12_A__04_04 第12話 Aパート 分割 4 / 4
第12話 Aパート 分割 4 / 4
【 第12話 概要 】
サブタイトル:計算しないが分数だ。/拍子がおかしい。/(この中から1つだけ採用する)
OP曲前:回想、シメジ婆さんの葬儀。訃報の葉書には、ひらがなで「ほめてほしいことを おしえてください」とある。現在、吹奏楽の先生の家。黒リボンのタロットの後ろの絵は、シメジ婆さん。
Aパート:調律のモアレ模様、テルミン。根音とベース音、分数コード、アッパー・ストラクチャなど表記あれこれ。音符がさくらんぼの形。吹奏楽編曲で和音、偽終止、感動をメモ。トロール将軍のプロポーズ。
CM明け:缶コーラを飲む「コクッ、コクッ」の音が、『かえるの合唱』。
Bパート:『茶つみ』『誕生日』の拍子勘違い。不完全小節は最初と最後を足す。トレモロと、音の交代。トリルに付く臨時記号。2拍子と4拍子の違い。ステラの恋の告白はミッツが代行。ミッツの百合じゃれと恋愛指南。ミッツが泣いた?
Cパート:ハルとステラが、付き合うことを、ヤッ子に報告。
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▽ 場面変更 ● ── ●
音楽室。さっきの続き。
吹奏楽部員が、編曲について、音楽の先生に質問している。
音楽の先生「まだ、何か質問がありますか?」
生徒「効果的な!……」軽く呼吸。「効果的な編曲って、どうすればいいのでしょうか」
少し、沈黙。
音楽の先生「もしや、ご自身の才能の限界を、感じているんですか?」
生徒「そうです。なんというか、書いている時は、自分が天才のように思うのですが、落ち着いて、数日経ってからだと、凡庸に思います。凝って、しつこく感じることもあります」
音楽の先生「感性を磨くには、たくさんの経験をするとはいいますが、僕は、少し違う方法を、すすめています。どんな経験でもいいから、感動した時、なぜ感動したのかを解析して、忘れないようにメモする方法を、僕は行っています」
生徒「解析とメモ……ですか?」
音楽の先生「楽しかったイベントが終わって、その後すぐ、数か月後、数年後、その楽しかったイベントの写真を見ると、感動します」
生徒「あ……」いくつか、漫画やアニメを見て、感動したことを思い出す。
音楽の先生「なぜ感動したのか、解析して、メモします。メモを、時々でいいので、読み返します。すると、イベントの最中に、写真を撮っておこう、感動するためにと、思い付きます」
これ以外の例では、山頂から見た景色。家々が近くに無く、遠くまで見える範囲(視野角)が広い。風の香りがシンプル。
音楽の先生「「空腹は、最大の調味料」という言葉を、ご存知ですか」
生徒「はい、知っています。お腹が空いていたら、何でも美味しいと感じるということですね」
音楽の先生「そうです。そこで、「(1)単に空腹」、「(2)暑くて汗をたくさん出した後の空腹」、「(3)激しい運動で、汗をたくさん出した後の空腹」、この3種類が、あったとします」
生徒「はい。それぞれ、美味しく感じるものと言いますか、体が何を欲しているのかで、食べたくなるものが違いますね」
音楽の先生「そうです。このように、いくつもの条件が合わさると、「なぜ、美味しいのか」の分析が難しくなるので、メモをするのが良いでしょう」
生徒「ああ、そうですね。忘れてしまうこともありますね」
音楽の先生「これは、音楽にもあります」
生徒「そうそう、それを聞きたいです」
音楽の先生「では、ピアノを使いましょう」
音楽の先生はピアノの前に座る。生徒は生徒用の椅子を近くに持って来て座る。
音楽の先生「この音を聞いて、終止感、「ああ、終わった」という感じがしますか?」ピアノで、中央ドの1オクターブ上のドを鳴らす。
生徒「いいえ」少し笑う。
音楽の先生「では、これはどうでしょう」ややゆっくりに、「ミーーミレーレー、ドーーー」を弾く。このメロディは、ここでの終止感の話の間、繰り返し使われる。
生徒「うーん、さっきより、少しだけ、終わったという感じがします」
音楽の先生「「ド」だけなら、これがどんな感じか、よくわかりません。そこに、別な音と並べると、少し感じが変わります。単に空腹なのか、激しい運動で汗をかいた後の空腹なのか、というように、他の要素の加わり方で、感じ方も変わります」
音楽の先生「では、これではどうですか?」今度は、さっきのメロディに和音を加える。「C→G→C」と、「C→G7→C」。交互に。
背景に、文字で「C→G→C」と、「C→G7→C」を並べ、弾いている方を少し大きく表示。メロディ「ミーーミ→レーレー→ドーーー」も、弾く音に合わせて、カラオケのように色が変わる。鍵盤と楽譜を同時に画面内にするのも良い。
生徒「「G7」がある方が、終止感が強いです」背景に「終止感」と、そのフリガナ。指し棒で「ああ、終わったという感じ」を添える。
音楽の先生「実際に終止するのは、「ド」の時ですが……」ピアノで「ド」を鳴らす。「……その前の部分があるので……」ピアノで「ミーレードー」と弾く。「……終止感があります」
生徒「もっと、終止感を強くすることは、できますか?」
音楽の先生「少しの違いですが、こんな方法もあります」メロディと和音を弾く。和音は「C→G7→C」と、「C/G→G7→C」。交互に。
生徒「あっ、少しですが、終止感が強くなりました」
音楽の先生「和音の使い方にも、こんな方法がありますよ」メロディと和音を弾く。和音は「FM7→G→Am」。メロディは同じ。
ここで、「M7」の別な書き方「maj7」を紹介をしても良い。
生徒「ええっ! どういうことですか?」
音楽の先生「終止には、このような方法もあります。普通の終わり方が「完全終止」です。それ以外にも、いくつかの終止があり、今のは、「偽終止」や「中絶終止」と呼ばれています」
生徒「いくつあるんですか?」
音楽の先生「それなりに、ありますから、探したり、実験するのも、楽しいですよ」
生徒「はい」
音楽の先生「この偽終止でも、使い方はひとつではありません」ピアノでメロディと共に「FM7→G→Am」を弾き、「FM7」と「G」はアルペジオ、「Am」ではジャラーンとする。
生徒「何か言い残しがあるような終わり方ですね」
音楽の先生「これを、こんな使い方もできます。「Am」を、ジャラーンではなく、アルペジオを続けると、まだ終わりません」
音楽の先生「3つの終わり方を、例示しましょう」
音楽の先生「1番目」ピアノでメロディと共に「FM7→G→Am」を弾き、「FM7」と「G」はアルペジオ、「Am」ではジャラーンとする。
音楽の先生「2番目」ピアノでメロディと共に「FM7→G→Am」をずっとアルペジオで。そのまま続けて「C/G→G7→C」を弾く。ここまでで、最後の「C」だけジャラーン。メロディは2回演奏になる。
音楽の先生「3番目」ピアノでメロディと共に「FM7→G→Am」をずっとアルペジオで。そのまま続けて「FM7→G7→C」を弾く。ここまでで、最後の「C」だけジャラーン。メロディは2回演奏になる。
生徒「おおー」感嘆する。
音楽の先生「ジャラーンなら終わりの表現、ポロンポロンなら続きがある表現になります」
音楽の先生「このように、感動を解析すると複合条件なので、忘れないように、メモしておきます」
同じメロディで、偽終止の後に完全終止する例は、『あの素晴しい愛をもう一度』(北山修作詞、加藤和彦作曲)がある。
生徒「すごいです。小さな工夫なのに、聞いている人を導けるんですね」
音楽の先生「このように、終止の方法と、和音の鳴らし方の「ジャン」「ジャラーン」「ポロンポロン」の組み合わせを変えてみるのも、編曲が楽しい理由です」
音楽の先生「メロディ、和音、アルペジオの組み合わせを変えて、効果の違いを楽しめます」
音楽の先生「組み合わせによる、効果の違いは、漫画での顔の表情でもあります」立ち上がって、黒板に向かう。
音楽の先生「僕は、絵が下手なので、簡単な描き方しかできません」黒板に、スマイルマークのような、円の中に目と口がある、簡単な絵を描く。笑い顔、泣き顔、怒り顔。まずは、ここまで描いてから、次の話に進む。
音楽の先生。話しながら、(1)から、絵を描き増やす。「(1)目と口が笑っています。そこに、(2)冷や汗を加えます。(3)口だけ怒ります。(4)口は笑って、目が怒ります。怖いですね」
音楽の先生「(5)冷や汗が消えて、口も怒ります。(6)目が泣きます。涙があります。(7)口も泣きます。このように、笑顔から泣き顔まで変わりました」
生徒「面白いです」
音楽の先生「顔を斜めから見て、目が笑顔。口は開いて笑顔。この場合、口は左右対称ではありませんね。漫画表現での口は、手前側は大きく、奥側は小さく開きます」黒板に、顔を斜め上から見た顔を描く。比較のために、2つ描く。
生徒「はい」
音楽の先生「口の中に、歯が無ければ「受け取った喜び」です。歯が閉じていれば「自力で達成した喜び」です。では、歯は閉じていないが見えていれば、どういう心情か。目線が、この人が正面を見ているのか、こちら向きの目線か」
生徒。心の声。「(この人は、音楽の先生なのだろうか?)」
音楽の先生「昭和の漫画家の手塚治虫は、「漫画は記号」と言っていて。動画のアニメと比較し、漫画は静止画ですが、歩いている足元の土埃や、飛んでいるボールのスピードも表せるそうです」
生徒。音楽の先生の言葉を聞いて、2つのボールを黒板に描き、飛ぶスピードの違いを、線で表現する。
音楽の先生「そうです、僕が言いたかったのは。他には、怒って血管が浮き出る様子や、青褪めた顔の表現もありますね」浮き出た血管は「井」のような形。
音楽の先生「この、浮き上がった血管で、怒りを表現するのは、この表現を知っている人には伝わりますが、知らない人には伝わりません。音楽理論も漫画も、文化に依存します」
生徒。音楽の先生の言葉を聞いて、簡単に描く。
生徒「浮き出た血管や、(2)の冷や汗は、後ろ向きの人の髪の毛に描くこともありますね」
その他の表現。汗の水滴が、3列で飛び進む。後ろ向きの髪の毛の近くに、浮き出た欠陥が、宙に浮いている。黒目が無くなる。黒目の「●」が「○」になる。後光がさすような光で、喜び。
その他の表現。瞼の開き具合と、黒目の大きさ。瞼は変わらず、黒目が大きく、小さくと変わる。黒目が変わらず、瞼が変わる。瞼は変わらず、黒目が縦長、横長になる。
その他の表現。両目がハートマークになり、飛び出す。頭から湯気が出る。両肩や、全身が炎に包まれる。輪郭線を、途切れ途切れの二重線にし、振動。十字形の光沢。
音楽の先生「この、両目がハートマークといった表現は、アニメ『トムとジェリー』の頃には、既にあったものです」
「記号」ではないが、漫画『いなかっぺ大将』(川崎のぼる、小学館)では、涙がアメリカンクラッカー(おもちゃ、カチカチボール)の形になる。
江戸時代の絵には無かった表現が多い。
音楽の先生「現実ではない、そのような描き方でも、読者には伝わる。これが、作者とお客さんが、共通に持っている記号の意味であり、手塚治虫はおそらく、それをお話ししたのでしょう」
生徒「静止画なら、こんなにたくさんの絵を描く代わりに、枚数を減らした工夫もありそうです」
音楽の先生「アニメでは、この組み合わせを巧みに使って、その人の心情の揺らぎを表現することがあります」
音楽の先生は、アニメの場面を思い出している。アニメ『薬屋のひとりごと』で、主人公の猫猫が「子翠」と呼ぶ場面で、呼ばれた楼蘭の表情が、振り向いて返事をするまでの短時間に、子翠の表情になる。
この表情の変わり方には、組み合わせのグラデーションが使われている。
音楽の先生「「目はこの表情」「口はこの表情」という組み合わせをするように、編曲では「和音はこれ」「鳴らし方はこれ」といった、組み合わせを楽しめます。メロディと和音が同じなのに、ジャラーンとポロンポロンを変えるように」
音楽の先生「組み合わせによって、それを聞いた人がどのように感じるかは、先程の「漫画は記号」のように、共通に持っている記号の意味が役立ちます」
音楽の先生「「ド」だけの時、メロディになった時、和音を付けた時というように、「ド」が同じでも、感じ方は様々ですね。組み合わせのグラデーションですね」
音楽の先生「音楽でも、何かのイベントでも、普通の雰囲気に感じた時、感動的な時、つまらない時、それぞれ、どんな状況だったのか、「共通に持っている記号の意味」を考慮してメモします」
が~まるちょば(がーまるちょば、パントマイム)が2人組だった頃の芸や、空転軌道(3人組ジャグリング)から、「合いの手」のアイディアを得るとか。
この話は、第10話で美術のアイディアの例で、と第12話で編曲のアイディアの例で、共通している。
生徒「他には、無いんですか?」
音楽の先生。嬉しそうに微笑みながら。「知りたがりですね」
音楽の先生「音楽での例では、よく似たフレーズが2回あれば、1回目は納得できる、当たり障りのない手法。2回目は色っぽく」
生徒「色っぽく?」
音楽の先生「実例を出しましょう」『大きな古時計』のサビ「おじいさんが」から、「買って来た」までの、メロディだけを弾く。
音楽の先生。適宜、歌う。「ここで「♪おじい」の部分と、「♪買って」の部分は、同じですね」
生徒「はい」
音楽の先生「メロディが同じで、リハーサルマークを付けたら、「サビ」と「サビダッシュ」というほど、似ています」
生徒「はい」
音楽の先生「この時の和音は、1回目は、当たり障りの無いこれです。2回目は、少し変えます」ト長調で、1回目のコードは「G」、2回目のコードは「Bm」を鳴らす。
音楽の先生「感動という程ではありませんが、少し気持ちが動きます。なぜだろうと解析し、そうか、2回目は和音を変えたからか。それを、メモしておきます」
生徒「はい」
音楽の先生「単に、「和音を変える」だけでは、後で忘れてしまいますから、曲名など、思い出す糸口もメモしておきます」
音楽の先生「目的は解析ですが、その場での解析ができない、手に余ることもあります。ですから、後でより深く解析できるように、曲名や、演奏者、指揮者といった補足情報も、後で役立ちます」
生徒「でも、勝手に和音を変えたら、オリジナルと変わってしまいます。作曲者に失礼だと思います」
音楽の先生「ご自身で、そう思っているのでしたら、ご自身の考えに従うのも、ひとつの方法です。しかし、他人の編曲の感想として、ご自身の考えを話すだけで、他人の編曲の非難に聞こえますから、お気を付けください」
生徒「そうなんですか?」
音楽の先生「人それぞれ、様々なお考えがあります。それを紹介するにも、場合を考慮しましょう」
生徒。納得できない。「そうなんですか?」
音楽の先生「音楽理論では、基本とバリエーションの話があります」
生徒「バリエーションですか」
音楽の先生「はい。例えば、和声楽では「直進行」「斜進行」「反進行」がありますね」
生徒「はい、知ってます。これですね」ピアノで、それぞれ1小節ずつ、例を弾く。
背景には、ピアノロールを表示。ピアノロールは、横に進む紙テープ。音の上下がわかる程度の簡単なもので、具体的な音名は表示しない。ピアノなので、音の強弱がわかるように、太さ(紙テープの縦の高さ)が変わる。
音楽の先生「そうですね。和音進行の基本を、実践のバリエーションにする例を、斜進行でお話ししましょう」
音楽の先生。ピアノを弾く。右手でト音記号の第3間のドが持続しながら、左手で第2間のラから「ラーソーファーミー」と、休符が無いように弾く。
ピアノロールは、右手のドが減衰しながら(細くなりながら)、左手は鍵盤の鳴り始めは太い。
音楽の先生「これはピアノですから、少しずつ音が小さくなりますね」ピアノロールの、ドを指して説明。または、ピアノロールの太さの輪郭線が色変わりで右に進み、減衰を表現。
音楽の先生「もしもこれが、ピアノではなく、音の大きさが変わらない楽器なら、違った印象になります」
ピアノ以外の楽器は、妖精ちゃんが演奏する。音楽の先生は、その度に「お願いします」「ありがとうございます」を言う。
音楽の先生「音の大きさと音色が、一緒に変わる、リコーダーなら、こうです」リコーダーで、斜進行の演奏。ピアノロールは、「現在、鳴っている場所」を示すように、色が進行する。
音楽の先生「バイオリンなら、音色だけ変えたり、音の大きさだけ変えたりできます」バイオリンでの演奏例。ピアノロールは、同様に色が進行する。
生徒「バイオリンなら、そのようにできるんですね」
音楽の先生「吹奏楽部の編曲ですから、トランペットでも、演奏してみましょう」トランペットでの演奏例。ピアノロールは、同様に色が進行する。
生徒「ピアノでの演奏例と、雰囲気が違います」
音楽の先生「では、ここからが本題です。これは斜進行の基本ですから、斜進行のバリエーションを説明しましょう」
音楽の先生「右手のドが持続しないで、左手と同じタイミングで鳴らすようにしましょう」ピアノを弾く、左手の「ラーソーファーミー」に合わせて、右手は「ドードードードー」と弾く。
ピアノロールは、これまでの右手が持続している画面が上半分に縮小され(横幅は同じ、縦の幅が縮む)。下半分に、今回の演奏を表示。
ピアノロールは、右手で4回「ド」を鳴らしたのがわかるように、太さが変わる。
生徒「雰囲気が違います」
音楽の先生「聞き比べてみましょう」ピアノを弾く。右手が持続の演奏と、右手が4回「ド」を鳴らすのを、交互に数回。ピアノロールは、「今、どちらの演奏をしているのか」がわかるように、上半分と下半分で、明るさを変える。
生徒「今はまだ、具体的にどんな場面で役立つか、思い付きませんが、良いアイディアの種だと思います」
音楽の先生「ここまでは、同時に鳴らす方法でしたね。更にバリエーションで、交互に鳴らしてみましょう」ピアノを弾く。「ラドソドファドミド」の順番。ピアノロールが追加され、上中下の3段になる。
生徒「あ、バロックっぽいですね」
音楽の先生「これは、左手を先に鳴らす方法です。次に、右手が先に鳴らしたらどうなるか」ピアノを弾く。「ドラドソドファドミ」の順番。ピアノロールは、4段になる。
生徒「これも、雰囲気が違います」
音楽の先生「パターンとしては、「左手が先」と「右手が先」の2つで、「左手が下がる」でした。パターンを増やして、「左手が上がる」「左手は同じ高さで、右手が上がる」など、いくつかの組み合わせが考えられます」
生徒「組み合わせって、数学のようですね」
音楽の先生「そうです。試行錯誤ではありますが、「ほかに方法は無いかな」と考えるには、「右手と左手」「上がると下がる」など、組み合わせを確かめながらなら、面白い編曲になると思いますよ」
音楽の先生「2回ずつする方法もあります」
演奏する。「ラド、ソド、ファド、ミド」文字で読みやすい表現にすれば、右手は「ド、ド、ド、ド」で、左手が「ラ、ソ、ファ、ミ」となる。
演奏する。「ラド、ラド、ソド、ソド、ファド、ファド、ミド、ミド」文字で読みやすい表現にすれば、右手は「ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド、ド」で、左手が「ラ、ラ、ソ、ソ、ファ、ファ、ミ、ミ」となる。
音楽の先生「斜進行だけでなく、直進行や反進行でも、面白くなるでしょう。組み合わせは、複合条件なので、とても多いですよ」
音楽の先生「今回は効果的ではない手法も、別な曲では効果的な場合もあります」
生徒「はい、ありがとうございます」
▼ CM明け。 ▼── ──▼
CM明けの定型。他の登場人物は知らない、自宅などの場面。
今回は例外で、一緒に下校の一場面。
ハル、ミッツ、ステラ、ショージ。一緒に下校。ハルはギターケースを持っているのは、理科室でヤッ子に弾いたため。
自動販売機で、コーラなどを一緒に買う。
ステラ。缶のプルタブを開けるのに、苦心している。
ハル。グビグビと飲む。「そういえば、缶の中に水を入れて、傾きの角度を変えながら叩くと、面白い音がする」缶をゆっくり傾けたり、ゆっくり回しながら、硬いもので叩く。
ミッツ「ウチでやったでしょ。グラスハープとか」
ステラ。3人が話している横で、やっとプルタブを開けて、チビチビ連続で飲む。3人も飲む。
ステラの飲む音「コクッ、コクッ」が、『かえるの合唱』に聞こえる。背景の楽譜に、『かえるの合唱』の音符(歌詞付き)が1つずつ出現する。3人が笑ってコーラなどを噴き出す。
ステラ。何がおかしいのかわからない。「え? え?」
ステラの飲む音で歌うのは、声優であっても困難であろうかと推測できるので、サンプリングを使用するのも良さそう。
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