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ガクテン  作者: 不定音高ふたつ


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03_A__01_04  第3話 Aパート 分割 1 / 4

第3話 Aパート 分割 1 / 4


【 第3話 概要 】

サブタイトル:コードネームは、スロットマシン。

OP曲前:幼少の頃のハル。シメジ婆さんの家で尾翼付き折り紙飛行機。現在、テスト中に、当時の紙飛行機を再現。先生から新たな紙飛行機の折り方の宿題。

Aパート:ギターのコードから、コードネーム、和音構成音はあちこちに。音程の「完全系」「長短系」。和音構成音「だらけ」。ウクレレを勧める、楽譜をきちんとと言われない、まず絵を真似。「風呂出で 詩へ寝る」。鍵盤ドーナツ。

CM明け:ショージ。テレビドラマのセリフ「学校で優秀でも、現場じゃ何にも役に立たない」に疑問。先生より生徒が、技術が高い例。

Bパート:ハルの父親の、古いスティール弦ギターを、楽器店で保守。コード「F」の押さえ方。コードを押さえて音符が用意されている。和音外音も使われる。カポとコード表、カポでハイコードをローコードに。ムギとトロンボーン先輩。

Cパート:OP曲前の紙飛行機の折り方。

予告:ようこそってここは何の部室か、この楽器の種類は何だろう? あの日のヤッ子は恋人にさよならだ。線が多くて、数えきれないよー。


 ○ --- ○ --- ○


ここから本文です。

ご感想を頂けると嬉しい。ログイン不要ですので、お気楽に一言をお願いします。

■■■■ 第3話。


▼ サブタイトル。   ▼──   ──▼


コードネームは、スロットマシン。


▼ OP曲前。   ▼──   ──▼


OP曲前の定型。他の登場人物は知らない、過去の出来事。


ハルが小学1年生の頃。


シメジ婆さんの玄関。


少し大きめの、平屋の民家の玄関。「シメジ助産院」の看板がある。看板の余白に、小さく「香り松茸 味シメジ」と書いてある。


ここではまだ、「シメジ助産院」は表示しなくても良い。会話の中で「シメジ婆さん」が何度も出て、「シメジ婆さんって、誰だ?」を長引かせても良い。


シメジ婆さんは、声と手だけ。


まあ君「シメジ婆さーん、ごめんくださーい」


シメジ婆さん「はい、いらっしゃい」


まあ君。定型の挨拶の口調。「昨日は、ごちそうさまでした。お母さんが、よろしくと言っていました」数枚のお皿を手渡す。子供に持たせるので、焼き物のお皿より、弁当箱やタッパーの方が、割れにくくて、現実的かも。


シメジ婆さん「はい、お粗末様。遊んで行くかい?」


まあ君「はーい!」


廊下には、貼り紙がある。「あっちは、赤ちゃんと、お母さんの部屋です。子供は、行ってはいけません」フリガナもある。イラストで、子供がくしゃみをしている姿が添えてある。これは、感染症への注意喚起。


広い和室では、数人の子供が、あやとり、読書、百人一首などをしている。


ここで、当アニメの地域は未定だが、さり気なく知らせることも可能。上毛かるた、下の句の百人一首、「どちらにしようかな」の歌、「せーの!」の掛け声、など。


シメジ婆さん。みんなに呼び掛ける。「さあ、まあ君だよ」


まあ君。和室に入り、振り返って。「シメジ婆さん、今日のね、褒めてほしいことはね、学校のトイレを汚しちゃったけど、ちゃんと自分のウンチを拭いたよ」


背景に、まあ君の話の理由として、「シメジ婆さんは、子供達に「ほめてほしいことを、おしえてください」と言っている」を表示する。


シメジ婆さん「そうかい。前の人からはきれいなトイレを受け取って、次の人にはきれいなトイレを渡したんだね」まあ君の頬を、コチョコチョする。


ハル( )小学1年生)「まあ君、飛行機を飛ばそうぜ」折り紙飛行機を持っている。


まあ君「えー、家の中で飛ばしたら駄目だよ」


ハル「大丈夫だよ、お仏壇の扉は閉めているし、香炉も中に入れているから」背景に香炉の絵と、ひらがなの「こうろ」に、漢字の「香炉」を添える。ただし、香炉が宗派に直結すると、気にする視聴者もいる。


ハル「新しい飛行機を発明したんだ」上向きの垂直尾翼があり、その上端は水平の翼。


紙飛行機を手に持った状態で、場面は現在に。飛行機を持ったハルの手と袖が、小学生から中学生に変わる。これにより、場面が過去から現在に変わったことを示す。


ハルはテスト中だが、時間が余ったので、紙飛行機を作った。


ハルの席は、教室の後ろの方。


問題用紙で作った紙飛行機。シメジ婆さんの家で作ったものと同じ。


教師。チャイムが鳴ったので「はい、終了。後ろから集めて」


教師。集まった回答用紙を揃えながら「早坂ァ。時間が余って、以前はトランプをやっていたが、やめたんだな、前よりはおとなしくなったな」


教師「しかし、その紙飛行機は飛ぶのか? 垂直尾翼があって、随分とかっこいいな。飛ぶんだったら、ここに当ててみろ」黒板の上のスピーカーを指す。


ハル。紙飛行機を飛ばす、スピーカーの上に載る。綺麗に飛んだので、生徒達が、どよめきと拍手。


この描写は、画面を上下2つに分ける。下半分は教室の全景で、ハルからスピーカーまでを含む。上半分は、更に左右に分割し、飛んでいる紙飛行機を追う画面と、到着を待つスピーカー。紙飛行機が到着すると、左右の画像が1つになる。


教師「紙飛行機は、普通はこんな風に、角( )かど)が外側になっているが……」黒板に、将棋の駒のような輪郭を書く。「……逆に、角が内側になり、先端が尖るような形はできるか?」黒板に書く。


教師「しかも、ハサミで切り込みを入れないでな。もちろん、ちゃんと飛ぶように」


教師「これは宿題だ」


教師。表情が「できるもんなら、やってみろ」の雰囲気。


▼ Aパート。   ▼──   ──▼


放課後。職員室の隣の教員室。これにより、音楽の先生が職員ではないことを、暗に示す。


ハル。音楽の先生に会いに来た。「先生、先週の授業で、ギターでコードをやりましたが、コードって、どうしてあんな形なんですか?」


音楽の先生「ふむ。コードの図の通りに演奏すれば、ちゃんと演奏ができるという、あの形の謎解きをしたいのですね」


ハル「そうです。音楽って、なんというか、音が低い方から高い方にっていう、一直線なのに、ギターなら、2次元QRコードのようで」思い描く。指し棒で「鍵盤はバーコードに似ている」「ギターコードはQRコードに似ている」を表示する。


思い描いたQRコードは、アニメのサイトのURLでも良い。


注意。「QRコード」は、商標名。


音楽の先生「では、音楽室に行きましょうか」


廊下から音楽室の窓を見ると、ヤッ子がピアノの前に座っている。束ねている髪を解き、弾き始める瞬間、髪がふわりと浮く。映画『魔女の宅急便』( )ジブリ)で、キキの髪が浮くように。


ヤッ子の顔を正面でアップ。稲妻が走り、妖怪のような不気味な雰囲気。おどろおどろしく広がった毛髪で、各所に悪魔の顔、音楽記号などが描かれる。


ヤッ子。弾き始める。本気のジャズを演奏。


音楽の先生とハル。ヤッ子の演奏を、廊下から見ている。ヤッ子は、静電気で髪がまとまっていない感じ。ちょっと、静電気の火花が見える。


ハル「静電気が光っていますね」


演奏が終わる。


音楽の先生。拍手しながら入室。「お見事です」


ハル。音楽の先生に続いて入室。「テストで暇だからって、弾いたんですね」


ヤッ子。髪を束ねながら「新しいコンディショナー( )またはシャンプー)は、どうも私には合わなくてな」ここで、世代によって「リンス」や「コンディショナー」があるので、広い世代を考慮したセリフにする。


セリフは「新しいコンディショナー」の代わりに、「コンディショナーを変えたのだが」でも良い。


ヤッ子の入浴シーンで、洗髪の描写があっても良い。その場合、注意書き「撮影のために、バスタオルを使用しています」を表示する。ヤッ子は、ボロアパートに住んでいるので、浴室は狭く、壁のタイルが少し割れていたりする。


音楽の先生「ちょうど良かった。早坂君が、ギターのコードは2次元QRコードのようで、ピアノが1次元で鍵盤が並んでいるのと、どう関連があるのか、謎解きしたいそうです」


ハル「そもそもコードって、暗号ですか?」


音楽の先生「暗号のコードではなく、和音のコードですよ。「コーラス」の「コード」です」


ヤッ子。黒板に、「CODE」と「暗号」、「CORD」と「電線」、「CHORD」と「和音」を書く。「CHORD」の下には「CHORUS」と「コーラス」を添える。


ヤッ子「紛らわしいといえば、洋菓子のプリンと、痛風の原因にもなるプリン体もそうだな。外国語を自国の文字で表現すると、このようなことがある」背景に、スペル「pudding」「purine体」と、そのフリガナを表示する。


音楽の先生「小学校の時に、「ドミソの和音」を習いましたね。和音とはそのように、ある基準で選ばれた音のグループです」


ハル「デタラメに鳴らしたら、「和音」ではないのですね」


音楽の先生「はい。その場合は「重音」と呼んだり、「広い意味では」を添えて「それも和音」と言ったりしますが、言い回しの工夫の前に、シンプルな話をしましょう」


音楽の先生。黒板の五線に、1本加えて、ギターの指盤の絵を書く。20フレットまで。12フレットは、区切りのために少し太い線で。左端にギターの糸巻き( )ペグ)、右端にギターのボディの、簡易な絵を添える。


ギターの絵の上には、フレット番号を「0」から「15」も添える。フレット番号は、フレットの位置( )フレットとフレットの間ではない)。


0フレット目から糸巻きの絵まで、弦の間隔が広がるようになっていて、弦の番号「1」から「6」を重ね書きする。


音楽の先生「左側に糸巻きがあるのは、弾いている人の目線だからです」


ドローン画像のように、画面のアングルが変わる。弾いている人を正面に見て、そこから、弾いている人の目線になり、ギターを見下ろす。ギターを膝の上に寝かせて、弾いている人が少しずつ透けて行く表現も良い。


音楽の先生「弦を押さえる指の場所は、このフレットとフレットの間ですが、弦が振動する長さは、右の端からフレットまでですね。ですから、番号はここに書きました。番号は、フレットとフレットの間に書く場合もあります」


フレット番号を記す位置を、2種類、表示する。


音楽の先生「ギターの弦は6本ありますね。それぞれの弦は、鳴る音の高さは違いますが、「全く相容れない」のではなく、鳴らすことができる音の高さは、重複があります」


黒板に、第6弦の音域を表現するための、縦長の帯を書く。配置は、黒板の左下から、黒板の高さの3分の1程度まで。


音楽の先生「6本の弦の関係を、イメージするためですから、具体的な音の高さは省略します。最も低い音の弦である第6弦が、この範囲の高さを鳴らせるとします」


音楽の先生。縦長の帯の、下端を指し、少しずつ上に移動する。移動しながらギターの真似の声を出す。「ボンボンボンボン……」


音楽の先生「次の弦は、この範囲の音を出せるとします」隣に、第5弦の音域を表す、縦長の帯を書く。高さは、さっきより少し高い。同様に、指で下端から上に向かい、歌う。


音楽の先生「この高さの範囲は、2本の弦の、どちらでも出すことができます」


ハル「あれ? ということは、低い音の弦がこの高さを鳴らして、高い音の弦がこの高さを鳴らすこともできますね」黒板に近付く。第6弦が高く、第5弦が低い音を鳴らせる。


音楽の先生「その通りです」


ハル「でも、指が届くかどうか」


音楽の先生「さすがです。鳴らしたい音と、指の都合で、作曲者は悩むものです」


ヤッ子。微笑みながら見ている。


ハル「その他の弦も、こんな感じですか?」黒板の左側の帯に、第4弦から第1弦までの、縦長の帯を、書き足す。


音楽の先生「その通り。ギターの6本の弦の関係が、わかったので、次は……」少し迷う。「……ああ、コードの前に、オーケストラの楽器のお話しをしましょう」


ハル。驚く。「無茶ですよ、いきなりオーケストラだなんて」


音楽の先生「ご安心ください。僕がいきなり、難しい話をすると思いますか?」


ハル「それはそうですが」


音楽の先生「話を続けますよ。中学校になって、アルトリコーダーを始めましたね」


ハル「はい。「アルトリコーダー」と聞いて、初めて、小学校で習ったリコーダーの名前は、本当は「ソプラノリコーダー」だって知りました」


音楽の先生「リコーダーの音域も、これに似ています。ソプラノリコーダーが、この範囲の高さを出せる、音域だとしますと、アルトリコーダーの音域は、これです。少し重複していますね」


ソプラノリコーダーを第2弦の音域に譬え、アルトリコーダーを第3弦の音域に譬えて、言いながら指す。


音楽の先生「この譬えでは、さらに高い「ソプラニーノ」のリコーダーもあって、ギターの第1弦に譬えるのも良さそうです。楽器の音域には、重複があるというのが、ここでの比喩の主旨です」


ハル「そういうことですか。教科書に、楽器の音域の帯があって、それは、この関係を示していたんですね」


音楽の先生「そうです。単に、図が載っている教科書を渡されただけでは、実感が薄いですが、このようになっています。ただし、音の高さは同じでも、少しだけ音色が違うので、どっちの楽器を使うのか、作曲者は苦心します」


音楽の先生「リコーダーだけでなく、サックスやクラリネットなども、そうですよ。バイオリン属は、「バイオリン」「ビオラ」「チェロ」のように、名前が違いますが、「ストリングス」の仲間です」


ハル「「ソプラノストリングス」「アルトストリングス」なんて呼べそうですね」


音楽の先生「そうですよ。ただし、そのような呼び方はされていませんが、考え方として正しいです」


ハル。とても納得したような、満足な顔。


ヤッ子。心の声。「( )早坂君が誤った言い方をした場合、「( )a)肯定して、誤りを指摘する」「( )b)誤りを指摘して、肯定する」の、どちらの順にすべきか迷う)」


ヤッ子。心の声。「( )しかし、音楽の先生は、「( )c)肯定して、誤りを指摘して、肯定する」の返答をした。これにより、早坂君は、自己肯定を経験できた)」


音楽の先生「オーケストラの話ですが、わかりましたね」


ハル「はいっ!」


ヤッ子。音楽の先生の教え方を間近に見て、とても勉強になったという顔。


音楽の先生「では、ギターの6本の弦の関わり合いの、構造がわかったところで、この6本の帯が、ギターではどのように調律するか、説明しましょう」


ハル「調律って、チューニングですね」


音楽の先生「そうです。同じ意味の言葉、「調律」と「チューニング」のように、いくつか知っていると、他の人との会話で役立ちますね」


音楽の先生。黒板の、五線に1本加えたギターの図に近付く。「ギターの第6弦は、こうして少しずつ音が高くなります」指を、0フレット目から5フレット目に、少しずつ移動しながら、ギターの真似で「ボンボン……」と歌う。


音楽の先生「そうして、ここ、5フレット目の高さは、次の弦でどこも押さえない音と、同じ高さです。ということは、2本の弦で重複するのは?」ハルの返答を誘う。


ハル「ここの範囲ですね」片手の指で、第6弦の5フレット目から上を行ったり来たり。反対の手の指で、第5弦の0フレット目から上を、行ったり来たり。ハルの体が邪魔なので、手だけ、または、腕だけを残して、透明人間になる。


音楽の先生「ご名答」


ハル「さっきの話で、低い方の弦でここを鳴らして、高い方の弦でここを鳴らせば、低い弦が高い音、高い弦が低い音を鳴らせるんですね」


音楽の先生「そうです」


ハル「指が届けば……、ですね」


音楽の先生「そうです。それを知った上で、作曲者は、「この曲のこの部分は、どっちの弦を使おうか」と悩むこともあります」


ハル「音色が違うんですね」


音楽の先生。にっこりして、頷く。


ハル「この6本の弦は、譬えれば、それぞれがソプラノリコーダー、アルトリコーダー、テノールリコーダー、バスリコーダーのようなものですね」背景に、「テノールリコーダーは、テナーリコーダーです」と表示する。


ヤッ子。とても感心して、大きく息を吐く。心の声。「( )すごい。これが、生徒を半歩先に誘う( )いざなう)教え方。半歩先とは、「音色の違い」の伏線回収の手法もあるんだ)」


音楽の先生「では、お待たせしました。「ドミソの和音」の話です」


ヤッ子。小さく息を吸いながら、無声音の「あっ」と言ってしまう。心の声。「( )何という、滑らかなストーリー運び。この授業は、芸術。いきなりコードの話に続けるよりも、オーケストラの話に迂回したことで、こんなに興味を惹く)」


ヤッ子。心の声。「( )単に、ギターの6本の弦の、音域の重複の話ではなく、同じ種類の楽器での音域の重複の話に迂回して、より深く、知識の伝授をする)」


ヤッ子。心の声。「( )こうして、自然に前提知識を得たことで、ギターの6本弦の、あちこちに、ドミソがあることに、違和感が無く受け入れられるだろう)」


ヤッ子。心の声。「( )早坂君なら、楽器の音域のカラクリを教えるだけで良い。詳しく、個別の楽器の音域は、必要であれば自分で調べるだろう。主旨であるギターのコードから逸脱せず、他の知識を調べる糸口も渡す)」


ヤッ子。心の声。「( )早坂君からの発言を促す。早坂君の発言に、誤りがあっても、誤り指摘だけでなく、誤り指摘を肯定で挟むようにすることで、「否定」ではなく「導き」となる)」


ヤッ子。心の声。「( )やはり、この授業は、芸術だ)」


ヤッ子。音楽の先生とハルには悟られないが、深い感動。


音楽の先生「「ドミソの和音」ですから、「ド」と「ミ」と「ソ」が鳴る場所に、印を付けましょう」


音楽の先生「ギターで、「ド」はこことこことここと、「ミ」はここと……、「ソ」はここと……」それぞれのフレットに「ド」「ミ」「ソ」を記入する。


書き加える場所が多いので、妖精ちゃんが手助けする。妖精ちゃんは、時々誤ったりしながら、完成させる。複数の妖精ちゃんが、互いに資料を見ながら、誤りを訂正し合う。


ハル「こんなに?」


音楽の先生「オクターブ違いも含めて、「ドミソ」の全部に印を付けましたよ」


音楽の先生「1オクターブは、音程で「ドレミ」を指折り数えて、8番目で、また同じ名前に戻りますよね」


ハル「はい。8本脚のタコがオクトパスの話に繋がります」


音楽の先生「ピアノの白鍵だけで数えたら8番目で同じ名前に戻りますので、7種類の鍵盤があり、8番目から、また同じパターンが始まります」


音楽の先生「ピアノには黒鍵もありますから、12個の鍵盤で1つのパターン、13番目から、また同じパターンが始まります」


ハル「ということは、黒鍵から数え始めても、12番目で区切りがあって、13番目から次のパターンの始まりですか?」


音楽の先生「そう、ギターでも同じです。白と黒の色分けはしていませんが、12で1つのパターンです」黒板のフレットを数える。


音楽の先生「ですから、この絵をご覧になって、おわかりのように、13フレット目からは1フレット目と同じですね。実際には、もっと高い位置のフレットも使いますよ」


音楽の先生「左端、フレットの外側は、弦を押さえないで弾きます。「開放弦」と呼びます」背景に「開放弦」と、そのフリガナ。


音楽の先生。第2弦を指す。「ほら、この1フレット目のドは、13フレット目で同じくドになっていますね」


音楽の先生。第1弦を指す。「0フレット目のミは、12フレット目で同じくミになっていますね」


ハル「本当だ。その弦は、途中のフレットには、ミがありませんね。えーっと、第1弦の中で、0フレット目から12フレット目まで、重複無しですね。第2弦も……重複無し」


ハル「第2弦の、5フレット目のミは、第1弦の0フレット目と、同じ高さなんですね」


音楽の先生「そうです。0フレット目、つまり開放弦と同じで、早坂君が先程、指摘したように、ここからは同じ高さの範囲です」


ヤッ子「ギターでは、5フレット目を押さえると、次に高い弦と同じ高さの音が出るから、ミがこんなにたくさんになるんだ」第2弦の5フレット目を指す。


ヤッ子「第3弦と第2弦の関係だけは、4フレット目だが、それは、実際にギターを弾くようになってから、思い出せばいいだろう。これは、ちょっとした間違い探しだな」


背景に、別なギターの図。5フレット目と、次の開放弦が同じ音高と記す。第3弦だけは「なぜか、ここだけ4フレット目」と指し棒。



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