4.私はここにいるわけないが
とりあえず風呂を沸かそうとしてスイッチを入れたが動かなかった。
「あれ?壊れたのかな…ちょっとおにぃ!」
そういって、明日斗を呼んだのだが明日斗は、
「いや時雨忘れたの?今壊れてるっていっただろ?」
「え?あぁそうだったよね!じゃあ銭湯いくの?」
「いや昨日もそうだろ?とりあえず行くから準備しろよ!」
そういって、明日斗は部屋に戻ったが時雨は、
「どうしよう…私今女の子でも女湯とかいやだよ!?まだ慣れてたいのに…」
そういったがしぶしぶ部屋に戻って準備をした。
「準備できたよおにぃ!もういく?」
時雨がそういったのだが明日斗は、
「いや俺をおにぃってやめろし!とりあえずいくぞ時雨!」
明日斗はちょっと顔を赤くしながらいって、そとに行った。
「ほいついたぞ、じゃ一時間くらいでまた、」
銭湯につくなり、明日斗はそういって、入っていった。
「ったくもう!ってあれ…志乃亜!?」
そういって、時雨は建物にすぐに入った。
志乃亜は直人の幼馴染みではあった。
一応時雨とは仲がいいらしく、いつもしゃべったりしているそう。
とりあえず気づかれないように銭湯に入り、着替え初めた。
幸い、ほとんど誰もいなく、気にせず風呂に入れそうでよかったと思ったら志乃亜と高麗那がきた。
「あっ!時雨ちゃん!さっき何も言われないから大丈夫かなって思ったよー!」
「え…えっと…志乃亜ちゃん?いやごめん!」
そういっていたら、志乃亜は服を脱ぎ始めたのだが、時雨は赤面して、
「ち…ちょっと!?」
「どうしたの時雨ちゃん?もしかして脱がせてほしい?」
「ち…違うし!ちょっと隅で脱ぐし…」
そういって、時雨がすみにいって服を脱いだ。
「流石に恥ずかしい…でも女の子同士だったら絶対大丈夫だろ!」
そういって、頑張って出てきた。
「やっぱり時雨ちゃんも胸大きいなぁ…いいなぁ…」
恥ずかしながらも出てきて、志乃亜がいってきた。
「いやそんなことないって!私は気にしてないけどね!」
そういってきたら、志乃亜が近づいてきたのだが、志乃亜がこけて、時雨の胸をさわってしまった。
「ご、ごめん時雨ちゃん!」
「う…うん、別にいいけど…っていいから早くいこ!だいたい45分でおにぃと集まらないといけないから!」
そういって、時雨たちは浴場に行った。