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朱音ノ悪鬼調伏譚  作者: 蒼崎 れい
第弐ノ巻~うたかたの命、とこしえの想ひ~
36/55

Profile No.07:陽毬

草壁朱音[ID: 65779493]でログイン中


黄昏の金剛九尾(????~1945)

事件番号:S343657(旧:ア―〇〇〇〇漆弐)

保有属性:金

特化属性:金


 一五〇〇年代前後から、日本各地の戦場に現れては人間を襲うという行為を繰り返す。しかしこの時すでに妖狐としてかなりの格を有しており、討伐は難航し、一端はそのまま姿を消す。

 明治維新以降再び出現するようになり、大規模な戦場に姿を現しては人間を襲うという行為を繰り返す。数多の魔術師を返り討ちにしてきた圧倒的な強さと凶悪さから、『金色の災禍』とも呼ばれる。

 第二次大戦中にもそれは続き、本土防衛に国内の魔術師が全て駆り出されていたというのもあって、一九四五年六月、ヴァチカンから遣わされた祓魔師によって討伐された。




参照:United Association【統一協会データバンク日本語版.最終更新:1996年02月19日】




≪紹介≫



 豪奢な金毛が特徴的で、記録上は討伐された事になっている大妖狐。詳細は不明だが、平安時代前期にはもういたという記録も存在する事から、天狐に匹敵する能力を秘めていると考えられる。第二次大戦の終戦直前の戦闘により瀕死の重傷を負った事から、全盛期の力は失われているが、それでもなお高い霊格を保有している。虫の息で今にも死にそうであった所を、三代前の鳥羽家の宗主――晴之の曾々祖父――に拾われて以降、鳥羽家に仕えるようになった。四年前に幼い頃一緒に遊んでいた晴之と再会してからは、ベタ惚れ状態。普段は力の消費を避けるために幼女の姿を取っているが、戦闘時は成熟した大人へと姿を変える。力の大半はネックレスによって封印されているが、晴之と唇を交わす事によって一時的に封印が解除される。

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