表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

俺の異世界転生の話

まだまだ始まったばかりですが、よろしくお願いします!

来てしまった。異世界に!夢の異世界に!!しかし、異世界に来れたのはいいが、街や村などではなく、よりによってダンジョンのようなところにとばされたらしい。


「異世界ではじめて見るのがゴブリンだなんて、俺かなり神様に見放されてんのかな?」


そう、俺は今複数のゴブリンに囲まれているのだ。


「まずいまずいまずいまずい!!!」


俺はかなり焦っていた。そりゃそうだろ!いくら夢の異世界とはいえついさっきまで部屋にこもってゲームをしてたんだ。いきなり何も持たないままゴブリンに囲まれて異世界生活スタートなんていくらなんでも……ね?


そんなことを考えていた時、後ろからまたゴブリンがやって来てしまった。


「嘘だろおい!なんではじめっからバッドエンドにむかってんだよ!!」


しかし、ゴブリンたちの様子がおかしい。まるで何かを見つけたといわんばかりに俺を無視して向こうへいってしまった。俺は多少驚きながらもとりあえず一安心……な〜んてはずはなく残っていたゴブリンに捕まった。


あぁ、俺の異世界生活もここで終わりか。まだ何も始まってなかったけどね?


それから30分程たった。

えっ、嘘でしょ?なにまさかの放置なの俺!?

ゴブリンたちが俺を殺しにくる様子が全くない。

というか、物音一つしないんだがどうなってんだ?

すると次の瞬間、奥の方からゴブリンのわめき声と共に武器を持った3人の冒険者?がやって来るではないか!


「おい、きみ!大丈夫か!?」


一番前を歩いてきた桜色の髪でスタイル抜群の美少女剣士がそう聞いてきた。


「ま、まぁなんとか。」


後ろには黒髪の弓使いと金髪の魔法使いがいた。この2人もまた、かなりの美少女である。


「シャルロットっ!まだゴブリンが向こうにいるわ!」


後ろにいた黒髪の弓使いがそう言うと

「それではひとまず、ゴブリンをすべて倒してしまおう。」

そう言って3人は俺を置いてほかのゴブリンを倒しにいったのだった。


そしてまた30分程たった後3人が戻ってきた。ゴブリンってこんなに時間かかるあいてなのか?そんな疑問をいだきつつ、金髪の魔法使いに縄をほどいてもらった。


「それにしてもどうして武器も何も持たないでゴブリンの巣などに来たんだ!」


黒髪の弓使いが俺にそう聞いてきた。まぁ、普通はそうなるよな。


「俺だって来たくてゴブリンの巣にきたんじゃねぇよ!!」


さすがに異世界から来た!なんて言っても信じてもらえないと思い、逆に怪しまれないよう、隣の国から来たと伝えた。


「なるほど、そうだったのか。大変だったな。」

黒髪の弓使いの名前はサクヤと言うらしい。しかし、まだ弓を使い始めたばかり感がすごかった。


そして、金髪の魔法使いの名前はタルト。こちらも魔法使いでありながらまだ初級の回復魔法しか使えないというあきらかな駆け出し冒険者だった。


「なぁ、お前ら。もしかして……」

俺がたずねるとシャルロットと名乗る剣士はこう応えた。


「あぁ、お前が思っているとおり、私達は昨日パーティーを結成したばかりの駆け出し冒険者だ。」


そして俺はこの新米冒険者パーティーに入ることとなった。



読んでいただきありがとうございます!コメントなど頂けると有難いです。次回もよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ