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ガクテン  作者: 不定音高ふたつ


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04_B__01_02  第4話 Bパート 分割 1 / 2

第4話 Bパート 分割 1 / 2


【 第4話 概要 】

サブタイトル:吹奏楽部にやって来た。

OP曲前:ヤッ子の大学時代。デートが楽しいが、ピアノのレッスンがある。彼氏が「休んじゃえ」と言い、ヤッ子が別れを決意。

Aパート:トロンボーンはヘ音記号、音部記号。ギターとソプラノリコーダーはオクターブ違いの記譜。加線。ショージが黒鍵をでたらめに弾く、鍵盤モノサシと音階スライド。音名階名と4か国語。階名唱法。調号と調の名の裏ワザ。

CM明け:ステラが、吹奏楽部の練習室の黒板に、「ようこそ 吸奏楽部へ」と書く。辞書で「吸う」を調べた、吹く楽器なのになぜ。「わざわざ部室棟までありがとう」を「ぶしつれん」と言う。

Bパート:吹奏楽部の見学会。ピアノは弦楽器か打楽器か。ハープはピアノより速いグリッサンド、ハープと調号。調号に無い音階。フルートのカルマン渦は、竿のピュッと同じ、来たれ宇宙人。ステラのカステラと百合じゃれ。演奏主体、部室が草原に。

Cパート:移調楽器は、実音から逆算で記譜。ギターのカポと同じ。ギターの楽譜「演奏キー、オリジナルキー」の表記。スコアの左端の小節線。ステラの漢字誤りから、漢字の部首と読みの関係。

予告:ステラは先輩とお揃いで喜び、音楽の先生は危険エリアでびくびくして、ミッツがハルを羨ましがる。俳句でダンスだ。


 ○ --- ○ --- ○


ここから本文です。

ご感想を頂けると嬉しい。ログイン不要ですので、お気楽に一言をお願いします。

▼ Bパート。   ▼──   ──▼


吹奏楽の先生「ではみなさん、今日は吹奏楽部の見学日ということで、部員との交流で、お招きしました」


吹奏楽の先生「いつものことですが、部員は慣れた様子で楽器を扱っていますが、実はあれこれと細かな注意点を守って扱っています。皆さんが楽器を触る場合は、部員から触っても良いと言われた、ほんの一部分だけにしてください」


吹奏楽の先生「楽器は壊れやすく、高価で、修繕もただごとではありません。是非とも、破損や汚損といった事故には、くれぐれも注意してください」


吹奏楽の先生「それから、部員のほとんどは、特別な音楽教育を受けずに入部し、初めて楽器を扱った人もいます。音楽の知識には、むらがありますので、質問に答えられない場合は、ご勘弁ください」


吹奏楽の先生「すごく難しい質問は、あちらにプロがいらっしゃいますので」手で、音楽の先生がいることを示す。


音楽の先生。ハープを構えている。「プロ並みに上手な人もいますが、僕を含め、プロ並みの演奏を求めないでくださいね。それから、大道芸のような、アクロバット演奏も、ご容赦願います」


見学者は、ハルを含め5人。


ステラ。吹奏楽の先生に小声で聞く。「見学者が5人って、少なくないですか?」


吹奏楽の先生「ああ、いつも人数制限で、5人にしているんだ。混雑すると、狭くなって、事故になることもあるからね」


背景に、チャップリンの喜劇のような説明。尻で楽器を倒す。驚いて振り返り、頭を下げて謝ったら、後ろに出っ張った尻で別の人を転ばせる。慌てているうち、あちこち壊滅。


ステラ「あっ、そうだったんですか。てっきり、吹奏楽に誰も興味が無いと思っていました」


吹奏楽の先生「あっはっは。確かに、実際に入部したがる人は、多くないけど、音楽に興味がある、合奏に興味がある、楽器に興味がある人はいるよ」


吹奏楽の先生「物見遊山の人や、一過性の興味もある。だけど、見学だけだから、申し込み者はいつも数倍いるよ」


ステラ「そうだったんですか」


ショージ。自身の担当楽器のクラリネットを見せる。「おーい、ハル。これがクラリネットだ。壊れてドが出ないのは、ドの穴をふさぐことができなくなるんだ。縦笛だったら、指が届きにくくて、低い「ド」を出しにくいようにな」


ここで、『クラリネットこわしちゃった』の原曲は、フランス軍歌『玉葱の歌』の洒落を入れても良い。「これが壊れたら、玉葱の欠片を使う……というのは、冗談だ」など。


ショージ「発音はこれ、リードだ。ストローで作ったのはリードが2枚だからオーボエ。俺のは1枚だからクラリネット」第2話で、ハル達4人で、ストローオーボエで遊んだ場面を表示する。


オーボエ奏者「リードの枚数が、吹奏楽でのレベルの高さ」


ショージ「そんなこと、あるかい!」背景に、「リードの枚数と、吹奏楽でのレベルとは、関係はありません」を表示する。


ハル「クラリネットとオーボエって、音色がそっくり」


オーボエ奏者「聞き比べたら違いがわかるけど、単発で聞いたら、どっちだかわかりにくいよね」


ショージ「似て非なるもの。俺はこだわりをもって、クラリネットとオーボエは区別している」


オーボエ奏者「立場によって違うんだろうな。君の、普段の生活では、クラリネットとオーボエの違いのこだわりは無いだろう?」


ハル「はい、正直、どっちでもいいって……」


オーボエ奏者「瀬戸物と陶器と磁器の違いもそうだし、風邪とインフルエンザ、これは、黴菌とウイルスの違いで、薬の開発ではこだわりを持っているけど」


ハル「はい、瀬戸物ですねって言ったら、伊万里焼だって言われたり、陶器と磁器の違いも、何度か聞いた気がしますが、未だに覚えていません。興味が無いので」


オーボエ奏者。軽い笑い。「ははは」


ハル「黴菌とウイルスの違いも、僕にとっては基本的な感染対策は同じです。どっちも見えませんから」


オーボエ奏者「交通事故に気を付ける歩行者にとっては、乗用車もバイクも大型バスも恐くて、運転者の安全と同じところと、違うところがあるよね」


トロンボーン先輩。話に入って来る。「ビニールとプラスチック、減量とダイエットも、似て非なるものだね」


ステラ。3人の女子に囲まれているが、主に私物のメルヘンの小物の情報交換。近くにいる部員は「音楽とは無関係だよな」「何の話をしているんだ?」「このアニメの、お得意の、余談だな」などと、小声で言い合う。


ステラ。ハルたちの医学的な話が聞こえていて、気になっていたが、トロンボーン先輩が加わったので、ステラも入る。


ステラ。トロンボーン先輩を見て。「減量とダイエットは、違いますよね」


トロンボーン先輩は、微笑むだけ。


ステラ「ダイエットは、医者による食餌療法、医療行為。だから、素人が勝手にするのは医療行為ではなく、食事のメニューの工夫」


ショージ「すごいよ、素敵だよ、ステラちゃん。みんな、わかったかい、これは、国会で決まったんだ。だって、国会は英語で「ダイエット」だろう!」


ハル「黴菌とウイルスの違いは?」


ステラ「黴菌は細胞がある生き物。ウイルスは、細胞が無いので、生物ではないという定義」


ハル「え? じゃあ、ウイルスが進化して、細胞を持つ生物に進化したのか?」


ステラ「逆だって聞きました。先に黴菌があって、そこから進化してウイルスになったって」


ハル「じゃあ、生物が進化して、「生物やめました」ってことか? 生物じゃないなら、ウイルスは、「死ぬ」とか言わないのか?」


ステラ「普通の会話では「死ぬ」とか言ったりするけど、論文なんかじゃ「活性」「非活性」とか言うよ。「不活性化した」とか」


ハル「日常会話で、用語の使い方が曖昧なら、素人がメニューの工夫をするのを、「ダイエット」って言っても、いいんじゃないか?」


ステラ「あはは、まあ、そうね。細胞は、何かを食べて、自分で増えることができる。ウイルスは細胞じゃないから、何かの細胞の中に入って、細胞を壊して増えて行く」


ハル「なんだか、黴菌って言うと、汚い感じがする」


ステラ「黴菌が増えて、人の役に立たなければ「腐敗」人の役に立てば「発酵」で、どっちにしても同じ」


ハル「あ、そうか」


トロンボーン先輩「例外があって、肥料になる「腐葉土」は、人の役に立つ」


ハル「腐葉土って何ですか? どんな字を書くんですか?」この質問を、ステラに向かってするなら、平易な言葉遣いになる。


ステラ「えーっと、くさって栄養のある土だから」黒板に「草養土」と書く。指し棒で「草」に「くさる?」のフリガナ。その隣に「栄養」の「養」を強調。


ハル「きっと、違うよ」


この「腐葉土」の誤りは、さすがにステラが可哀想なので、無い方が良さそう。


ショージ「ステラちゃん、さすが、生物学のお姫様」


生徒「じゃあ、このおでこは、顔か、頭か、どっち?」おでこが広い生徒を引っ張って来る。


おでこの広い生徒「顔だよな。頭だったら、ハゲだもんな」


ステラ。申し訳なさそうに、モジモジしながら。「眉毛から上は、頭です」


おでこの広い生徒。怒って、おでこの血管が、地図や路線図のようになる。立体地図で火山が噴火しても良い。


女子の人気を得ようと、特に、ステラが雑談しているので、気を引くために、5人のサックス男子が、ジャズセッション。そこに、音楽の先生がダブルアクションハープのアドリブで加わる。一同が聴き入り、終わると拍手。


ハル。狭いところを気を付けながら歩き、音楽の先生の所に行く。「先生、ハープも弾けるんですね」


音楽の先生「この楽器は高価ですから、滅多に出さないのですが、早坂君なら面白がってくれると思いましてね」


ハル「所々、弦の色が違うんですね」


音楽の先生「ピアノと違って、目安となる黒鍵がありませんから、色を目安にしています。これらの弦は、全部が白鍵のようなものですから」


音楽の先生「そうそう、ハープなら、こんな芸当ができるんですよ」グリッサンド。


音楽の先生「今のは、ピアノの白鍵のグリッサンドと同じです」


ハル「ハープには、黒鍵は無いんですか?」


音楽の先生「黒鍵が無いというより、このファの弦を、ファ♯にすることはできます」弾きながらペダル操作し、ファからファ♯にする。


Fを半音上げてグリッサンド。さらにCを半音上げてグリッサンド。


ハル「ピアノのグリッサンドと同じですね」


音楽の先生「さっき、東海林君からもらった、鍵盤モノサシを持っていますか?」


ハル「あ、はい。これですね」


音楽の先生「ピアノでは、白鍵だけのグリッサンド、または、黒鍵だけのグリッサンドができます」


音楽の先生「白鍵だけのグリッサンドは、ハ長調の音階のグリッサンドですね。ハープなら、どの調のグリッサンドもできます」ペダルを操作。


ハル「このペダルはなんですか?」


音楽の先生「調号のファに♯が付いていたら、低いファも高いファも、全部のファを♯にしますね。このペダルがファのペダルで、中央の高さなら、白鍵のファです」全部のファをポンポンと鳴らす。


ハル「はい」


音楽の先生「この、ファのペダルを踏むと……」踏む。「……ファが、全部♯になります」ポンポンと鳴らす。


ペダル操作と、大譜表を、1つの画面内に入れる。大譜表には、ハープの音域の音符( )全音符)の白鍵が、階段状に並べられている。


ペダルの操作と連動して、音符の左側に臨時記号が、表示されたり消えたりする。同時に、調号の「♯」と、それを指す「調号」の文字も点滅する。


ハル「本当だ。調号の「強い絆」が、ハープでも使われているんですね」


音楽の先生「強い絆とは?」


ハル「ミッツが教えてくれたんです。ト音記号とセットで書かれている♯は、1つだけ書くけれど、同じ名前のファの全部に書くのと同じ。なぜなら、強い絆だからって」


音楽の先生「強い絆とは、面白い言い方ですね。さっきの鍵盤ドーナツで、♯を付けるファは1個所ですね。ドーナツを伸ばして、モノサシにすると、ファはたくさんある、そういうことです」


背景に説明図。正面から見た鍵盤ドーナツが変形して、直線状になる動作。


背景に説明図。机上に置かれた鍵盤ドーナツが、上方向に摘まみ上げられて、螺旋状の鍵盤になる動作。螺旋状の鍵盤が、直線状の数オクターブの鍵盤に変形する。


ハル「なるほど。ドーナツだけ、モノサシだけという、独立したものではなく、連携できるんですね」


音楽の先生「そうです」


音楽の先生「ギター伴奏で歌う場合、低くて歌いにくい、そんな時、カポタストを使って、キーの上げ下げをしますね」背景に「カポタスト」と、「略してカポ」を並べて表示する。


ハル「あ、わかります。カポを、2フレット目に付けて、「ド」を弾いたら、「レ」が鳴るんですよね」


背景に、カポタスト無しで、第2弦のドとレを鳴らす絵を表示する。


分身の術で、その絵が下にも表示される。カポが飛んで来て、2フレット目に装着される。指し棒で「演奏はド。鳴るのはレ」を示す。


ハル。気付いた。「あっ、そうか。音階スライドを、2つ高くするのは、カポを2つ上げるのと同じなんだ」


背景に、ギターと鍵盤モノサシを、上下に並べて表示する。ギターは、演奏者目線で、左側が糸巻き。第3話で、ギターコードの和音構成音の説明で、黒板に書いた向きと同じ。


ギターにカポを添える。鍵盤モノサシに、音階スライドを添える。カポと音階スライドが、同時に左右に移動する。


音楽の先生「そうです。音階スライドと、ギターのカポタストは、同じものなんです」


ハル「ということは、キーを上げ下げする……。あれ? 「キー」って、「調」ですか? 「ハ長調」とかの「調」ですか?」


音楽の先生「その通りです」


ハル「音階スライドを、どの場所に合わせるか、それによって、ハープのペダルで、♯や♭を用意しておけば……、いいんですね」


音楽の先生「そうです」


ハル「なぜなら、音階は「よく使うものを選んだ」だから、演奏の前に用意しておけば」


音楽の先生。にっこりして、頷く。


音楽の先生「ペダルで、ファにだけ♯をつけた状態でグリッサンドを弾くと、ピアノでは不可能な、白鍵と黒鍵を含めたグリッサンドになります」ハープを弾く。


鍵盤の図。黒鍵は薄い灰色。グリッサンドで弾いている鍵盤が赤、弾き終わった鍵盤はピンク。


鍵盤のファとファ♯に差し棒で「このファを弾く代わりに、このファ♯を弾く」と示す。


音楽の先生「しかも、音階スライドに従わなくてもできます。例えば、シ、レ、ミを♭にしてみましょう」


音楽の先生「まずは、ナチュラルのままでは」全部のシ、レ、ミを鳴らす。


音楽の先生「これを、♭にしてみます」ペダルを操作し、全部のシ、レ、ミを鳴らす。背景の大譜表では、調号のように♭を付ける。


ハル「あ、低くなりました」


音楽の先生「この♭の付け方は、音階スライドに無い調号です」


たくさんの調号が、ずらりと左右に並んでいて、音階スライドが矢印で調号を指している。音階スライドの移動で、調号を指す矢印も移動するが、「この調号が無い」となる。


音楽の先生「○○さん、『英雄ポロネーズ』の、駆け上がりをお願いします。最初は、やや、ゆっくりでお願いします」


指名された生徒がピアノを弾く。最初は、ややゆっくり。


この演奏の場面は、実写の方が、インパクトがありそう。後述の吹奏楽の演奏で実写があるように、ここでも、指名された生徒は、本物のピアニストが、頑張って中学生の制服姿なら。面白い。


音楽の先生「素晴らしい。では、片手でも良いので、段々と速く、もっと速く、もっと速くとお願いします」


指名された生徒。音楽の先生のリクエストに応え、少しずつ速くしたものの、限界の速さになる。


鍵盤の図。黒鍵は薄い灰色。弾いている鍵盤が赤、弾き終わった鍵盤はピンク。


音楽の先生「どうもありがとう。では、ハープでやってみましょう」ハープを弾く。「もっと速くしてみましょう」面白いくらいに速く弾く。


音楽の先生「ピアノよりもハープの方が、速く弾けましたね。では、今度は、ドから半音階で、1オクターブをお願いします」


指名された生徒「1オクターブで、いいんですね」


音楽の先生「はい。できるだけ速いスピードで、お願いします」


指名された生徒「じゃあ、裏ワザを使います」右手で白鍵、左手で黒鍵の方法で演奏する。


周囲から、どよめき。「すこい」の声もある。


音楽の先生「では、今の演奏を、ハープでやってみましょう」ペダルの操作もあるので、上手にできない。


音楽の先生「失敗しました。このように、それぞれの楽器には、得意なことと、苦手なことがある、特性のお話です。○○さんに、拍手を」


ピアノを弾いた生徒が、拍手を受けて、Vサインと投げキッス。


サックスの生徒が、見学者と話をしている。マウスピースを外して、鳴らしながらマウスピースを接続する。


それを見たトランペットの生徒が、マウスピースだけで音高移動で「ビュイビュイ」と鳴らしながら、接続する。


音楽の先生「ハープにも、いくつか種類がありますが、このようなペダルがあるのが、「ダブルアクションハープ」の特徴です」


音楽の先生「ついでながら、ハープもハーモニクス、つまり倍音を演奏することもあるんですよ」倍音を弾く。


音楽の先生「弦の長さの2分の1、3分の1、4分の1」


ハル「弦が長いと、ギターよりも、いい感じに鳴りますね」


ピアノの近くで、見学の生徒が、吹奏楽の先生に質問。「ピアノも、太鼓と同じで打楽器ですよね」


別な見学の生徒「違うよ、弦楽器だよ」


ハル「あ、面白そう」音楽の先生に挨拶。「ありがとうございました」ハープから離れる。


別な生徒「普通は、鍵盤楽器でしょう」


吹奏楽の先生。全員に声が届くように。「こちらに注目。クイズです。ピアノは、なに楽器なのか、3つの意見が出ました。さーってと。どれが正しいでしょうかっ!」


吹奏楽の先生。指を、1本、2本、3本と出しながら。「1番、打楽器。2番、弦楽器。3番、鍵盤楽器」


ステラが黒板の一部を消して、黒板に選択肢を「1、だがっき。2、げんがっき。3、けんばんがっき」と書く。


ひらがなは、あだち充のようなフォントで。


吹奏楽の先生「1番だと思う人」先生の挙手に促され、数人の生徒が挙手する。同様に、2番と3番も答えを募り、人数をステラが黒板に記す。


生徒達は、小声で話し合いながら挙手。生徒の1人は、隣の生徒に、手話で「全部」と言う。


この段階では、手話を知らない視聴者には、手話であることが気付かれなくても良い。手話は、第7話で紹介。


吹奏楽の先生「答えは……どれも正解です」どよめき。数人は、既に知っているようで、得意気な顔。吹奏楽の先生が、音楽の先生に目配せ。


音楽の先生。ハープの椅子から降りている。「楽器の分類方法は、いくつもあります。見た目で分類、演奏方法の分類、何が音を出しているかの分類などです。太鼓は、叩いて演奏するので打楽器、膜が鳴るので膜鳴楽器( )まくめいがっき)です」


音楽の先生「木琴は、叩いて演奏するから打楽器で、棒そのものが鳴るので体鳴楽器です」


音楽の先生「ピアノは、ハンマーが弦を叩いて演奏するので打楽器、弦が鳴るので弦鳴楽器、鍵盤があるので有鍵楽器です」


音楽の先生「弦楽器といえば、バイオリンが知られています。バイオリンは弦が鳴るので弦鳴楽器、弦を擦るので擦弦楽器です。このハープは、弦をはじくので、撥弦楽器( )はつげんがっき)です」吹奏楽の先生に目配せ。


吹奏楽の先生「ありがとうございます」



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