プロローグ編
□「はいどーもー!今日はメンバーが全員集まったので、ある企画をやりたいと思います❗」
その企画は…。
外「…」
△「なんか外静か過ぎない?」
☆「ここ駅前だぞ?それにまだお昼だし。」
○「なんか変だな…。」
□「おい!窓から外見てみろよ!!」
×「あれっ!俺たち部屋ごととばされてるぅぅぅ!!」
サンカク「じょーきょーせーり!!」
ホシ「このじょーきょーでー!?」
マル「いまだからこそだろ。」
シカク「動画撮ってたらマンションの一室ごとショッキングピンクの靄?霧?の中を飛んでる。」
バツ「飛び込んでみる?」
バツ以外「いいね!!!」
バツ「じゃあいっきっまーす!!」
窓から身を乗り出したバツはそのまま落ちていった。
シカク「あいつ死んだな。じゃあどうしよっか。みんな。」
みんな「…。」
シカク「あれ?みんな?」
みんな「…。」
シカクが振り向くとみんなはいなくなっていた。
シカク「みんな…。い…ない?」
みんなを探しに玄関のほうへ向かってみると…。
シカク「…あいつら…。行儀良い奴らばっかだもんな。」
バツとシカク以外の靴はなくなっていた。
シカク「お邪魔しました位言ってけよ!」
シカク「まぁそんなことはいいんだが、俺も行くしかないよなぁ。」
シカク「まぁなにがあるかわからないから準備していこ。」
シカクはバイクのヘルメットを被り、
ペットのカメレオンに餌をあげ、
玄関の鍵を中から掛け、
ブレーカーをおとし、
ペットのカメレオンに妹の手作りの黒の服を着せ、
肩にカメレオンを乗せて窓から身を投げてみた。
シカク「あっ、忘れてたんだけど、俺…高所恐怖症だったわぁぁぁぁぁぁぁぁ~‼」
どれくらい落ちただろうか。体感的には2~3分くらいだろう。
ちょっと落ち慣れてきたところで声が聞こえてきた。
???「皆のところへ行きたいか?」
もちろん俺は
シカク「いきたいです!二重の意味で。」
???「じゃあいってみよーカドー!」
光が俺を包み込んできた。
シカク「それは色々とアウトなんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
???「フォカヌポウwフォカヌポウw」
シカク「なにわらってるんだよぉぉぉぉ!」
???「あっ、もうつくから口閉じてねー。衝撃で舌噛むよー。」
シカク「あっ、はい。」
チュドーン!
シカク「痛ってぇ!」
大きなキノコの上に落ちた。
マル「やっと来たか。」
サンカク「待ちくたびれぞぉ!」
シカク「すまん支度してて遅れたわ。」
ホシ「ねぇー。早くバツを探しに行こうよ!」
?「ガサガサ」
シカク「うぉっ!」
フードからカメレオンがでてきた。
カメレオン「主人殿、拙者カメレオンのレオンハート話せるようになったでござる。」
シカク「まじか。とりま、いつものようにレオンって呼ぶわ」
レオン「御意」
3人「!!??」
マル「そんな名前だったのか。」
サンカク「そこじゃないよ!」
ホシ「まぁ異世界っぽいからそういうのもいいよね。」
サンカク「まぁいいか。」
シカク「そういやバツは?」
マル「俺たちが来たときにはいたんだが、さっき目を離したらあっちのほうへ行った。…と思う。」
シカク「探しに行くしかないよなぁ。」
サンカク「だろうねぇー。」
ホシ「じゃあ行こう!!」
キノコについてる梯子から降りて俺たちはバツが向かった方へ向かってみた。
?「グルルルル」
なにが鳴いている。
ホシ「うわっ!?」
黒い犬が紫色の靄をまとって現れた。
シカク「最悪だな。ここで死ぬのか…。」
レオン「主人、拙者が戦いましょうか?」
シカク「えっ?まじで?」
レオン「はい。」
レオンは姿を消し、黒い犬の足元に現れ、舌で前足を縛り上げて、また姿を消した。
するとバツが現れ、
バツ「みんなぁ!そいつ弱いよおー!」
マル「まじで?」
サンカクとマルが太めの枝を持って振りかぶった。すると
???「やめろ。」
続きます。