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第19話  作者: こたつ
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第19話

第19話 : 目指せ防音室化 :


メイド:でもお風呂と夕食が………

…寝てますね………



〜んしょ…〜


〜メイドはそのままお嬢様を抱きかかえ、そのままお風呂へと向かった…〜


〜…しばらくして後日〜


〜ミンミンミンミンミン!ツクツクリ~ヨン!ツクツクリ~ヨン!〜


お嬢様:うん!今日もうるさい!

あとお腹すいたぁぁぁぁ


メイド:何も食べずに寝るのが悪いでしょう…


お嬢様:せめて何か飲み物でも…


メイド:溺れますよ?


お嬢様:ンン……


メイド:あと毛朝ごはんは出来てますから、食べててください。私はメイコさん起こしてきますので、


お嬢様:うん、ありがとう


〜スタスタスタスタスタスタ〜

〜 スゥゥウウ~… 〜


メイド:メイコさ〜ん、起きてください、朝ですよーーー!


メイコ:んん…ん…?あ、すみません…もう朝なんですね…


メイド:朝ですよ、朝ご飯もあるので、さぁ早くリビングへ、


メイコ:はい………


〜メイドはメイコの手を引きながらリビングまで誘導した〜


〜カチャカチャ、モグモグモグ…ゴクゴクモグモグ〜

〜ゲホゲホ…〜


お嬢様:ごちそうさまー


メイコ:ごちそうさまでした、



〜2人が朝食を食べ終え、メイドは皿を片付け始めた〜



お嬢様:あ、そういえば今日もやるのよね?部屋のあれ


メイド:もちろんです、できれば今日中に終わらせたいですね


お嬢様:今日中にできるの?あれ、


メイド:全力でやれば楽勝ですよ、テープ剥がして付けての繰り返しですから


お嬢様:そう…なのね


メイド:じゃあ今から始めるので、お嬢様はリビングでメイコさんと一緒にゲームでもしててください


お嬢様:わかったわ、頑張ってね!


メイコ:頑張ります!


〜そのままメイドはお嬢様の部屋へ向かう〜


メイド:う〜ん…結構広いですし、何時間かかるんでしょうか……

幸い、部屋は散らかってませんね、すぐ始められそうです。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜数時間後〜


メイド:ふぅ…やっと半分…

でもここで止めても中途半端ですし…

このまま終わらせちゃいましょうか


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜さらに数時間後〜


メイド:はぁ…やっと貼り終えましたね…

あとは天井…!は…流石に明日ですね…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


メイド:あの…お嬢様?


お嬢様:ん?どうしたの?


メイド:その…今日はリビングで寝てくれますか?


お嬢様:えぇ?!何で?!


メイド:いえ、まだ完成してないのと、部屋も色々とゴチャゴチャしちゃってるので…


お嬢様:構わないんだけど…


メイド:いえ、埃も凄いですし…


お嬢様:…と、とりあえずわかったわ、

あ、毛布だけ貰えるかしら?


メイド:あ、はい、毛布ぐらいなら


〜素早く毛布を取りに行き、お嬢様に毛布を手渡した〜


お嬢様:早すぎない?!10秒も経ってないわよ?!


メイド:私ですから☆(フンス!)


お嬢様:…頑張ってね


メイド:頑張ります、あと、夜更かしは駄目ですよ?


お嬢様:わ!わかってるわよ!


メイド:では行ってきますね


お嬢様:いってらっしゃ〜い


〜そのままメイドは早足で部屋へ向かった〜


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


~そしてほんんんんんんの少し時は流れ~

〜2日後〜



メイド:完成…しました……(バタッ…)


~2日間ぶっ通しでやったせいで満身創痍状態故そのままメイドは眠りに落ちた~



〜スタ、スタ、スタ、スタ、〜


お嬢様:メイドー?そろそろ休んだ…ら…?

──寝てる…!



〜シワができ、薄汚れた服でそのまま寝ているメイドを見かねて、お嬢様はそっと自分の毛布をかけてあげた〜


お嬢様:…ゆっくり休んでね。

それにしても、結構凄いわね、

色々なところに拘ってるし、


〜お嬢様はそっと壁に触れた〜


お嬢様:でもこれ、逆に熱が籠もったりしないわよね…?


〜メイドが反応するように寝返りを打った〜


お嬢様:あっ…(察し)

…まぁ、エアコン付いてるからまぁ、

大丈夫よね、うん、大丈夫…


メイド(寝言):…大丈…夫…です…多分…


お嬢様:多分なのね、

とりあえずこれであの騒音とはおさらばね!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜数時間後〜



メイド:ハッ…!


〜メイドは突然目を覚まし、腕時計を確認した〜



メイド:半日…寝てたんですね、



第19.5話に続く To be continued...

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