最終話-戦いの爪痕-(千花目線)
空は青く澄み渡っている。
シュガーが会長を巻き込み自爆し、戦いに終止符を打ってから一夜が明けた。
異型との戦いで気にすることもなかった青空を今は何も考えずにながめている。
もしかすると昨日までは青空じゃなかったのかも知れない。
会長が死に空に青色が戻ったのかもしれない。
ふと気づけば無意識に色々なことを考えている。
だが、どんなに澄みきった綺麗な青空が広がっても心は全くすっきりとしない。
一番の親友が自分達の為に自ら命を捨てて守ってくれた。
シュガーは普通の人とは違い、目の色が微妙に違う。
漫画みたいな赤&青とかではなく、ダークブラウン&ライトブラウンみたいな感じだ。
そのせいで小学生低学年の頃はよく男子にいじめられていた。
そのたびにシュガーを守ってあげていた。
ずっと守った人に命を守ってもらった。
だけど………
「この青空は……シュガーと一緒に見たかったな…………」
自然と涙が込み上げてくる。
シュガーはいない。
どんなに待ってももうシュガーに会えることはできない。
シュガーは自分の命を犠牲に私達を守ってくれた……
だけど……
「会いたい……会いたいよ………」
「ナラ?アワセテアゲルヨ?」
不意に後ろから声がした。
聞いたことのない声だ。
恐怖で体が動かなくなる。
その瞬間胸に鋭い痛みを覚えた。
恐る恐る見下ろすとそこには一本の木の枝が刺さっていた。
「これ…………って………」
意識が朦朧とする。
「コレデヤオトメモサトウニアエルネ……♪ワタシノモクテキモハタサレタシヤオトメモネガイガカナッテウレシイヨネ?」
そんなわけない。
こんなところで会っても天国でシュガーに合わせる顔がない。
「コレデ………ハッピーエンドダネ……♪メデタシメデタシ………♪」
「ふざ……ける………な………」
それだけを言うのが精一杯だった。
後ろを振り返ると言葉を失った。
そこにいたのは………
意識が途切れた。
どうも、作者のシュガーです。
今回で星光町物語最終話となります。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
物語の最後、千花はある人物によって殺されてしまいます。
その人物とは一体誰なのでしょうか?
物語の後半、会長以外に怪しい動きをしている人がいませんでしたか?
回答はありません。読者様のご想像におまかせします。
今は次の小説の下設計しているところです。
仮題は『ボキャ貧砂糖の語る異世界物型』です。これがしっくり来すぎたらこの題名です。
そして、星光町物語の2部も現在書くことだけを予定しております。
2部でこの話の真犯人がわかるかもしれません。
それではみなさん、また次の小説でお会いしましょう
最後に、
この物語はフィクションです。
この物語に登場する地名、団体、人名は一切関係ありません。




