表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自殺したのに異世界来たら不老不死になっていた。  作者: 三毛犬
第2章:不老不死に憧れた
31/32

30話:監獄の中で語らおう

 古ぼけた口調とは裏腹に若い女の声だった。

 顔を上げて目をこらしても監獄の外にクレナの姿はない。

 それでもはっきりと耳に届いた。


「動くでないぞ。踏み潰してしまうやもしれんからのう」


 クレナは巨大な旋風を巻き起こしながら地面に近づいて来る。

 吹き飛ばされそうになるほど強い風に、ニックは私の体を支えた。砂埃のせいで目も開けていられないどころか顔中が痛い。

 両腕で顔を庇いながら必死で現状を理解しようとした。けれど突然現れた黒くて巨大な監獄、響く声、クレナ、不老不死。そんな一つ対処するだけでも手一杯になるものが一気に押し寄せて来て、私の頭は既にパンク寸前だった。


 風が徐々に止み、顔にかかった砂を払い落とし目を開けた。


 そこにあったのは黒一色だった。何も見えない、まだ目を閉じているような錯覚に陥りそうなくらいの黒だ。

 数秒遅れてクレナが目の前に降りてきたのだと理解した。


「入るがよい」


 その声に導かれ、何もないように思えた壁から扉が浮かび上がる。

 隣で呆けているニックを小突いてやるとようやく我に返ったようだ。驚きのあまり表情が固まっていたのが堰を切ったように動き出す。口から声にならない何かを懸命に話そうとしているので、ひとまずなだめてあげた。

 高揚で頬がみるみるうちに赤くなっていく。


「ほっ、本当に……」

「はい」

「クレナだ、やっと!俺は……今度こそ」


 途切れ途切れで文ですらない言葉が彼から溢れる。

は、と息を吐いて私を見たニックの瞳には涙さえも浮かんでいた。

 熱い手が私の手を握りしめ、扉へと駆け出す。


「行こう!」


 もうずっと長くニックと一緒にいるけれど、こんな風に泣き笑うところを見るのは初めてだ。

 死にたがりの私には彼がどんなに生きたいと望んでいるのか想像するのさえ難しい。

 私と出会う前から不老不死を追いかけていたのだ。自分で飛び降りてこの世界に来てしまった私とは人生の始まりから何もかも違う。

 ただ手に触れている熱が、この先もあるかもしれない。ニックがずっと死ななくて、一緒にいてくれる未来があるかもしれない。それだけで私も泣きたくなった。



 クレナへと続く扉は大きくて重い。手が震えて、思うように動かせないせいもあった。

 それでも二人で力一杯押すと、その隙間から明りが漏れた。

 外壁の黒さとは裏腹に開かれた先は眩しいほどにきらびやかに照らされ視界がくらむ。


 光の中から誰かの輪郭が浮かび上がる。

 その誰かは笑い声をあげながら、訪れた私達の手を取った。


「ようこそ。会えて嬉しい」


 光を集めたような白い肌と髪。

 薄い灰色の大きな目は笑うと半月の形になる。

 美しい体の線が出るドレスで着飾った女性はこの世のものと思えない。

 彼女が『クレナ』であることは聞かなくてもわかった。


 クレナはつないでいた手を引き、勢いよく私達を二人まとめて抱きしめた。


「ああ、本当に不老不死を見つけるとは思わなんだ!この辺りは砂漠ばかりでつまらんと退屈しておったのに、とんだ拾いものをしたものじゃ」


 クレナは頬を両手で包み、顔をほころばせながらくるくると踊るように歩く。

 老人のように話すかと思えば、仕草はまるで少女のようだ。

 絵画の中から出てきたようなその姿に見惚れた。


 しかし、遅れてクレナの言ったことを理解したとき、心臓が止まるような心地さえした。

 彼女は『不老不死を見つけるとは』と言ったのだ。

 私がそうだということがばれている。一体どうして。それはライニールとニックしか知らないはずだ。

 動揺する私をよそに彼女は「あ」、と思い出したように背筋を伸ばした。


「はじめまして、妾の名はクレナじゃ。ま、既に知っておるとは思うがの!」

「あ、はじめまして。アオです」

「ニックです」


 よろしく、と改めて三人で順番に握手を交わす。

 ……違う!挨拶も大事だけど同じくらい、聞かなきゃならないことが。


「あの、私」

「おぬしら、腹は減っておらぬか?ここには食糧が山ほどあるゆえ、食べながら妾と話でもしようぞ」


 食糧、という言葉に反応してお腹が鳴った。

 その音が聞こえたようで、クレナはおかしそうに笑う。

 この流れで本題に入るのはなかなかにつらいものがある。


 ずっと黙っていたニックだったが、ついに我慢できなくなったのか「あの!」と声をあげた。子供のように身を乗り出しそうな勢いだ。


「俺、貴女に聞きたいことが……!」

「わかっておる。ここに来たものは皆妾に質問があるのじゃ。それも一つや二つではなかろう、ゆえに食事をしながらと言うておる。妾も若くはない。立ち話は疲れるのじゃ」


 口を開けて動かない私達にクレナは眉を寄せ、「笑うところじゃ」と不満げに言った。

 不老不死なりの自虐ジョークだったらしい。わかりにくい。


 クレナの細い腕に連れられて奥の部屋へと通される。

 監獄みたいな外観をしているくせに中は対照的にきらびやかだ。天井にシャンデリアとか飾ってるし。

 どこぞの王族が暮らしていそうな、つい最近まで寝泊まりしていた場所と似た雰囲気を感じる。

 けれど城と決定的に違うのは、使用人は数人しかおらず、代わりに武装した兵士が常に見える位置に配置されている点だ。

 それが奇妙ではあった。動く監獄、シャンデリア、兵士、クレナ。調和の取れていないものを一カ所に詰め込んだみたいだ。



 大きな丸いテーブルにつくなり次々と料理が運ばれ、こちらも城にいたころと遜色ない、むしろそれよりも豪華だ。

 クレナはこの監獄で想像よりも良い暮らしをしているらしい。


「妾のお気に入りの料理人が作っておるのじゃ。遠慮なく食べるがよいぞ」


 勧められるままに香ばしい香りをさせている肉を口に運ぶ。

 過去類を見ないほどにおいしかった。遠慮なんて考えられなくなるくらい、次々とフォークに刺しては口の中へ放り込んでいく。

 なんせ数時間前まで食べていたのは草と不味すぎる丸薬だ。それはニックの方も同じで、目を輝かせながらほおばっていた。


「良い食べっぷりじゃ!」


 謙虚さも何もない私達の様子にクレナは満足そうだ。

 ふと彼女の皿に目を留めると、数口しか食べていないことに気がついた。


「あの、貴女は食べないのですか?」

「む、忘れておった。ついおぬしらを見るのに夢中になってしもうて」

「すみません。こんな遠慮なしに……」

「よいよい!妾、人が食べているのを見るのが好きなのじゃ。客人のために用意したのじゃから、存分に食べるがよいぞ」


 にこにこと笑みを絶やさず、まるで観察するみたいに見つめられ気恥ずかしさを感じる。それでも空腹には抗えず、結局また目の前の料理に手を伸ばした。


 ある程度腹が満たされたところでクレナに視線を向けた。

 相変わらず料理は数口しか食べておらず、頬杖をついて私達を眺めている。

 ニックはというとまだ食べたりないようで、ずっと何かを頬張っていた。


 さっきクレナは、食事をしながら話をしようと言っていた。

 正直質問は山ほどあるのだが、どこから聞いていいかわからない。今のところこの人が私の唯一の希望なのだ。機嫌を損ねて追い出されでもしたら苦労が水の泡になってしまう。


 緊張で喉が渇く。コップの水を一気に飲み干して、覚悟を決めた。


「本当に不老不死なんですか?」


 不躾すぎた、と後悔するも口に出してしまったものは戻らない。ニックが不安そうに、けれども好奇心が抑えきれていない様子で私とクレナを交互に見る。

 クレナは少しも表情を変えずに言った。


「本当じゃ」


 あっさりと肯定され、次の言葉に詰まった。

 手も口も止まっている私達に、クレナは「くくっ」といたずらっぽく笑いをこぼした。


「驚いておるな!妾、その顔を見るのが大好きじゃ。他に質問はないか?何でも答えるぞ」


 私が口を開けないでいると、ニックがおずおずと挙手した。


「じゃ、じゃあ俺からも」

「うむ」

「どうして俺達を中に入れてくれたのでしょうか。それにこんな、豪華な料理まで……」

「妾と同じ、不老不死だからじゃ」


 そう断言したクレナはやはり私が不老不死であるということに確信を持っている。

 憶測や、当てずっぽうでは決してない。

 心臓が再び音を立てて動く。握りしめた拳はじわりと汗が滲んだ。


「どうして、不老不死だと知っているんですか?」

「何故か……。ふむ」


 彼女が考え込んだのを見て途端に嫌な想像が頭を駆け巡る。

 アコルは不老だという疑いをかけられ、それだけであんな死に方をしたのだ。

 もし私がそうだということが誰かに漏れているのなら。

 アコルのように人間扱いされず、死ぬことができない私は永遠におぞましい使われ方をされるかもしれない。


 ぎゅっと目を閉じて落ち着こうとした。

 けれど絞り出した声はどうしても震えていた。


「あの、どこかで私のことが噂になっていて、それが貴女の耳にも届いたんでしょうか……」

「む!違うぞ、不老不死の情報は妾のもの以外は流れておらん。おぬしらのことも、さっきこの目で見てから気づいたのじゃ」


 不安が杞憂に終わり、ようやく体の力が抜けた。

 自分が思っているより動揺していたようで、寸前に口に入れたものさえ覚えていない。

 クレナは申し訳なさそうに眉を下げた。


「すまぬ。妾が言いよどんだせいでいらぬ心配をかけたな」

「いえ、そんな。大丈夫です」

「まあちと説明が難しくてな。何故不老不死だと見抜けたのかは、妾の特性ゆえなのじゃ。人に言っても理解できん者が多くての」


 クレナは「むむむ……」と、うなりながらしばらく考えていると、急に思いついたように手を叩いた。


「話すよりやって見せた方がよい!そろそろ腹も膨れてきた頃じゃろう。妾について参れ!」


 そう言ったそばから立ち上がり、料理をほっぽりだして部屋の奥の道へと歩いていく。

 あまりの自由ぶりに面食らったが、私達は彼女を追いかけるしかない。それに彼女が与えてくれる知識と刺激は、食べ物よりも魅力的だ。

 もっと知りたい、もっと聞きたい。

 クレナに出会う前より、彼女を渇望している。




「ここじゃ、ここじゃ!」


 クレナに案内されたのは雑多に魔族と物、それと魔獣がひしめき合う大部屋だった。建物全体が静まり返っていたというのに、この部屋だけはあちこちから話し声が聞こえてくる。

 清潔感なんてものはほど遠く全てのものが無秩序だ。

 どこに注目すればいいのか、ここは一体何なのか考えること自体無駄に思えるほどの光景に私とニックは揃って絶句した。


 床や壁にすら物があふれかえり、動く度に何かにぶつかりそうになる。

 そう考えた矢先、つま先が何かに当たった。

 その丸い形をした何かは私に蹴られた拍子にぽんぽんと数回跳ねて転がっていく。

 そして恨めしそうに私にこう言った。


「おい、蹴るな」


 口なんてない。それどころか目も鼻も耳もない、ただの玉から声がした。


「ボールが喋った!!!!」


 これは魔獣なのだろうか?でもこんな、生き物にすら見えない物体、この世界でも異端であることは流石の私でも分かる。


「蹴るものじゃないぞ」


 不満げな奇妙な喋るボールをまじまじ眺めていると、向こうから走ってきた少年がそれを拾い上げた。


「そうだよ。これはこうやって遊ぶんだ!」


 少年は別の少年達に片手を振る。そして玉を持っていた腕を思い切り振り上げ、ドッジボールのように力一杯投げた。

 玉はまだ何か話していたが、少年達に再び捕まりボールとしての役目に戻った。


「あれは生き物ですか?」

「いや、生きてはおらん。魔法であのようになっておるだけじゃ」

「……何でそんな魔法を?」

「物が口をきいたら面白いと思っての」


 つまり、特に意味はない。

 いつの間にか離れたところにいたニックが腕に猫を抱えて「こいつ、人間の歯が生えてる!!」と想像もしたくないようなことを大声で叫んでいる。


「この部屋には何があるんですか?」

「色々じゃ。ひと言では言い切れん。ここは妾の遊び部屋なのじゃ」

「遊び……」

「不老不死の時間は長い。悠久のときを生きているとたまに退屈になるのじゃ。その退屈を紛らわすために作ったのがこの部屋じゃ」


 クレナはここに魔法使いや魔獣を詰め込んで、日々新しい魔法や物、生物を生み出させているらしい。

 人道的にどうなのかという議論の余地はあるが、なるほどこういう気の紛らわし方もあるのか。


「ここは便利での。遊び以外にも使い道は色々ある」


 クレナは傍にいた魔法使いを一人呼び寄せる。

 彼はクレナに耳打ちされた言葉に頷くと、持っていた四角い容器の蓋を開けた。中には透明でどろっとしたスライムような液体が入っている。

 魔法使いはぶつぶつと言語とは思えないような音を口から響かせた。その手は液体をこねるようにかき混ぜ、すると次第に液体は固形物へと変わっていく。


 さっきまで猫に夢中だったニックも興味がこちらに移ったらしい。

 暴れていた猫を解放して箱に顔を寄せた。


「これは……」

「くくっ、見ておれ。なかなか面白いぞ」


 しばらく眺めていると、かき混ぜている手の内側に小さな泡がいくつも現れた。空気泡のようなものだろうかと思ったそれらは触れ合うと境界線を失い、溶け合う。

 やがて拳くらいの一つの塊となった。不思議なことに、塊の部分だけ淡い赤色に変色していた。

 クレナは口角を上げて瞳を輝かせる。


「これは命を生み出す魔法じゃ」


 魔法使いは手を液体の中から引き抜く。

 さっきまで手の動きに合わせて円を描いていた液体は、赤い塊を中心にして四方にその体を伸ばした。

箱から逃れようともがく姿は一つの生き物のようだ。けれど目や口といった器官が備わっていないことから、視力どころか聴力もないのだろう。


「そんなもの、生物と呼べるんですか?」

「どうじゃろうな。何を生物とするかは個人に判断が委ねられる。妾の基準は、心臓があるかないかじゃ」

「これの心臓は赤い球体の部分なのか」

「うむ。わかりやすくて綺麗じゃろう」


 クレナは微笑みを携えたまま赤い心臓を掴んだ。

 ゆっくりと箱から剥がすように持ち上げ、顔の前にかかげる。


「あと三十三秒じゃ」


 一体何の数字だろう。首を捻る私とニックに彼女は秘密を打ち明ける子供のように言った。


「こやつの寿命じゃ。あと二十七秒」


 言葉にされても理解が追いつかない。けれど減っていく数字に心がざわめいた。


「何故おぬしらを不老不死だと知っていたかという質問の答えがこれじゃ」


 クレナはあと十秒ほどで、この生物が死ぬと言っているのだ。

 ただ蠢いているそれを見ながら数字を一つずつ刻んでいく。

 彼女の目はまだ笑っていた。


「さん、に、いち」


 ぱしゃ、と音を立てて、手のひらからこぼれ落ちた。

 赤色と透明が混ざりながら床に広がる。

 ただの液体へと戻ったそれは、もう動き出すことはなかった。


「妾は生物の寿命がわかる」


 クレナは私達を見ていた。床に散らばった哀れな死骸を見ることなく。

 ただ彼女の能力を示すためだけに生み出されたそれは、役目を終えれば価値は消える。クレナにとってはそういうことなのだろう。

 けれど、生物だと彼女自身が言ったのだ。

 クレナは自分以外の命にあまり関心がないのかもしれない。そう思うと途端に恐ろしくなった。

 これが長い時を生きた者が持つ虚しさなのか。


「偶然では、ないんですよね」

「もちろん。妾、生まれたときからこうでの。全ての生物が持つ寿命を色々見てきたものじゃ。こやつはあと五十年、あやつはあと百七年、あっちにおる者はあと三年」


 そう数を数えるように人差し指で傍にいた魔法使いから順番に示していく。


 眩暈がした。

 クレナも、相変わらず賑やかな周りの声も、足下の液体も全て気持ちが悪い。

 これが私と同種のものだと信じたくない。


 立ちすくむ私の耳にニックの跳ねた声が響く。


「俺、貴女のようになりたいんです!」


 熱を帯びたその声が、私の鬱蒼とした視界を開いた。

 そうだった。私には彼がいたのだ。

 もしも私が果てしない時間を生きなければならないとき、一緒にいると言ってくれた。

 しっかりしないと。ニックの力になりたいから。


 クレナの手のひらに残った残滓を見ても、もうさっきまでのように動揺はしなかった。

 ニックの隣でクレナに向き合う。


「クレナ、貴女の見た通り私は不老不死で、彼はそうじゃない」

「ああ、俺はただの人間だ。寿命なんて、多分あと数十年くらいなんでしょう。……だけど俺は死にたくない」


 神妙な顔つきで、切実に訴えたニックにクレナは心なしか驚いたように眉を上げた。

 ニックが一歩踏み出し、跪いて懇願した。


「不老不死になる手がかりを、もし知っているならどんな些細なことでもいい。教えてください」


 お願いします、そう二人で頭を下げた。

 クレナは視線を動かして私達を交互に見る。

 沈黙の後、「おぬしら……」と呟かれた声に浮かんでいるのは、呆れでも拒絶でもない。それは困惑だった。


「何を言うておるのじゃ?二人とも不老不死であろうが」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ