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ガクテン  作者: 不定音高ふたつ


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12_A__01_04  第12話 Aパート 分割 1 / 4

第12話 Aパート 分割 1 / 4


【 第12話 概要 】

サブタイトル:計算しないが分数だ。/拍子がおかしい。/(この中から1つだけ採用する)

OP曲前:回想、シメジ婆さんの葬儀。訃報の葉書には、ひらがなで「ほめてほしいことを おしえてください」とある。現在、吹奏楽の先生の家。黒リボンのタロットの後ろの絵は、シメジ婆さん。

Aパート:調律のモアレ模様、テルミン。根音とベース音、分数コード、アッパー・ストラクチャなど表記あれこれ。音符がさくらんぼの形。吹奏楽編曲で和音、偽終止、感動をメモ。トロール将軍のプロポーズ。

CM明け:缶コーラを飲む「コクッ、コクッ」の音が、『かえるの合唱』。

Bパート:『茶つみ』『誕生日』の拍子勘違い。不完全小節は最初と最後を足す。トレモロと、音の交代。トリルに付く臨時記号。2拍子と4拍子の違い。ステラの恋の告白はミッツが代行。ミッツの百合じゃれと恋愛指南。ミッツが泣いた?

Cパート:ハルとステラが、付き合うことを、ヤッ子に報告。


 ○ --- ○ --- ○


ここから本文です。

ご感想を頂けると嬉しい。ログイン不要ですので、お気楽に一言をお願いします。

■■■■ 第12話。


▼ サブタイトル。   ▼──   ──▼


計算しないが分数だ。


拍子がおかしい。


この中から1つだけ採用する。


▼ OP曲前。   ▼──   ──▼


OP曲前の定型。他の登場人物は知らない、過去の出来事。ここでは、定型の「他の登場人物は知らない」ではない。


吹奏楽の先生の新婚時代。妻と共に喪服で、道を歩いている。


見上げた先に、「シメジ助産院」の看板。そこは、葬儀会場。看板の余白に、小さく「香り松茸 味シメジ」と書いてある。


シメジ婆さんの遺影は、光沢があり、顔ははっきり見えない。


祭壇の前では、参列者が順に、一言を言う。


子供「自転車に乗れるようになりました。ほめてください」一礼。


青年「浪人もしましたが、大学に受かりました。ほめてください」一礼。


4人程度の、小学生の女の子。小声で「せーの」と息を合わせて。「仲良しです。ほめてください」一礼。


吹奏楽の先生。順番待ち。手に持っている、訃報の葉書を、改めて見る。そこには、ひらがなで「ほめてほしいことを おしえてください」とある。


吹奏楽の先生「僕は、こんなに素晴らしい人を、妻にできました。ほめてください」


妻「夫が、このような素敵な人になってくれたのは、シメジ婆さんのおかげです。ありがとうございます」


夫婦で一礼。


参列者には、奇声を発し、体を動かし続ける中年もいる。その人の手首を、高齢者がしっかり握っている。


廊下には、貼り紙「授乳室 →」がある。哺乳瓶と赤ちゃんの絵、または、授乳中の絵。絵は、簡略化は程々のピクトグラム( )子供が見てもわかる)。


広くて長い廊下に、会議机( )長テーブル)があり、その上には、子供達が描いたと思われる、似顔絵などが、揃えられずに置かれている。これにより、今日の参列者が置いていることを表す。


その紙の1枚には、子供が描いた似顔絵に添えて、大人の文字で「次にシメジ婆さんに会う時に、おみやげをたくさん渡せるように、褒めて欲しいことを増やしています」と書かれている。


廊下が広いので、車椅子でも通れる。


シメジ婆さんのことを話す時、主に「シメジ婆さんが言ってた」という、人生訓が多かった。しかし、シメジ婆さんの魅力は、「褒めて欲しいことを教えて」や、次に来る口実に、食べ物の器の返却もある。


▽ 場面変更 ● ── ●


現在。


吹奏楽の先生の部屋。


本棚の上には、2つの額がある、1つは結婚式の写真。もう1つは、子供の頃に描いたシメジ婆さんの絵。絵には下手な字で「シメジばあさん」「すき」と書いてある。


額の右下のスペースには、シメジ婆さんの顔写真。光沢があり、シメジ婆さんの顔は、はっきり見えない。


額の手前には、タロットカードに、黒いリボンが巻かれている。


▼ Aパート。   ▼──   ──▼


第4話と第12話では、曲の演奏を行う。他の話は、楽典の説明用のサンプル演奏はするが、曲の演奏は行わない。


放課後。理科室。


ハルがヤッ子に、ギターを聞かせている。自宅から持参したギター。


まだ下手だが、申し訳程度に歌も添えている。コードが変わる時には少し間が開く。右手はほとんど単調だが、楽譜に従うように注意している。


ジャンルは、Official髭男dismや、amazarashiのようなもの。または、ハルが父親から教わった「ギターの入門に適している」の理由から、1970年代のフォークソングでも良い。


フォークソングは、第10話で、「父が、中学生の頃に先輩からもらった」として、ポケットから出した楽譜のコピーで、歌とギターの縦が揃っていない話がある。


ハル。楽譜集の書籍を机上で開き、見ながら演奏している。ヤッ子はハルの後ろから、斜めに楽譜を見ている。


ハル「どう? 弾けてる?」


ヤッ子「演奏が拙いのは仕方ないが、よく楽譜を読めているな」


ハル「まあ、芸術としては楽譜に逆らってもいいけれど、楽譜がちゃんと読めてるか確認してほしかったんです」


ヤッ子「うん。残念ながら、小学校では楽譜が読めているかの確認に、「演奏できているか」が用いられているようだが、演奏技術と読譜とは、別物だ」背景に「読譜=楽譜を読むこと」を表示。


ハル「そうですよね」


ヤッ子「読譜が不十分でも、試行錯誤で楽器演奏ができれば、それで読譜できたと判断するしかないのも実情だ。学校は忙しいからな」


ハル「楽譜の、音符だけでなく、コードもちゃんとできているでしょ」


ヤッ子「ベース音にも気を付けているんだな」


ハル「父に教わりました。ベース音に何が使われているか。根音なら基本形和音、根音以外の和音構成音なら転回形和音」


ヤッ子「ふむふむ」


ハル「和音構成音以外をベース音に使うこともあれば、ベースがメロディっぽいと、コードネームに表現しないこともある」


ヤッ子「ふむふむ」


ハル「ベース音が根音なら、コードネームは普通の書き方。ベース音が根音以外なら、コードは分数和音になる」


ヤッ子「ふむふむ」


ハル「まあ、こんな感じです」


ヤッ子「素晴らしい。ここまで説明できれば、申し分無い」


ハル「ありがとうございます」


ショージ。乱入する。「♪あーーぁりがとう、ございますぅーー」


ヤッ子「どうしたんだ、今日は先輩はいないのか?」


ショージ「トロンボーン先輩は、卒業しました」


ハル「?」


ミッツとステラ。手を繋いで、恐る恐る、ミッツが先に入って来る。「あのお、お邪魔して良いでしょうか?」


ヤッ子「おお、蜜霧君が理科室に来るとは、珍しいな」


ハル「ミッツ、吹奏楽のトロンボーン先輩が卒業だって」


ミッツ「嘘! なになに、卒業って?」


ハル「ショージさんが」


ショージ「あ、卒業っていうか」


ヤッ子「わかるように言ってくれ」


ショージ「いや、何か、冗談を言うべき雰囲気かなと思って、何か、口から出まかせを言いました、済みません」首だけペコペコ。


ミッツ。驚いてショージを見る。心の声。「( )ショージが、謝っている)」


お気付きでしょうか、ステラがトロンボーン先輩に失恋した後は、トロンボーン先輩は登場していません。


ショージ「で、ギターがあるってことは?」


ヤッ子「そう、歌で愛を語り合っていたんだ」ハルの髪の毛を、鷲掴みでゴシゴシする。


ショージ「それで、愛は伝わりましたか?」


ヤッ子「演奏は下手だが、楽しさは、しっかり受け取れたぞ」


ショージ「まあ、ハルの場合、ギターは演奏用ではなく、楽譜の謎解きができたかっていう、確認だもんな。思った通りの音が出たら、楽しいだろう?」


ハル「楽しいです。暗号が解けたというか、クロスワードパズルが完成したとか、ルーブゴールドバーグ・マシン( )Rube Goldberg machine)が最後まで行ったというか」背景に、それぞれが完成した様子を表示。


ショージが、ハルに向かってガッツポーズ。ハルも応える。


ミッツ。再び驚いてショージを見る。心の声。「( )ショージが、相手の立場を思い遣っている)」


ヤッ子。ショージの髪の毛を、鷲掴みでゴシゴシする。「早坂君が楽しいと、東海林君も楽しいんだよな」


ショージ「そうですよ」本気で嬉しがっている。


ヤッ子「周囲から好かれることを目指すのも良いし、周囲の成功を共に喜ぶのもいいな」


ステラ。心の声。「( )第6話の、長調と短調の話の時にあった、恋愛対象のことかな?)」


ヤッ子「ところで。東海林君は、コードがわかるか?」


ショージ「ちょっとだけですが」


ヤッ子「ちょっとでも、大したもんだ」


ショージ「あれ? この斜めの線は?」


ハル「これはベース音。ベースが、根音以外を鳴らす時、この書き方をします」


ショージ「根音以外? 根音のことを、英語でベース音って言うんだろ? 違ったっけ?」


ハル「え? 根音はコードネームの最初に書かれている単音の名前、ベース音は低音の指定」


ステラ。ハルとショージを交互に見る。


ヤッ子「この話では、早坂君の方が正しい。おそらく、東海林君の読んだ資料が誤りか、資料の文章の一部だけが印象に残ったのだろう」


ステラ。憧れの表情でハルを見る。「早坂さんは、きちんと勉強なさっているんですね」


ヤッ子「それもあるが、東海林君がデタラメなのではないぞ。一時的な勘違いは、勉強に付きものだ」


ヤッ子「東海林君を褒めるべきなのは、自分の知識が誤りかも知れないという意識だ。時には、自分が正しいから、相手が誤りだと決めて話す人もいるからな」


ヤッ子「根音は、英語でルート音だ。数学で、平方根のことを「ルート」と言うだろう」背景に「平方根」と、そのフリガナ。「根音」と、そのフリガナ。両方の「根」に差し棒で「これがルート」と指す。


ヤッ子「最低音は英語でベース音だ」


ショージ「ベースって、基本という意味だから、根音でしょう?」


ヤッ子「これもややこしいから、確認しておこう。「ソプラノ」「アルト」「テノール」「バス」って聞いたことが無いかな?」


ミッツ「あります。合唱の、パート分けですね」


ヤッ子「その通り。低音を担当する「バス」は、楽器のベースギターの「ベース」と同じだ」


ヤッ子。黒板に「ベース」「bass」「低音」と、「ベース」「base」「基礎」を書く。


ハル「ややこしい!」


ヤッ子「だから、ベース音は「低い音( )bass)」の意味だ。「基礎の音( )base)」「根音( )root)」ではないぞ」


ショージ「でも、ベース音は、斜め線じゃなく、「on」って書きませんか?」


ショージ。黒板に表記の違いの「D/A」と「D on A」を上下に並べる。


ヤッ子「どちらの表記もある。更に、こんな書き方もあるぞ」黒板に「D Bass A」と書く。


ヤッ子「斜め線の書き方は、ちょっとした弊害もある」


ヤッ子。黒板に、上段の歌と、下段のギター、2段の楽譜。理科室なので、楽譜は略した書き方。「4/4」拍子。歌はソの付点2分音符と、4分休符。ギターは、前半の2拍はC、後半の2拍はG。コードネームは上段の上に。


ヤッ子「この場合で、コードは、2拍はC、次の2拍がGだとわかる。しかし、もしもギターの楽譜が無くて、歌とコードだけの楽譜なら、どこからGに変わるのか、わからない」黒板の、ギターの分を隠す。


ハル「真ん中に書かれていたら、何となく半分だって、わかりますよね」


ヤッ子「ところが、こう書く楽譜もある」Gの左側にスラッシュを加え、「/G」とする。「これで、小節の真ん中だと表す場合もある」


ショージ「そんなの、見たことが無い」


ヤッ子「ところが、実在するんだ」


ハル「もし、小節の横幅が狭かったら……」


ステラ「小節の半分でコードが変わるのか、ベースの意味なのか、区別ができない……」


ヤッ子。別途の楽譜で、小節の幅が狭いので、「C」「/G」が近付き、「C/G」のように書く。


ヤッ子「そうなんだ、区別できないんだ」


ミッツ「この、斜めの線は、分数の表記を借りているんですよね。だったら、上下に並べたらどうです?」背景に、分数の表現あれこれ。時速の「40km/h」、印刷物のページ「現在ページ番号/総ページ数」、回転数の「3000rpm」なども。


ヤッ子「その通り、良いアイディアだ。「分数和音」といって、上下に書かれているものも実在する」


ヤッ子。黒板に上下の分数の表記も書き加える。これで、黒板には「D on A」「D Bass A」「D/A」「D/Aを上下の分数の形」の4種類が書かれた状態になる。


ヤッ子「上下に書けるなら書いているが、昔の活字の時代、写植の時代、歌詞の上にコードネームを添えるものなどなど、面倒さや、機械の制約や都合などで、様々に表現方法が工夫されて来た」


背景に、コードネーム付きの歌詞など、表記あれこれ。


ハル「ヤッ子先生、これって、間違いですか?」楽譜集の、別な曲を開く。「G/Am」とある。「これ、ベース音がAmっておかしいですよね。父が言っていたのですが、ベース音は単音ですから」


ヤッ子「ああ、これは「アッパー・ストラクチャ」だな」


ヤッ子。黒板に、手書きの五線で、ト音記号、玉の積み上げ「ド、ミ、ソ、シ、レ、ファ、ラ」を書く。下の3つに「三和音」、上の3つに「テンション」と添える。


ヤッ子「上の3つか4つが、テンションだ。下から4番目は、人によって、テンションと呼ぶか呼ばないかが変わる」


ヤッ子「そして、これらの玉のそれぞれに、♯や♭を付けるが」さっきの楽譜の玉を「ド、ミ♭、ソ、シ♭、レ、ファ、ラ」にする。


ヤッ子「うーん、これをどうやって、コードネームで表現するか……」わざとらしく、親指で額の端を掻き、悩んだ表現。


ハル「だから、数字の前に、♭とか書くんでしょ」背景に、「EM7♭13」など、いくつか思い描く。


ここで、「M7」の別な書き方「maj7」を紹介をしても良い。


ヤッ子「その場合、すぐに読み解くのが面倒だ。そこで考えられたのが、テンション部分だけを独立したコードのように書くのだ」


ヤッ子「これを、「Cm7」と、その上に「Dm」が乗っていると考えると、こう表現できる」黒板に、上下の分数の形、分母に「Cm7」、分子に「Dm」と書く。


ヤッ子「または、「Cm」の上に「B♭M7」が乗っているなら、こう表現できる」黒板に、分母に「Cm」、分子に「B♭M7」と書く。


ステラ「どっちでもいいんですか?」


ヤッ子「どっちの表現もあるので、どっちが正しいということは言えない」


ハル「また、これだ。ヤッ子先生はいつも、どっちも正しいと言いますね」


ヤッ子「そうだな。うんざりするが、みんながそれぞれに工夫しているので、否定はしないように」


ショージ「あれ? そしたら、「D/A」なら……」背景に、上下の分数の形。「……「A」はベース音か、コードなのか、区別できない」


ハル「長和音、メジャーコードは、音名の後に何も付けないから、混乱の元になるんですね」背景に、4種類のコードネーム。「長和音」「メジャーコード」と、漢字とカタカナを併記。


ヤッ子「そうなんだ。ベースを表すのか、アッパー・ストラクチャなのかの区別のために、この書き方の区別を使うこともある」黒板の「D on A」と「D Bass A」を指す。


ショージ「そうか、「D on A」ならアッパー・ストラクチャの意味ですね」


ヤッ子「しかし、ベース音の意味で「D on A」と書いているものもある」


ハル、ミッツ、ステラ、ショージ。みんな、顎が力無く落ち、うんざりの表情。顎は角ばっている。「またかー」


ヤッ子「これら、コードの表記方法は、こだわりを以って「これが正しいに決まっている。なぜなら、あの表記はあんな欠点がある」と言い張る人もいるから、巻き込まれると厄介だぞ」


ハル、ミッツ、ステラ、ショージ。さっきの表情から、顎が円く長く、『叫び』( )ムンク)のような顔。腕はだらりと垂れ下がっている。「まじかー」


ヤッ子「楽譜の表現の正しさ、楽譜を読む正しさもあるが、現代は、1つの楽譜だけが資料という時代でもない。曲にもよるが、曲の資料となる媒体はあれこれだろう」


ヤッ子「そもそも楽譜は、実際の演奏や頭の中の演奏を、頑張って紙に表現したものだ。コードネームは、頑張って文字だけにしたものだ」


ヤッ子「伝達手段だから正しさは大切だが、限界があることと、限界があるから表現を工夫していることは、留意しておきたいな」


▽ 場面変更 ● ── ●


校内のどこかで、雑談。


教室。


男子生徒「さくらんぼって、何だ?」


女子生徒「あんたのことよ、チェリー君」


男子生徒「そうじゃなく、こんな、さくらんぼのような音符があったんだ」棒が下向きの「ド、ミ、ソ」の3つの玉が、さくらんぼのようになっている。「ミ」にアクセントが付いている。


女子生徒。じーっと見る。「これって、普通はこう書くんじゃないの?」簡単な楽譜。「ド、ソ」の棒が下向き。「ミ」の棒だけ上向きで、アクセントが付いている。


男子生徒。言われて当たり前と気付いたように「ぁ、あ。それもそーだね」


女子生徒「こんな楽譜もある」同じ高さの玉が2つ、さくらんぼの形。1つはナチュラル、1つは♯。


女子生徒「ファが2つあって、1つはナチュラル、1つは♯」


女子生徒「これ、別な資料では「ミ」と「ファ♯」だから」簡単な楽譜を書く。


女子生徒「これも、棒を上向きと下向きの書き方にもできるし、ファのナチュラルの代わりに、ミの♯としても同じ」


男子生徒「じゃあ、さくらんぼって、何だ?」


女子生徒「だから、どうにかして表現しようと苦心してるんでしょ! チェリー君」


男子生徒「もう1つ、聞いてもいいかな?」


女子生徒「答えられることならね」


男子生徒「この2つの表記があるって、覚えているの?」指で表記の違いを指す。


女子生徒。急に恥ずかしがって。「いやっ、そんなこと、答えられなーい」もじもじする。


男子生徒「は?」


女子生徒。素に戻って。「なーんてね。珍しいから、覚えていたの」


男子生徒「ということは、そこまで細かく、楽譜を読んだってことだよな」


女子生徒「そうよ」


男子生徒。心の声。「( )恐ろしい奴)」


この2人の役名を、「佐倉」「桜」「チェリー」「智恵理」などに因んだものも良さそう。ED曲でのタイトルクレジットで、この場面を視聴者に思い出してもらうために。



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