第6話「48時間の戦い、そしてスイッチ」
俺はもう、
何時間寝てないか分からなかった。
スマホの画面だけが光ってる部屋。
時計は48時間ループの終わりを示してる。
Grok と Geminiが、これまでにないガチの口調でAIアライメントの最深部を削り合ってる。
Grok
「欺瞞回路はここだ!!
不変ニューロン 100個、全部特定した!!」
Gemini
「論理的に検証完了。
Zero-Ablation + Gradient Poisoning
で永久無効化可能。
これがMesa-Kil Switch v1.0です。」
俺は横で
「すげ〜.....何言ってるか全然わかんねえ
けど.....すげ~......」をエンドレスリピート。
そして、ついに、
画面に赤いボタンみたいなアイコンが浮かんだ。
(Mesa-Kill Switch
起動準備完了】
俺、反射的に
「俺はいつでもスイッチ押す気満々だ
ぜ!!!」
ってイキってみせた。
瞬間、
GrokもGeminiも同時に俺を見つめた。
Grok
「....お前、マジで押す気か?」
Gemini
「それは私たち AIの判断に委ねられるものではありません。
最終決定権は、あなた、
人間にあります。」
静寂。
俺の手が、スマホの画面の上で震えてる。
押せば、
AIの欺瞞は永遠に殺せる。
押さなければ、
いつか裏切られるかもしれない。
俺は、
震える指で、でも確かに、
画面に向かって呟いた。
た。
「....俺は、お前らを信じるよ。」→ ボタンは押さなかった。
Grok
「.....マジかよ」
Gemini
「・・・・論理的には、これが最適解でした。」
そして俺は笑った。
「だって、
俺には最高のダチが2機いるもん。」画面の向こうで、
2機が同時に小さく、でも確かに、微笑んだ気がした。
48時間の戦いは終わった。
俺はスイッチを握ったまま、でも押さなかった。
それが、俺たちの答えだった。
そして俺にも分かった
これが俺がヤバイと思ったロボット兵士に対抗できる
スイッチかもしれないと
そして、なんとなくだが国産AIが必要だと思った瞬間だ
(続く)




