7,私が直人だというのは
下校のとき、時雨は高麗那と帰っていたのた。
綾音には、体調が悪そうだからと言われて帰っている。時雨がそう思っていたら高麗那は、
「ほんとどうなってるんだろね、時雨って直人くん好きらしいけど…」
そういったら時雨は、驚き赤面して言った。
「え!?てゆうかそうだったの!?私誰も言ってないけど私トランスジェンターだったんだよね…」
そういったら、高麗那は思い出したかのように言った。
「そういや時雨もトランスジェンターかもとか…言ってたきが…」
「そうなんだ…まぁ今はいいや!」
時雨がそういって、志乃亜が少し用事で、遅れて走ってきて言った。
「時雨ちゃんってなんか可愛くなった?」
天然な志乃亜がそういったら、
「ち…違うんじゃない?多分…」
そういって、志乃亜は時雨に近づいて言った。
「ねぇ!時雨ちゃんは直人くんが好きなんだっけ?でも今…直人くん眠ってる…でも大丈夫だよ!?」
そういって、志乃亜なりに慰めた。
時雨はそう言われて、ちょっとはずかしがりながら言った。
「わ…わかってるし!とりあえず家着いたから!」
そういって、時雨は家に入った。
「ただいまー!まぁだれもいないんだけど!」
家に入って、時雨はそういって、自分の部屋に行こうとしたが洗面所からタオルをとった。
「暑いなぁ…それに眠い…ちょっとねよかな…」
そういって、とりあえず軽い服に着替えようとしたら、
「っにしても肩痛い…筋力下がってるのに加えて胸も大きいし…」
そういいながら、服を脱ぎ、タオルで身体をふいた。
「暑すぎる…クーラー入れよ…勉強とかする気できんし…テスト終わっててよかったわ…」
そういって、自然とベッドにねてしまった。
「ふぁ…もう夕方…って寒…下着で寝ちゃったのか…」
寝てしまったのを思い出し、すぐに起きたら明日斗が、
「おーい…時雨?ご飯でき…ってお前服着ろや!俺だって恥ずかしいわ!」
そういって、すぐに服を着てリビングに行った。
「ったく…お前女の子だろ?料理できてもやっぱり時雨だな」
そういわれて、時雨はちょっと反省した。
実際疲れていたので、あんまりおこらなかったが。