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朱音ノ悪鬼調伏譚  作者: 蒼崎 れい
第弐ノ巻~うたかたの命、とこしえの想ひ~
37/55

Profile No.08:桜華

土御門麗[ID: 87782653]でログイン中


 検索ワード[桜華]に一致する項目が見つかりませんでした。




United Association【統一協会データバンク日本語版.2011年04月21日】TOPに戻る




<夜間巡回報告書>


 溢ヶ浦(いつがうら)地区にて、不審な霊的気配を探知。陰の気は感じられなかったので悪さをするような個体ではないと思われるが、念のため確認に向かった。

 公園の真ん中にある桜の木の枝に、黒い毛をした霊狐を発見。話しかけてみたのだが、そのままどこかへ消えてしまった。


 提出日:1994年04月17日




≪紹介≫



 古くから天原の地に住んでいる黒毛の天狐。元来の穏やかな性格からあまり人前に姿を見せなかったので、記録の類はほとんど残されていない。日本魔術師連盟にほとんど記録が残されていないのも、人にあまり干渉しなかった事に起因する。過去に二回、人と仲良くなった事があったが、二人とも同じ人(魔術師)の手によって殺されて以降、人を――特に魔術師に対して強い憎悪の念を抱いている。真名たる王火(おうか)と、その伏名たる桜華(おうか)は、初めて仲良くなった人――桜華は主と呼ぶ――により名付けられた。死してしまった二人の意志を継ぎ、天原の守護者として居着いている。仲良くなった二人の術者の影響からか、人間の用いる術式も好んで使用する。実は、陽毬よりも少しばかり年下で、過去の陽毬を直接知る数少ない存在。

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