表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/38

一章 密会




「おいで」


 キィ……バタン。


「けど、話なら普通に部屋で良かったんじゃないかい?どうせ夕食摂っていないんだろう?」

 訝る成人女性の声。対し、相手の返事は無い。

「幾ら忙しい新聞記者でも、インスタントラーメンぐらいは出せるんだよ。……まぁいいか」


 シャラン。


「今日誕生日だったろ?こっち来な。着けてあげるよ」


 カチャカチャ……パチン。


「OK。うん、やっぱ良く似合うね。ちょっと待ってな、今鏡出してあげるから」


 ガサガサッ。


「ねぇ知奈。お姉ちゃんも大事な話あるからさ、帰るのはちょっと待ってて」

「………」

「あ、そうだ。終わったらラーメン屋行こうよ。飲み会の〆によく行く美味い店があるんだ」


 カチャッ……カチャッ……。


「あった。ほら、見て御覧―――知奈?」


 はぁ………はぁっ……!


「どうしたの知奈!?汗びっしょりだよ!まさか、また『あいつ』に何か打たれて」


 ザシュッ!!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ