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第五話

佐奈ちゃんと会話しいいな生身の人間はこう透け感がなく安心するよ。

私がホッとした顔をして佐奈ちゃんを見ていると


「本当に疲れてるねどうしたの?大丈夫?」


と優しい言葉を掛けてくれてる。

が疲れた理由が突然霊が見えるようになったなんて言ったらヤバイやつと思われてしまう。


「あ、うん大丈夫。」


と返事をしたところでチャイムがなり担任が朝礼の為に来るとやはり担任の背にも守護霊がいる。

見た目倍の人に溢れてる教室は感覚で息苦しく倒れそうになる。

守護霊とぶつかっても痛くはないが気分的には微妙なのだがそんなことを考えていると授業が始まった。

…………困ったな守護霊が邪魔で黒板が見えないイヤ見えるんだけど硝子を幾重に重ねた先に文字があるように見えて本当に困ってしまった後で佐奈ちゃんに見せてもらおうと思っていると私の前席のクラスメイトの守護霊と目が合う……ジーッと見られ参ったなと思うが朝からの衝撃で血迷った私は某サッカー選手のフリーキック時にするもっと左という手の動作をしてみるとススーッと避けてくれた。

声を出さずにありがとうとお礼を言うといやいやとその守護霊は手を振った。

……コミュニケーションが取れてしまった。

人の背後を見る→それを目撃される→あいつ霊が見えるらしいぜ→コミュニケーションもとれるらしいぜ→遠巻きにされる

ヤバいこのままでは下手すると不思議ちゃんキャラになってしまうそうなるとクラスのヒエラルキー外の存在になりクラスメイトに避けられてしまう頭の中でもそう結論付け状況を打破しないとと授業に全く集中出来なかった。

放課後佐奈ちゃんに


「ゴメン用事ができたから一緒に帰れないや。」


と断りを入れ一人で帰ることにした。

こんなことになったのはラニーのせいだよね絶対願望成就エリアは何処だ探さないとね。


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