30話
へにゃどひょー
国務大臣知名度ランキング
2位内閣総理大臣
1位は……
へにゃどひょ大臣!!
「へにゃどひょ大臣へにゃ。先代のへにゃどひょ大臣は反へにゃどひょ大連合の悪玉 菌が殺したと噂されているどひょが、まあおそらくそうだろうへにゃ。うんうん。まあ悪玉 菌は死んだからよし!へにゃどひょ大臣!大臣頑張るへにゃ!」
「うおおー!!へにゃどひょ大臣!!」
「サインくださーい!」
その頃の違う場所にいるへにゃどひょたち。
「内閣総理大臣って、国務大臣に入るのへにゃ?」
「広義には入るらしいへにゃ」
「講義庭??」
「広義には……」
その頃の警視総監の部屋。
私は警視総監の察野 特上。
日本の殺人事件の9割は未解決事件なのだが、なぜか、最近未解決になるような殺人事件がパタリと起きなくなった。
いったいどうして……どうしてなんだろう……?まあいいことなんだが。
その頃の一転士 杉太
「くそ、殺人欲求が満たされない!くそ、降臨ボス序列2位リーベル!許さねえ!あいつのせいで全く人を殺せてないじゃないか!くそ、なんでだよ!ただいま!」
「あ、杉太兄さん!杉太兄さんが殺人未遂したって嘘だよね!杉太兄さんだけは人を殺さないと思っていたのに!」
「当たり前だろ手間線!俺が人を殺そうとするわけがないじゃないか!」
「そ、そうだよね。信じてるから!警察にも通報しないよ!」
「えー?殺人未遂してないのー?私はね、殺人をしようとする杉太兄さんカッコいい!って思ってたのに!」
「何を言ってるんだ隊代!殺人をすることがカッコいいわけないじゃないか!ねえ、杉太兄さん!」
「うん、そうだな」
「はっはっは!警察だ!警察が自宅を張り込んでいないわけないだろ!まんまと現れやがったな殺人未遂犯が!逮捕する!」
「くそ、全部リーベルのせいだ!」
杉太は全力で逃げた。
「はぁはぁはぁ、リーベルめ、どうにかして殺したい!くそ、へにゃどひょっとと手を組むか。いや、しかし、うーん、くそ、待ってたら勝手にへにゃどひょっとがリーベルを殺してくれないだろうか!クソが!海外に行くのもありか?いやー、うーん!」
へにゃどひょ。