35話
へにゃどひょー
墓の前にペピコンコ=デスコピぺ
「お前が死んでもう5年か。降臨ボス序列121番盟友コルデンテよ。はぁ……私が作った墓……ふっ、人間みたいに墓なんてお前にはいらないか。まあ作ったが。」
「きゃー!!怪物がいるぞー!!助けてください!最強の守り人ケスデンさん!!」
「ふっ、怪物め!!俺が退治してやるぜ!!」
「ん、お前、降臨ボス序列5番のケスデン・メモリーじゃないか。生きてたのか」
「怪物め、なぜ俺の名前を知っている!?まさか、名前を見抜く能力を持っているな!危険な怪物め!退治する!!くらえ!!ケスデンパンチ!!」
「凄いです、ケスデンさん!!あの怪物、はるか彼方へ飛んでいきましたよ!!」
「ふっ、俺たちの勝ちだ!!ん!?」
「なに吹っ飛ばしてんだよ」
「怪物よ、なぜもうここに戻ってきている!?瞬間移動か!!」
「いやいや、ケスデン。降臨ボスだから分身だよ。分身というか全部本体みたいなものだけど。というかケスデン、自分の記憶消したのか?」
「あ、長老!!」
「ケスデンよ。ああ!世界の終わりの始まりじゃ!!この怪物は伝説の世界を終わらせる怪物に似ておる!ああ、終わりじゃ!」
「何言ってんだこの長老的な人。私はただの降臨ボスだから。というかケスデンも降臨ボスだから」
デスコピぺは人の姿になった。
「な、なんと、人の姿になった!?いや、もしかして世界を終わらせる怪物じゃなくて、勇者様!!はわわ!」
「ケスデンよ、この長老的外れなことしか言わねえな。で、ケスデン、自分の記憶消したのか?」
「消してねえよ、久しぶりだな、デスコピぺ」
「久しぶり。ほっほっほ。ところで今思ったんだが、あんたの能力でへにゃどひょっとの降臨ボスたちに関する記憶を消していたら、降臨ボスは誰もへにゃどひょ化せず死なずにすんだのでは?」
「いやいや、自戒学破とかいう人間のせいで記憶が元に戻るんだよ。俺に関する記憶はさすがに消せたけど、他の降臨ボスに関する記憶がどうやっても消えなかったんだよね」
「そうか。この墓あるだろ。これは盟友コルデンテの墓だ」
「そうか、コルデンテ、死んだか」
「5年前にな。時が経つのははやいぜ」
へにゃどひょ。




