上がると前に清風がいた。


「ふふふ、勝ったと思ったんだがな、・・・やられたよ。お前の場合、近付くのはできる限り避けた方が良かったのにな・・・」


そう言うと、清風は倒れている暁美に手を差し出してきた。暁美はその手を取り、立ち上がった。

そして、改めて握手した。



その時暁美は何か一つ違和感を感じた。

〈さっき清風さんが手を差し出してくれたけど、普通逆・・・の様な気がする・・・〉と思う暁美であった。

バトルだと簡単に書ける!、ということに気付きました。もしかしたらこの「クラスバトル編」は何話も続くかも!?―――――引き続きアイデア募集中。

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