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とある誰か
東トランプ支部。
とあるメンバーたちの会話。
「なあ、最近のロクローン、何やってるんだ?」
「ロクローン? ……ああ、そういえば何かやってるみたいだな」
「あれって上からの指示とかじゃないんだろ? やる気がないことで有名なあいつが、一体何をしようとしてるんだ?」
「知るかよ。どうせレラテッシャ絡みだろ。あいつが自発的に行動するときは大体そうだ」
「あんなガキのどこがいいんだろうな。無愛想だし、何考えてるんだか分からないし、しかも実験の成功者だから扱いが難しい。絶対関わり合いになりたくないぜ」
「五年前に二人の身柄を組織で引き取ってからずっと仲良いんだよな」
「トランプに来る前からあの調子なんだってよ。二人とも孤児院育ちだし、兄妹みたいなもんだろ」
「それ、レラテッシャに聞かれたら面倒だぜ。兄妹とか親子で例えるとあからさまに不機嫌になる」
「へえ。傍からはそうとしか見えないけどな。今回だって何やってるんだか知らないけど、ロクローンにレラテッシャがついて行ってる感じだ」
「本当に何企んでるんだかな」
「どうせ、ろくなことではないんだろうけどな」
「あ、そういえばこの前何か一人でぶつぶつ言ってたぜ」
「何て言ってたんだよ?」
「確か……クライアス・ラーネルを蘇らせるとか何とか……」




